【Teams】Microsoft Whiteboardの並行編集人数を5人超に拡張する設定

【Teams】Microsoft Whiteboardの並行編集人数を5人超に拡張する設定
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Teams会議中にMicrosoft Whiteboardを使っていますか。複数人で同時に書き込めるため、ブレインストーミングに便利です。しかし、デフォルトでは同時に編集できる人数が5人に制限されています。この制限を超えて、より多くのメンバーで同時に編集したい場面もあるでしょう。本記事では、Microsoft Whiteboardの並行編集人数を5人超に拡張する設定方法を解説します。この設定を行うことで、大人数での会議でもWhiteboardをスムーズに活用できるようになります。

Microsoft Whiteboardは、Teams会議やチャネルで利用できるデジタルキャンバスです。アイデアの共有や共同作業を視覚的に行うための強力なツールです。しかし、その並行編集機能にはデフォルトで上限が設けられています。この上限を理解し、必要に応じて解除する方法を知っておくことは、チームの生産性を向上させる上で重要です。本記事を読めば、組織のニーズに合わせてWhiteboardの利用範囲を広げることができます。

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Microsoft Whiteboardの並行編集人数の制限について

Microsoft Whiteboardの並行編集人数が5人に制限されているのは、主にパフォーマンスと安定性の維持のためです。多数のユーザーが同時にキャンバスにアクセスし、編集を加えると、ネットワーク帯域幅やサーバーリソースに大きな負荷がかかります。この負荷を管理し、すべてのユーザーが快適にWhiteboardを利用できるように、初期設定で上限が設けられています。特に、複雑な図形や大量のテキスト、画像などが追加されると、キャンバスの描画処理が重くなる可能性があります。この制限は、Azure ADテナントの設定によって管理されています。

この設定は、Microsoft 365管理センターから行います。具体的には、Whiteboardアプリの設定項目の中に、並行編集人数の上限を変更するオプションが存在します。ただし、この設定を変更するには、Microsoft 365の管理者権限が必要です。一般ユーザーは、この設定を変更することはできません。組織のIT管理者にご確認ください。設定変更後は、最大100人まで同時に編集できるようになります。

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Microsoft Whiteboardの並行編集人数を拡張する設定手順

Microsoft Whiteboardの並行編集人数を5人超に拡張するには、Microsoft 365管理センターで設定を変更する必要があります。この作業は、グローバル管理者またはWhiteboardサービスを管理できる権限を持つユーザーのみが行えます。以下の手順に従って設定を進めてください。

  1. Microsoft 365管理センターにサインインする
    Webブラウザを開き、Microsoft 365管理センター(admin.microsoft.com)にアクセスします。組織の管理者アカウント(例: admin@yourdomain.com)でサインインしてください。
  2. 設定メニューを開く
    管理センターの左側ナビゲーションメニューから「設定」を展開し、「アプリ」を選択します。
  3. Microsoft Whiteboardの設定を見つける
    アプリの一覧の中から「Microsoft Whiteboard」を探してクリックします。
  4. 並行編集人数の設定を変更する
    Whiteboardの設定画面が表示されます。「並行編集」またはそれに類する項目を探します。デフォルトでは「5」と表示されているはずです。この数値を、組織で許可したい最大人数に変更します。一般的には「100」まで設定可能です。
  5. 設定を保存する
    変更が完了したら、「保存」ボタンをクリックして設定を適用します。

設定変更が反映されるまでには、数分から数時間かかる場合があります。設定変更後、Teams会議でWhiteboardを起動し、複数人で同時に編集できるか確認してください。もしすぐに反映されない場合は、しばらく待ってから再度確認するか、Teamsクライアントを再起動してみてください。

設定変更が反映されない場合の対処法

管理センターで設定を変更しても、すぐにWhiteboardの並行編集人数上限が拡張されない場合があります。このような場合は、いくつかの原因が考えられます。

キャッシュによる影響

TeamsクライアントやWebブラウザには、設定情報がキャッシュされていることがあります。このキャッシュが古い情報を示していると、設定変更が反映されないように見えることがあります。以下の手順でキャッシュをクリアしてみてください。

  1. Teamsクライアントのキャッシュクリア(Windows版)
    1. Teamsアプリを完全に終了します。タスクバーのアイコンを右クリックして「終了」を選択します。
  2. エクスプローラーを開き、以下のパスに移動します。
    %appdata%\Microsoft\Teams
  3. 以下のフォルダを削除またはリネームします。
    ・Cache
    ・blob_storage
    ・databases
    ・GPUCache
    ・IndexedDB
    ・Local Storage
    ・tmp
  4. Teamsアプリを再起動します。

Web版Teamsを使用している場合は、ブラウザのキャッシュとCookieをクリアすることで同様の効果が得られます。利用しているブラウザの設定メニューから「閲覧の履歴を消去」などの項目を選択し、キャッシュとCookieを削除してください。

