Microsoft Teams会議に参加した際、スマートフォンのBluetoothイヤホンやスピーカーから音声が途切れてしまう経験はありませんか。
会議開始直後や、誰かが話し始めたタイミングで突然音声が途切れると、会議の内容が把握できず業務に支障が出ます。
本記事では、このBluetooth音声切断問題の主な原因と、具体的な解決策を解説します。すぐに会議へスムーズに復帰できるよう、実践的な手順を確認しましょう。
ADVERTISEMENT
目次
Teams会議中のBluetooth音声切断の原因と仕組み
スマートフォンのTeams会議でBluetoothイヤホンなどの音声が途切れる問題は、主にOSの省電力設定や、Bluetoothデバイスとの接続安定性、Teamsアプリ自体の設定などが複合的に影響して発生します。
特に、Android OSでは、バッテリー消費を抑えるために、バックグラウンドで動作するアプリの通信や、接続されているBluetoothデバイスへの電力供給を制限する場合があります。
Teams会議中は、音声データだけでなく、映像やマイク入力など、多くのリソースを消費します。このため、OSが「バッテリー消費が大きい」と判断し、Bluetooth接続を一時的に切断してしまうのです。
また、Bluetoothデバイス自体のファームウェアが古い場合や、スマートフォンとの相性が悪い場合も、音声の途切れや切断を引き起こす原因となります。
Teams会議開始直後にBluetooth音声が切れる場合の対処手順
Teams会議でBluetoothイヤホンなどの音声が途切れる場合、以下の手順で対処を試みてください。スマートフォンのOSや機種によって、設定項目名が若干異なる場合があります。
- Bluetoothデバイスの再接続
最も手軽で効果的な方法です。まず、スマートフォンのBluetooth設定画面を開き、使用しているイヤホンやスピーカーの接続を一度解除します。その後、再度ペアリング・接続し直してください。これで一時的な接続不具合が解消されることがあります。 - Teamsアプリのバックグラウンド更新設定確認(iOS)
iPhoneやiPadの場合、Teamsアプリがバックグラウンドで通信することを許可する設定が重要です。 - バッテリー最適化設定の無効化(Android)
Androidでは、バッテリー消費を抑えるための最適化機能が、Bluetooth接続を妨げることがあります。 - Teamsアプリのキャッシュクリア(Android)
アプリの一時ファイル(キャッシュ)が破損していると、不具合の原因となることがあります。 - Teamsアプリのアップデート
アプリのバージョンが古いと、既知の不具合が含まれている可能性があります。 - Bluetoothデバイスのファームウェアアップデート
イヤホンやスピーカー自体のソフトウェアが最新でない場合、接続が不安定になることがあります。 - 省電力モードの無効化
スマートフォンの省電力モードが、Bluetooth接続やアプリの動作を制限している場合があります。 - 他のBluetoothデバイスとの干渉確認
複数のBluetoothデバイスを同時に接続している場合、電波干渉を起こしている可能性があります。 - Teamsアプリの再インストール
上記の方法で解決しない場合、アプリ自体を再インストールすることで問題が解消されることがあります。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. 下にスクロールし、「Teams」を選択します。
3. 「Appのバックグラウンド更新」がオンになっていることを確認します。オフになっている場合はオンにしてください。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「バッテリー」または「電池」を選択します。
3. 「バッテリー最適化」または「アプリのバッテリー使用量」などを選択します。
4. 「Teams」アプリを探し、「最適化しない」または「制限しない」を選択します。機種によっては「すべてのアプリ」からTeamsを探す場合もあります。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「アプリ」または「アプリと通知」を選択します。
3. 「Teams」アプリを選択します。
