【Outlook】予定表に「リマインダー」を15分前以外に変更する既定設定

【Outlook】予定表に「リマインダー」を15分前以外に変更する既定設定
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Outlookの予定表では、新しい予定を作成するたびにリマインダーが自動で「15分前」に設定されます。しかし、業務の都合や個人の好みによっては、この既定時間を30分前や1日前に変更したいとお考えの方も多いでしょう。この記事では、Outlookでリマインダーの既定時間を変更する方法を、バージョン別に詳しく解説します。設定手順を正しく行えば、毎回手動でリマインダーを変更する手間を省くことができます。

【要点】リマインダー既定時間を変更するには

  • 新しいOutlook: 歯車アイコンから「設定」→「予定表」→「イベントの既定」で変更します。
  • クラシックOutlook: 「ファイル」→「オプション」→「予定表」→「予定表の既定値」で変更します。
  • 注意点: この設定は新規作成する予定のみに適用され、既存の予定には影響しません。
  • 組織のポリシー: グループポリシーで上書きされる場合があり、そのときは個別変更ができません。

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Outlookのリマインダー既定時間について

Outlookの予定表では、新しい予定や会議を作成するときに、リマインダーが自動的に「15分前」で設定されます。これはOutlookの既定値であり、多くのユーザーにとって使いやすい時間ではありますが、すべての人に適しているとは限りません。たとえば、外出が多い営業職の方は30分前、締切が重要なプロジェクトでは1日前など、状況に応じてリマインダーを変更したいケースがよくあります。

リマインダーの既定時間は、Outlookのバージョン(新しいOutlookとクラシックOutlook)によって設定場所が異なります。また、Microsoft 365の管理センターやグループポリシーを使用して、組織全体で統一することも可能です。この記事では、個人で設定する方法と、管理者向けの一括設定方法を紹介します。

なお、Outlook on the web(ブラウザ版)では、リマインダーの既定時間を変更する機能は提供されていません。Web版でリマインダーを変更する場合は、個々の予定ごとに手動で設定する必要があります。

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新しいOutlookでリマインダー既定時間を変更する手順

新しいOutlook(Outlook for Windowsの新しいバージョン、またはOutlook for Mac)では、設定画面が簡素化されています。以下の手順でリマインダーの既定時間を変更できます。

  1. Outlookを起動します。
    Windowsの場合はスタートメニューから、Macの場合はアプリケーションフォルダからOutlookを開きます。
  2. 画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。
    歯車アイコンは検索バーの右側にあります。クリックすると「設定」ウィンドウが開きます。
  3. 左側のメニューから「予定表」を選択します。
    「全般」「メール」「予定表」などの項目が表示されます。「予定表」をクリックしてください。
  4. 「イベントの既定」セクションまでスクロールします。
    「イベントの既定」には「予定の既定の長さ」「リマインダー」などのオプションがあります。
  5. 「リマインダー」のドロップダウンリストから希望の時間を選択します。
    選択肢には「15分前」「30分前」「1時間前」「1日前」などがあります。目的に合った時間を選びましょう。
  6. 画面右上の「×」ボタンをクリックして設定を閉じます。
    変更は自動的に保存されます。設定を閉じた後、新しい予定を作成してリマインダーが正しく反映されているか確認してください。

この手順で設定したリマインダーは、今後作成するすべての新しい予定に適用されます。ただし、既に作成済みの予定には影響しませんので、個別に変更する必要があります。

クラシックOutlookでリマインダー既定時間を変更する手順

クラシックOutlook(従来のOutlook for Windows)を使用している場合、設定場所は「オプション」画面内にあります。以下の手順で変更してください。

  1. Outlookを起動し、「ファイル」タブをクリックします。
    左上の「ファイル」をクリックすると、バックステージビューが表示されます。
  2. 「オプション」をクリックします。
    「ファイル」画面の左下に「オプション」ボタンがあります。クリックして「Outlookのオプション」ダイアログを開きます。
  3. 左側のメニューから「予定表」を選択します。
    「全般」「メール」「予定表」などのカテゴリがあります。「予定表」をクリックしてください。
  4. 「予定表の既定値」セクションを見つけます。
    「予定表の既定値」には「既定のリマインダー」という項目があります。
  5. 「既定のリマインダー」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
    チェックが入っていないとリマインダーが無効になります。オンになっている場合、その横のドロップダウンで時間を選択できます。
  6. ドロップダウンから希望の時間(例:30分前)を選び、「OK」をクリックします。
    「15分前」「30分前」「1時間前」「2時間前」「1日前」などから選択できます。「OK」を押すと設定が反映されます。

設定後はOutlookを再起動する必要はなく、すぐに新しい予定に適用されます。万が一反映されない場合は、Officeの更新プログラムが最新であるか確認しましょう。

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グループポリシーで一括設定する方法(管理者向け)

企業や組織でOutlookを管理している場合、グループポリシー(GPO)を使ってユーザーのリマインダー既定時間を一括で設定することができます。これにより、個々のユーザーが設定を変更できないようにしたり、統一した時間を強制したりすることが可能です。以下の手順は、Windows Serverのグループポリシー管理エディターを使用します。

