迷惑メール

【対処法】メール「【新生銀行カード】重要なお知らせ」が届いた場合

【対処法】メール「【新生銀行カード】重要なお知らせ」が届いた場合

ここでは自分のメールアドレス宛に新生銀行カードを名乗る「【新生銀行カード】重要なお知らせ」と題したメールが「info@aplus.co.jp」から届いた際の対処法を紹介します。

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」は新生銀行カードからのメールを偽装し、受信者の情報を盗み取ろうとする極めて悪質な迷惑メールです。

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」の文面

【新生銀行カード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
──────────────────────────────────
■発行者■
株式会社アプラス
東京都港区南青山5-1-22
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※本メールは送信専用です。
※本メールは「NETstation*APLUS」にメールアドレスをご登録いただいた方にお送りしています。

実際の画面

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」の対処法

このメールが届いた場合でも、絶対にログインボタンを押してはいけません。無視の上、廃棄してください。

このメールの危険性

このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。

新生銀行カードからのメールに偽装し、カードの利用を制限したと虚偽の説明をすることで、ユーザーの恐怖心を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。

仮に「本物の新生銀行カードだったらどうしよう」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。

フィッシングメールだと見抜くポイント

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」がフィッシングメールであると見抜くポイントを解説します。

文中の「【新生銀行カード】利用いただき、ありがとうございます。」からフィッシングメールの可能性を見出すことができます。

本物の新生銀行カードからのメールであれば、宛名として利用者の名前を記載する上、「【新生銀行カード】利用いただき、ありがとうございます。」といったいびつな日本語は使用しません。

また、文末に記された「発行者」が新生銀行ではなく「株式会社アプラス」となっていることも不審なポイントです。

リンク先にアクセスした場合

リンクをクリックすると新生銀行カードの公式サイトを偽装したサイトが表示されます。

このメールについて警察に相談する場合

各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。

・各都道府県「警察本部の相談窓口」電話番号リスト

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」についての結論

「【新生銀行カード】重要なお知らせ」は典型的なフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、廃棄しましょう。