4. 「ストレージ」または「ストレージとキャッシュ」を選択します。
5. 「キャッシュを削除」を選択します。データ削除は行わないように注意してください。
1. スマートフォンのアプリストア(App StoreまたはGoogle Playストア)を開きます。
2. 「Teams」と検索し、アップデートがあれば実行します。
1. Bluetoothデバイスのメーカー公式アプリをスマートフォンにインストールします。
2. アプリ内でデバイスを接続し、ファームウェアのアップデートがないか確認します。アップデートがあれば指示に従って実行してください。
1. スマートフォンの「設定」アプリを開きます。
2. 「バッテリー」または「電池」メニューから「省電力モード」を探し、オフにします。
1. 不要なBluetoothデバイス(スマートウォッチ、他のイヤホンなど)の接続を一時的に解除します。
2. Teams会議中に音声が途切れないか確認します。
1. スマートフォンからTeamsアプリをアンインストールします。
2. アプリストアから再度Teamsアプリをインストールします。
3. 再インストール後、Bluetoothデバイスを再接続し、会議に参加して動作を確認します。
Teams会議でBluetooth音声が切れる際の注意点と失敗例
Teams会議中にBluetoothイヤホンなどの音声が途切れる問題は、いくつかの原因が考えられます。ここでは、よくある失敗例と、その際の注意点を解説します。
Bluetoothデバイスが優先デバイスとして選択されていない
Teamsアプリ内で、使用したいBluetoothイヤホンが音声出力デバイスとして正しく選択されていない場合があります。特に、複数の音声出力デバイスが利用可能な場合に発生しやすいです。
対処法
Teams会議中に、以下の手順で音声出力デバイスを確認・変更します。
- 会議中に「その他」メニューを開く
会議画面の右上にある「…」(その他)アイコンをタップします。 - 「設定」を選択する
表示されたメニューから「設定」をタップします。 - 「デバイス」を選択する
設定画面から「デバイス」を選択します。 - 「オーディオデバイス」を確認・変更する
「スピーカー」または「オーディオデバイス」の項目で、使用したいBluetoothイヤホンが選択されているか確認します。選択されていない場合は、リストから該当するデバイスを選びます。
OSのバージョンが古い
スマートフォンのOSが最新でない場合、Bluetoothの接続に関する不具合や、アプリとの互換性問題が発生することがあります。Teamsアプリは最新のOSバージョンを前提としている場合が多いです。
対処法
スマートフォンのOSを最新バージョンにアップデートします。
- 「設定」アプリを開く
スマートフォンの設定アプリを起動します。 - 「ソフトウェアアップデート」または「システムアップデート」を選択する
- アップデートを確認し、実行する
利用可能なアップデートがあれば、ダウンロードとインストールを行います。
※アップデートにはWi-Fi環境と十分なバッテリー残量が必要です。
Bluetoothイヤホン・スピーカー本体の不具合
まれに、Bluetoothデバイス自体に物理的な故障や、内部的な不具合が発生している可能性があります。他のデバイス(スマートフォン以外の機器)と接続しても同様の症状が出る場合は、デバイス本体の故障が疑われます。
対処法
以下のいずれかの方法を試します。
- 他のデバイスとの接続テスト
問題のBluetoothイヤホンを、別のスマートフォンやタブレット、PCなどとペアリングし、音声が途切れないか確認します。 - デバイスのリセット
多くのBluetoothイヤホンには、工場出荷時の設定に戻すリセット機能があります。取扱説明書を確認し、リセットを試してください。 - メーカーサポートへの問い合わせ
上記を確認しても改善しない場合は、Bluetoothデバイスのメーカーサポートに問い合わせ、修理や交換の相談をしてください。
ADVERTISEMENT
新しいTeams(v2)と従来Teamsの音声設定の違い
新しいTeams(v2)では、インターフェースや一部機能が刷新されましたが、音声・ビデオデバイスの設定方法は従来Teamsと大きくは変わりません。
