海外のチームメンバーとのコミュニケーションは、タイムゾーンの違いから誤解が生じやすいものです。
Teamsチャットでメッセージがいつ送信されたか、送信者のタイムゾーンが分かれば、より正確な情報共有が可能になります。
この記事では、Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させるための設定方法と、その活用法を解説します。
これにより、国際的なチームとの連携がスムーズになり、業務効率の向上が期待できます。
【要点】Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させる方法
- Teamsの個人設定: Teamsアプリ内の個人設定で、地域と言語の設定を変更します。
- タイムゾーンの自動検出: 設定変更により、Teamsが自動的に送信者のタイムゾーンを検出し、表示します。
- メッセージの確認: チャット画面で、メッセージ送信時刻の横に表示されるタイムゾーンを確認します。
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目次
Teamsチャットのタイムゾーン表示機能の概要
Microsoft Teamsは、グローバルなチームでの協業を支援するため、多言語対応やタイムゾーンの考慮といった国際化機能を備えています。
特にチャット機能においては、メッセージの送信時刻が送信者のローカルタイムゾーンで表示されるよう設定できます。これにより、受信者はメッセージが送信された正確な時刻を把握できます。
この機能は、時差が大きい地域にいるメンバー間のコミュニケーションにおいて、誤解を防ぎ、円滑な情報伝達を助けるために非常に役立ちます。
Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させる設定手順
Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させるには、ご自身のTeamsアプリで地域と言語の設定を変更する必要があります。
この設定は、個人のTeamsアカウントに対して行われ、管理者権限は不要です。組織全体のポリシーによって一部制限される可能性はありますが、通常はユーザー自身で変更可能です。
以下に、Windows版Teamsでの具体的な設定手順を示します。
- Teamsアプリを開く
Microsoft Teamsデスクトップアプリを起動します。 - プロファイル写真をクリックする
Teamsウィンドウの右上にあるご自身のプロファイル写真をクリックします。 - 「設定」を選択する
表示されるメニューから「設定」をクリックします。 - 「一般」設定を開く
左側のメニューから「一般」を選択します。 - 「言語」セクションを探す
「一般」設定画面の中にある「言語」セクションを見つけます。 - 「タイムゾーン」を設定する
「言語」セクション内に「タイムゾーン」という項目があります。 - ドロップダウンリストから選択する
「タイムゾーン」の横にあるドロップダウンリストをクリックし、ご自身の現在いる地域のタイムゾーンを選択します。 - 「保存して再起動」をクリックする
タイムゾーンを選択したら、画面下部にある「保存して再起動」ボタンをクリックします。 - Teamsの再起動を待つ
Teamsアプリが自動的に再起動します。再起動が完了すると、設定が反映されます。 - チャットメッセージを確認する
再起動後、他のユーザーとのチャット画面を開き、メッセージの送信時刻を確認してください。 - タイムゾーンの表示を確認する
メッセージの送信時刻の横に、送信者のローカルタイムゾーンを示す情報が表示されていれば設定は完了です。
新しいTeams (v2) と従来Teamsでの設定の違い
新しいTeams (v2) では、ユーザーインターフェースが刷新されていますが、基本的な設定項目へのアクセス方法は大きく変わっていません。
上記の手順は、新しいTeams (v2) でも同様に適用可能です。
従来Teamsから新しいTeams (v2) へ移行した場合でも、設定画面の「一般」セクションから「言語」設定内のタイムゾーンを変更する流れは同じです。
Outlookとの連携におけるタイムゾーン表示
Teamsチャットのタイムゾーン表示機能は、Outlookの予定表やメール送信時刻の表示と連動する場合があります。
例えば、Teams会議の招待がOutlookから送信された場合、Teams側で設定したタイムゾーンが会議の開始時刻表示に影響を与えることがあります。
グローバルなチームで活動する場合、TeamsとOutlook双方でタイムゾーンの設定が整合しているか確認することが重要です。
Outlookでも同様に、[ファイル] > [オプション] > [時刻] でタイムゾーンを設定できます。
タイムゾーン表示が機能しない場合の確認事項
上記の設定を行っても、チャットメッセージの送信者のタイムゾーンが表示されない場合があります。そのような場合は、以下の点を確認してください。
h3>送信者側でのタイムゾーン設定の確認
この機能は、メッセージの送信者側も適切なタイムゾーン設定を行っている場合に正しく機能します。
もし送信者自身がTeamsで正しいタイムゾーンを設定していない場合、受信側にはタイムゾーン情報が表示されません。
相手にTeamsの個人設定で、自身のタイムゾーンが正しく設定されているか確認してもらうよう依頼してください。
h3>組織のポリシーによる制限
一部の組織では、セキュリティや管理上の理由から、ユーザーがタイムゾーン設定を変更できないようにポリシーを設定している場合があります。
もし設定変更ができない、または変更しても反映されない場合は、所属組織のIT管理者にお問い合わせください。
