【Teams】会議中に画面共有を開始すると音声が遅延する時の出力設定

【Teams】会議中に画面共有を開始すると音声が遅延する時の出力設定
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Microsoft Teamsで画面共有を始めた途端、相手の声や自分の声が遅れて聞こえる現象に悩んでいませんか。この問題は音声出力の設定が原因であることが多く、適切に調整すれば解消できます。本記事では、Teams会議中の音声遅延を改善する出力設定方法を詳しく解説します。

【要点】画面共有時の音声遅延は、排他モードやサンプリングレートの不一致で発生します。

  • Windowsのサウンド設定: 排他モードを無効にして、アプリが音声を独占しないようにします。
  • Teamsのデバイス設定: 出力デバイスを正しく選択し、ハンズフリーオーディオをオフにします。
  • サンプリングレートの統一: すべてのデバイスで48kHzに統一すると遅延が減ります。

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なぜ画面共有で音声遅延が起きるのか

画面共有を開始すると、Teamsは画面データと音声データを同時に処理します。このとき、出力デバイスが排他モードになっていると、他のアプリが音声を制御できず、バッファリングが発生して遅延が生じます。また、サンプリングレートがデバイス間で異なると、音声の変換処理が入り遅延が増加します。具体例として、「会議中にPowerPointを共有したら、参加者の声が1秒遅れて聞こえた」という症状が報告されています。別の例では、「動画を共有すると音声が途切れ途切れになる」という問題も、同様の原因で起こります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

音声遅延を解消する出力設定の手順

  1. Windowsのサウンド設定を開く
    タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンド設定」を選択します。出力デバイスのプロパティを開きます。
  2. 排他モードを無効にする
    出力デバイスの「詳細設定」タブで、「アプリケーションによるこのデバイスの排他制御を許可する」のチェックを外します。これでTeamsが音声を独占しなくなります。
  3. サンプリングレートを48kHzに変更する
    同じ詳細設定タブで、「デフォルトの形式」を「24ビット、48000Hz(スタジオ品質)」に設定します。すべてのデバイスで同じレートを推奨します。
  4. Teamsのデバイス設定を確認する
    Teams右上の「…」→「設定」→「デバイス」で、「スピーカー」と「マイク」が正しいデバイスに設定されているか確認します。
  5. ハンズフリーオーディオをオフにする
    Teamsのデバイス設定で「ハンズフリーオーディオ」をオフにします。この機能はBluetoothヘッドセット向けで、オフにすると遅延が減ります。
  6. オーディオのエコー除去を無効にする
    同じくデバイス設定で「エコー除去」を一度オフにし、状況が改善するか試します。改善したらオンに戻しても構いません。
  7. Windowsの音声ドライバーを更新する
    デバイスマネージャーから「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開し、出力デバイスのドライバーを右クリック→「ドライバーの更新」を選びます。最新のドライバーにすることで遅延が解消されることがあります。

よくある失敗パターンと対処法

パターン1: 出力デバイスが「スピーカー(Realtek)」になっている

Teamsのデバイス設定でスピーカーが「スピーカー(Realtek)」になっていると、内蔵スピーカーが使われ、遅延が発生しやすいです。推奨は「ヘッドフォン(Realtek)」または「スピーカー(USBオーディオデバイス)」などの外部デバイスです。もしヘッドセットを使用している場合は、それが選択されているか確認してください。

パターン2: サンプリングレートが不一致

マイクとスピーカーのサンプリングレートが異なると、Windowsが変換処理を行い遅延が増えます。例えば、マイクが48kHz、スピーカーが44.1kHzだと変換が発生します。すべてのデバイスで48kHzに統一するのが最も効果的です。設定後はTeamsを再起動してください。

パターン3: Bluetoothヘッドセットを使用している

Bluetoothヘッドセットは音声が遅延しやすいです。特にハンズフリーオーディオがオンだとさらに遅延が悪化します。可能であれば有線ヘッドセットに変えるか、Bluetoothの場合は「ハンズフリーオーディオ」をオフにし、「ステレオ」モードで接続してください。また、Bluetoothアダプターがバージョン4.2以上であることも確認しましょう。

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出力設定の比較表:遅延が少ない設定と多い設定

設定項目 遅延が少ない設定 遅延が多い設定
排他モード 無効 有効
サンプリングレート 48kHz統一 44.1kHzやバラバラ
ハンズフリーオーディオ オフ オン
デバイスの種類 有線ヘッドセット Bluetooth(非ステレオ)

よくある質問(FAQ)

Q1: 設定を変更しても遅延が直らない場合はどうすればよいですか?
A1: Teamsを再インストールしてみてください。また、Windowsの「オーディオのトラブルシューティング」を実行するのも効果的です。それでも改善しない場合は、使用しているヘッドセットがTeams認定デバイスか確認しましょう。

Q2: 画面共有を停止すると音声遅延が治るのはなぜですか?
A2: 画面共有中はCPUやネットワーク帯域を多く消費するため、音声処理に遅延が生じやすくなります。設定を最適化しても遅延が続く場合は、会議中に不要なアプリを閉じる、または画面解像度を下げて共有することを試してください。

Q3: この設定はWindows 11でも同じですか?
A3: はい、Windows 11もWindows 10と基本的に同じ手順で設定できます。ただし、Windows 11では「サウンド設定」のUIが若干異なりますが、排他モードやサンプリングレートの項目は同じ場所にあります。

Q4: Microsoft Teams以外の会議ツールでもこの設定は有効ですか?
A4: はい、ZoomやGoogle Meetなどでも同様の設定で音声遅延が改善されることがあります。特に排他モードの無効化とサンプリングレート統一は汎用的な対策です。

まとめ

画面共有時の音声遅延は、出力デバイスの排他モードやサンプリングレートの設定が原因で発生します。本記事で紹介した手順を実施すれば、多くのケースで遅延を解消できます。特に「排他モードを無効にする」「サンプリングレートを48kHzに統一する」「ハンズフリーオーディオをオフにする」の3つが効果的です。これらの設定はMicrosoft Teamsだけでなく、他の会議サービスにも応用できます。もし問題が解決しない場合は、ヘッドセットの変更やドライバーのアップデートも検討してください。


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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。

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