会議中のデバイス設定手順は、上記「Teams会議中に、以下の手順で音声出力デバイスを確認・変更します。」の項で説明した通り、会議画面から「その他」→「設定」→「デバイス」と進むことで、スピーカーやマイクの設定が可能です。
ただし、新しいTeamsでは、より詳細なオーディオ設定や、ノイズ抑制機能などが強化されている場合があります。これらの設定が、意図せずBluetoothイヤホンの接続に影響を与えている可能性もゼロではありません。
もし、新しいTeamsにアップデートしてから問題が発生した場合は、設定画面の「デバイス」項目だけでなく、「通話」などの関連設定項目も確認してみることをお勧めします。
Mac版・モバイル版・Web版での違い
本記事で解説した対処法は、主にスマートフォンの設定に焦点を当てています。Mac版Teams、Outlook Web版、Outlookデスクトップ版でも、Bluetooth音声に関する問題が発生する可能性はあります。
Mac版TeamsやOutlookデスクトップ版では、OSのBluetooth設定や、省電力設定、Teams/Outlookアプリ自体の設定を確認する必要があります。特にMacでは、Bluetoothの調子が悪くなった際にPRAM/NVRAMリセットやSMCリセットが有効な場合があります。
Web版TeamsやOutlook Web版では、ブラウザの設定や、ブラウザの拡張機能がBluetooth接続に影響を与える可能性も考えられます。ブラウザのキャッシュクリアや、拡張機能の一時無効化などが有効な場合があります。
モバイル版(iOS/Android)では、OSのバージョンや、各メーカー独自の省電力機能、Bluetoothスタックの実装の違いにより、挙動が異なることがあります。本記事で紹介したAndroid・iOSそれぞれの設定項目は、あくまで一般的なものですので、ご自身のスマートフォンの設定画面をよく確認してください。
まとめ
Teams会議中のスマホBluetooth音声切断を解消するポイント
- Bluetoothデバイスの再接続: 一時的な接続不具合を解消するための基本手順です。
- バッテリー最適化設定の確認・無効化: OSの省電力機能が原因で音声が途切れる問題を解決します。
- Teamsアプリのアップデートとキャッシュクリア: アプリ側の不具合やデータ破損による問題を解消します。
本記事では、Microsoft Teams会議中にスマートフォンのBluetoothイヤホンやスピーカーから音声が途切れる問題について、原因から具体的な解決策までを解説しました。
まずはBluetoothデバイスの再接続や、OSのバッテリー最適化設定の見直しから試してみてください。それでも改善しない場合は、アプリのキャッシュクリアや、デバイスのファームウェアアップデート、OSのアップデートなどを順に確認しましょう。
これらの対処法を試すことで、Teams会議中に快適な音声環境を維持できるようになります。もし問題が解消しない場合は、Teamsアプリの再インストールや、Bluetoothデバイス自体の故障も疑ってみてください。
ADVERTISEMENT
超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
Office・仕事術の人気記事ランキング
- 【Outlook】宛先が「オートコンプリート」に出ない・間違っている時の修正手順|履歴の削除と再構築
- 【Word】差し込み印刷で数字の桁を整える!金額にカンマ(桁区切り)を入れる設定
- 【Outlook】メールの受信が数分遅れる!リアルタイムで届かない時の同期設定と送受信グループ設定
- 【Teams】メッセージを「保存済み」にして後で読む!重要なチャットをブックマークして整理する技
- 【Excel】矢印キーで「セルが動かず画面がスクロールする」!ScrollLockの解除方法(ノートPC対応)
- 【Outlook】「メール送信を5分遅らせる」設定!誤送信を防ぐ最強のディレイ機能
- 【神技】保存せずに閉じたExcel・Wordファイルを復元する!消えたデータを復活させる4つの救出法
- 【Outlook】予定表の「祝日」が表示されない!最新カレンダーの追加と二重表示の修正手順
- 【Excel】文字がセルの枠からはみ出す・隠れる!「折り返して表示」と「縮小して全体を表示」の使い分け
- 【Teams】会議の「参加者リスト」を出席後にダウンロードする!誰が参加したか確認する手順
