【Outlook】OutlookアドインがTrust Centerでブロックされる時の許可手順

【Outlook】OutlookアドインがTrust Centerでブロックされる時の許可手順
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Outlookでアドインを使用しようとしたところ、「このアドインは管理者によってブロックされています」というメッセージが表示されることがあります。これはMicrosoft 365のセキュリティ機能であるTrust Centerが原因です。本記事では、Trust CenterでブロックされたOutlookアドインを許可する手順を詳しく解説します。

【要点】Trust CenterでブロックされたOutlookアドインを許可する手順

  • グループポリシーまたはレジストリの編集: ローカル環境でアドインのブロックを解除するには、グループポリシーオブジェクトまたはレジストリを編集します。
  • Exchange管理センターでの設定: 組織全体でアドインを許可するには、Exchange管理センターの組織の設定を変更します。
  • セキュリティセンターの設定: 個別のユーザーがアドインを有効にするには、Outlookのセキュリティセンターで設定を変更します。

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Trust CenterがOutlookアドインをブロックする理由

Trust CenterはOutlookのセキュリティ機能です。悪意のあるアドインがOutlookやExchange Onlineにアクセスするのを防ぐために、信頼されていないアドインを自動的にブロックします。例えば「COMアドイン」や「Exchangeクライアント拡張」は、高い権限を持つため特に注意が必要です。また、アドインが信頼できる発行元から署名されていない場合もブロックされます。このブロックは組織のポリシーや個人のセキュリティ設定に基づいて行われます。例えば、ある企業でMicrosoft Bookingsアドインがブロックされた事例があります。

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Outlookアドインを許可する具体的な手順

ここでは3つの方法を紹介します。管理者権限が必要な場合もあります。

  1. グループポリシーでアドインを許可する:
    まずgpedit.mscを開きます。コンピューターの構成→管理用テンプレート→Microsoft Outlook 2016→セキュリティ→セキュリティセンターと進みます。「アドインのリストを指定する」ポリシーを有効にし、許可するアドインのProgIDを追加します。例えば「MyAddin.Connect」のように入力します。
  2. レジストリを直接編集する:
    グループポリシーが使えない環境ではレジストリエディタを使用します。regeditを起動しHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Securityに移動します。DWORD値AddinListを作成し、許可するアドインのProgIDを設定します。数値データにProgIDの文字列を入力します。
  3. Exchange管理センターで組織全体の設定を行う:
    管理者はExchange管理センターにサインインします。「組織の設定」→「アドイン」を選択し、許可するアドインを追加します。たとえば「Microsoft Bookings」アドインを追加することで全ユーザーが利用可能になります。
  4. Outlookのセキュリティセンターで個別に許可する:
    Outlookを開き「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」をクリックします。「アドイン」カテゴリで「すべてのアプリケーションアドインを有効にする」にチェックを入れます。ただしこれは推奨されません。
  5. デジタル署名を確認する:
    アドインが署名されている場合、信頼できる発行元として追加することでブロックを解除できます。Outlookのセキュリティセンターで「信頼できる発行元」に追加します。

アドイン許可時に注意すべきポイント

落とし穴1: グループポリシーの反映に時間がかかる

グループポリシーを設定しても、クライアントに反映されるまでに最大90分かかる場合があります。即座に反映が必要な場合はgpupdate /forceコマンドを実行します。ただし、グループポリシーの変更は管理者権限が必要です。

落とし穴2: レジストリ編集の誤り

レジストリのProgIDを間違えるとアドインが有効になりません。正しいProgIDはアドインのドキュメントや開発者から確認してください。大文字小文字も区別されます。例えば「MyAddin.Connect」と「myaddin.connect」は別のものとして扱われます。

落とし穴3: すべてのアドインを許可するのは危険

セキュリティセンターで「すべてのアドインを有効にする」と設定すると、悪意のあるアドインも動作してしまいます。必要なアドインだけを個別に許可することをおすすめします。また、SharePointのアドインやOneNoteのアドインなど、別のアプリケーションのアドインも影響を受ける可能性があります。

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アドイン許可方法の比較

方法 難易度 対象 即時反映
グループポリシー 組織全体 遅い
レジストリ編集 ローカルユーザー 即時
Exchange管理センター 組織全体 即時

よくある質問

Q1: アドインがブロックされたときに表示されるメッセージは?

A1: 「このアドインは管理者によってブロックされました」または「このアドインは信頼されていません」といったメッセージが表示されます。また、Trust Centerの警告が表示されることもあります。

Q2: 自分でアドインを許可してもいいですか?

A2: 管理者権限がない場合、レジストリ編集は可能ですが、組織のポリシーに違反する可能性があります。IT管理者に相談してください。特にExchange Onlineの設定は管理者のみが行えます。

Q3: 許可したアドインが動かない場合の確認事項は?

A3: アドインのバージョンがOutlookと互換性があるか確認してください。また、アドインが最新の状態であるかも重要です。さらに、OneDriveやSharePointのアクセス許可が影響する場合もあります。

まとめ

Trust Centerによるアドインのブロックはセキュリティ向上のために重要です。許可手順を誤るとセキュリティリスクが生じます。組織のポリシーに従い、必要なアドインだけを許可しましょう。管理者はグループポリシーやExchange管理センターを活用し、ユーザーはレジストリ編集やセキュリティセンターの設定で対応します。Microsoft 365の機能を安全に利用するために、正しい手順を実行してください。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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