  1. グループポリシー管理コンソール(GPMC)を開きます。
    サーバーマネージャーまたは管理ツールからGPMCを起動します。
  2. 適用したいOU(組織単位)を右クリックし、「このドメインにGPOを作成し、ここにリンクする」を選択します。
    新しいGPOに「Outlookリマインダー設定」などの名前を付けます。
  3. GPOを編集します。
    右クリックメニューから「編集」を選び、グループポリシー管理エディターを開きます。
  4. 「ユーザーの構成」→「管理用テンプレート」→「Microsoft Outlook 20XX」→「Outlookのオプション」→「予定表のオプション」に移動します。
    バージョンによってパスが異なります。例えば「Microsoft Outlook 2016」などです。
  5. 「リマインダーの既定の時間を指定する」ポリシーをダブルクリックします。
    このポリシーを「有効」にし、ドロップダウンから希望の時間(例:30)を選択します。単位は分です。
  6. 「OK」をクリックし、GPOを閉じます。
    変更を保存し、クライアントPCで「gpupdate /force」を実行してポリシーを反映させます。

この設定を適用すると、ユーザーはOutlookのオプションからリマインダーの既定時間を変更できなくなります。管理者は注意して設定してください。

注意点と失敗例

設定が保存されない場合があります

設定を変更しても、Outlookを再起動すると元に戻ってしまうことがあります。これは、ユーザーのプロファイルが破損しているか、レジストリの設定が競合している可能性があります。この場合、Outlookプロファイルを再作成するか、レジストリエディターで「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Preferences」の「ReminderDefaultMinutes」を直接編集してみてください。値を希望の分数(例:30)に変更します。

グループポリシーで上書きされることがあります

組織でグループポリシーが適用されている場合、ユーザーが個別に設定を変更してもポリシーで上書きされます。そのため、設定が反映されないときは、管理者に問い合わせてポリシーの設定内容を確認しましょう。自分で変更したい場合は、ポリシーの対象外となるテスト用OUに移動するなどの対応が必要です。

新しいOutlookとクラシックOutlookで設定が連動しません

新しいOutlookとクラシックOutlookは別のアプリケーションとして扱われ、設定ファイルも異なります。そのため、一方でリマインダーを変更しても、もう一方には反映されません。両方のOutlookを使用している場合は、それぞれで設定を行う必要があります。

リマインダー設定の比較表

項目 新しいOutlook クラシックOutlook
設定場所 設定(歯車)→予定表→イベントの既定 ファイル→オプション→予定表→予定表の既定値
対応バージョン Outlook for Windows(新しいUI)、Outlook for Mac Outlook 2013/2016/2019、Office 365(クラシック版)
選択可能な時間 15分前、30分前、1時間前、1日前など 0分(なし)、15分前、30分前、1時間前、2時間前、1日前など
グループポリシー対応 可能(管理用テンプレートで設定) 可能(管理用テンプレートで設定)
注意点 設定は即時反映、既存予定には無効 設定は即時反映、既存予定には無効

よくある質問

Q1. 既存の予定のリマインダーもまとめて変更できますか?

既定の設定を変更しても、既に作成済みの予定には影響しません。既存の予定のリマインダーを一括で変更する機能は、標準のOutlookにはありません。ただし、VBAマクロやサードパーティ製ツールを使用することで可能になる場合があります。例えば、すべての予定を検索してリマインダーを一括設定するマクロを作成することもできますが、データの破損リスクがあるため注意が必要です。

Q2. リマインダーを無効(なし)に設定できますか?

はい、できます。クラシックOutlookでは「既定のリマインダー」のチェックを外すと、新しい予定にリマインダーが付かなくなります。新しいOutlookでは、リマインダーのドロップダウンで「なし」を選べば同様に無効化できます。ただし、リマインダーなしの状態で予定を作成すると、うっかり忘れるリスクがあるため、必要な予定には個別にリマインダーを設定することをおすすめします。

Q3. Outlook on the web(ブラウザ版)でも既定のリマインダーを変更できますか?

Outlook on the webでは、リマインダーの既定時間を変更する設定は提供されていません。Web版を使用する場合は、新しい予定を作成するたびにリマインダーを手動で設定する必要があります。ただし、Outlook on the webの「設定」メニューには「イベントの既定のリマインダー」のような項目はないため、現時点では変更できません。Microsoft 365の管理者がExchange Onlineの設定を変更することで、組織全体に適用できる可能性もありますが、一般的な方法ではありません。

まとめ

Outlookの予定表リマインダーの既定時間を15分前以外に変更する方法を解説しました。新しいOutlookとクラシックOutlookでは設定手順が異なりますので、ご自身の利用環境に合わせて操作してください。また、組織でグループポリシーが適用されている場合は、個人設定が反映されないこともあります。設定後は必ず新しい予定で動作を確認しましょう。この記事を参考に、自分に最適なリマインダー時間を設定して、スケジュール管理をより効率的に行ってください。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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