設定の伝播遅延

Microsoft 365の設定変更は、グローバルに反映されるまでに時間がかかることがあります。特に大規模な組織では、設定がすべてのユーザーやサービスに伝播するのに数時間かかる場合があります。管理センターで設定が保存されていることを確認したら、数時間待ってから再度TeamsでWhiteboardの動作を確認してみましょう。一時的な問題であれば、時間経過とともに自然に解決することが多いです。

テナントポリシーによる制限

組織によっては、セキュリティポリシーやコンプライアンス上の理由から、Whiteboardの機能に制限を設けている場合があります。例えば、外部ユーザーとの共同編集を制限したり、特定の機能の使用を禁止したりする設定がされている可能性があります。並行編集人数の上限変更が組織のポリシーと矛盾する場合、管理者権限があっても設定が上書きされたり、有効にならなかったりすることがあります。この場合は、組織のMicrosoft 365管理者またはIT部門に相談し、ポリシーの確認や変更を依頼する必要があります。

新しいTeams(v2)と従来Teamsの違い

新しいTeams(v2)では、UIやパフォーマンスの改善が行われていますが、Microsoft Whiteboardの並行編集人数を拡張する基本的な設定方法は、Microsoft 365管理センターで行うという点は従来Teamsと変わりません。設定はテナント全体に適用されるため、Teamsのバージョンに関わらず、管理センターでの設定がWhiteboardの動作に影響します。新しいTeams(v2)でWhiteboardを起動した場合でも、管理センターで設定した上限人数が適用されます。

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並行編集人数拡張時の注意点

Microsoft Whiteboardの並行編集人数を拡張することは、大人数での共同作業を促進する上で非常に有効です。しかし、設定を変更する際にはいくつかの注意点があります。これらの点に留意することで、よりスムーズで効果的なWhiteboardの活用が可能になります。

パフォーマンスへの影響

並行編集人数を大幅に増やすと、特にキャンバスに多くの要素(画像、テキスト、図形など)が追加された場合、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。参加者が多いほど、各ユーザーのデバイスやネットワーク環境によっては、描画の遅延や応答性の低下が発生しやすくなります。会議の参加人数が多い場合や、複雑なWhiteboardを使用する場合は、参加者のデバイススペックやネットワーク環境に配慮することが推奨されます。必要に応じて、一度に編集する人数を制限したり、キャンバスの複雑さを抑えたりする工夫も有効です。

ライセンスと権限

Microsoft Whiteboardの機能自体は、Microsoft 365の多くのライセンスに含まれています。しかし、並行編集人数を拡張する設定を行うには、Microsoft 365管理センターへのアクセス権限が必要です。具体的には、グローバル管理者、またはExchange Online管理者、Teams管理者などの役割が必要です。一般ユーザーはこの設定を変更できません。組織内でこの設定を変更する必要がある場合は、IT管理者にご依頼ください。また、組織によっては、利用できる機能がライセンスによって制限されている場合もありますので、事前に確認が必要です。

外部ユーザーとの共同編集

組織外のユーザー(ゲストユーザー)をTeams会議に招待してWhiteboardを共有する場合、組織のAzure ADテナント設定で外部共有が許可されている必要があります。並行編集人数を拡張しても、外部共有が許可されていなければ、組織外のユーザーはWhiteboardにアクセスできません。外部ユーザーとの共同作業が必要な場合は、Azure ADの外部コラボレーション設定も確認してください。この設定は、Microsoft 365管理センターの「設定」→「組織の全体設定」→「外部コラボレーション」で行えます。

新しいOutlookとの連携

新しいOutlookは、Microsoft 365の各サービスとの連携を強化しています。Microsoft Whiteboardも、新しいOutlookのインターフェースから直接アクセスしたり、共有したりする機能が追加される可能性があります。現時点では、Teams会議を介したWhiteboardの利用が一般的ですが、将来的にはOutlookからよりシームレスにWhiteboardを利用できるようになるかもしれません。新しいOutlookでのWhiteboardの利用方法についても、今後のアップデートに注目していくと良いでしょう。ただし、並行編集人数の設定自体は、あくまでMicrosoft 365テナント全体の設定に依存します。

まとめ

Microsoft Whiteboardの並行編集人数を拡張する設定

  • Microsoft 365管理センターでの設定変更: Microsoft Whiteboardの並行編集人数上限を5人から最大100人に引き上げます。
  • キャッシュクリアと伝播遅延の確認: 設定変更が反映されない場合は、Teamsクライアントのキャッシュクリアや、設定の伝播を待つことで解決する場合があります。
  • パフォーマンスと権限への配慮: 人数拡張によるパフォーマンス低下に注意し、設定変更には管理者権限が必要であることを理解します。

本記事では、Microsoft Whiteboardの並行編集人数を5人から拡張する設定方法を解説しました。Microsoft 365管理センターで設定を変更することで、より多くのメンバーが同時にWhiteboardを利用できるようになります。設定変更後は、Teamsクライアントのキャッシュクリアや、設定の伝播遅延がないか確認してください。この設定を適用することで、大人数でのブレインストーミングや共同作業がよりスムーズに行えるようになります。次に、組織のIT管理者に相談し、この設定変更を依頼してみましょう。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。