管理者であれば、Microsoft 365管理センターでユーザーのタイムゾーン設定に関するポリシーを確認・変更できます。
h3>Teamsアプリのバージョンとキャッシュの問題
古いバージョンのTeamsアプリを使用している場合、最新の機能が利用できないことがあります。
また、アプリのキャッシュが原因で設定が正常に反映されないケースも考えられます。
以下の手順でTeamsアプリのキャッシュをクリアし、再度設定を試してみてください。
- Teamsアプリを完全に終了する
タスクバーのTeamsアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。 - エクスプローラーを開く
Windowsのエクスプローラーを開きます。 - キャッシュフォルダに移動する
アドレスバーに「%appdata%\Microsoft\Teams」と入力してEnterキーを押します。 - キャッシュ関連のフォルダを削除する
表示されたフォルダの中から、「Cache」「blob_storage」「databases」「GPUCache」「Local Storage」「tmp」といった名前のフォルダを削除します。 - Teamsアプリを再起動する
再度Teamsアプリを起動し、タイムゾーン設定をやり直します。
h3>Web版Teamsでの確認
デスクトップアプリで問題が発生している場合、Web版Teamsでタイムゾーン表示が機能するか確認することも有効です。
WebブラウザでTeamsにアクセスし、同様に設定を確認してみてください。
Web版TeamsのURLは https://teams.microsoft.com です。
Web版で問題なく表示される場合は、デスクトップアプリ自体の問題である可能性が高まります。
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Teamsチャットのタイムゾーン表示を活用するシナリオ
Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させる機能は、単に時刻を確認するだけでなく、様々なビジネスシーンで活用できます。
h3>国際会議やプロジェクトの調整
海外のメンバーと会議の時間を調整する際、チャットでやり取りしたメッセージのタイムスタンプを確認することで、時差を考慮した正確な時刻の理解が容易になります。
例えば、「昨日の15時に送った資料を確認してください」というメッセージがあった場合、送信者のタイムゾーンが分かれば、それが日本時間なのか、アメリカ時間なのかを正確に把握できます。
これにより、会議のリスケジュールや、タスクの期日に関する認識のずれを防ぐことができます。
h3>緊急連絡やサポート対応
時差のある地域からの緊急連絡や、グローバルなサポートチームへの問い合わせにおいて、タイムゾーン表示は迅速な対応に貢献します。
例えば、夜間に海外から届いた緊急のチャットメッセージがあった場合、その送信時刻が相手の勤務時間内であることを確認できれば、慌てずに対応できます。
また、サポート担当者は、問い合わせがあった時点の送信者のタイムゾーンを把握することで、問題発生時刻の特定や、対応履歴の確認を効率的に行えます。
h3>時差を考慮したコミュニケーション計画
チームメンバーのタイムゾーンを意識したコミュニケーション計画を立てる際に役立ちます。
例えば、重要なアナウンスを送信する際に、多くのメンバーが活動している時間帯を考慮したり、相手の就業時間外のメッセージ送信を避けたりするための判断材料になります。
これにより、メッセージの見落としを防ぎ、より効果的な情報伝達が可能になります。
Mac版・モバイル版Teamsでのタイムゾーン設定
Teamsのタイムゾーン設定は、使用しているデバイスによって若干操作が異なる場合がありますが、基本的な考え方は同じです。
h3>Mac版Teams
Mac版Teamsでも、Windows版と同様にプロファイル写真から「設定」に進みます。
「一般」セクション内の「言語」項目からタイムゾーンを設定し、「保存して再起動」を選択してください。
UIはmacOSの標準に準拠していますが、設定項目自体は同一です。
h3>モバイル版Teams (iOS/Android)
モバイル版Teamsでは、タイムゾーンはデバイスのシステム設定に依存することが一般的です。
Teamsアプリ自体の設定でタイムゾーンを個別に変更するオプションは、提供されていない場合が多いです。
そのため、モバイル版Teamsで正確なタイムゾーン表示を行いたい場合は、お使いのスマートフォンのシステム設定で、地域と言語、およびタイムゾーンが正しく設定されていることを確認してください。
iOSの場合は「設定」>「一般」>「日付と時刻」から、Androidの場合は「設定」>「システム」>「日付と時刻」から設定できます。
ただし、一部の新しいバージョンでは、モバイルアプリ内でもタイムゾーン設定が可能になっている場合もあります。アプリ内の設定メニューを詳細に確認することをお勧めします。
まとめ
Teamsチャットで送信者のタイムゾーンを表示させる設定は、国際的なチームとのコミュニケーションを円滑にするための重要な機能です。
ご自身のTeams設定で「一般」メニューからタイムゾーンを変更するだけで、メッセージの送受信時刻の認識ずれを防ぐことができます。
もし機能しない場合は、送信者側の設定、組織ポリシー、キャッシュクリアなどを確認してください。
この設定を活用し、グローバルなチームとの連携をより強固なものにしましょう。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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