【Windows】「0x80073D10」エラーで対応していないドライブへの導入を防ぐ設定手順 | エラーコード:0x80073D10

【Windows】「0x80073D10」エラーで対応していないドライブへの導入を防ぐ設定手順 | エラーコード:0x80073D10
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アプリのインストールや更新中に「0x80073D10」エラーが発生し、作業が中断して困っていませんか。このエラーは、指定したドライブがアプリの要件を満たしていない場合に発生することがあります。

ビジネスの重要なアプリケーションが導入できないと、業務に大きな支障をきたしてしまいます。

この記事では、エラーの根本的な原因を解説し、対応していないドライブへの導入を防ぎ、アプリを正常にインストールするための具体的な設定手順と対処法を詳しくご紹介します。

【要点】「0x80073D10」エラーを解決しアプリを正常に導入する

  • 新しいコンテンツの保存先設定変更: アプリのインストール先ドライブが不適切である場合に、別のドライブへ保存先を変更することでエラーを回避します。
  • ディスククリーンアップと空き容量確保: ドライブの空き容量不足が原因でエラーが発生する場合に、不要なファイルを削除し十分な容量を確保します。
  • ドライブのファイルシステムチェック: ドライブの論理的なエラーや破損が原因である場合に、ファイルシステムを修復し問題を解消します。
  • Microsoft Storeのリセット: Microsoft Store自体に一時的な問題がある場合に、Storeアプリの状態を初期化して問題を解決します。

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「0x80073D10」エラーが発生する根本的な原因

「0x80073D10」エラーは、主にMicrosoft Storeからアプリをインストールまたは更新する際に発生する問題です。このエラーは「ERROR_INSTALL_OUT_OF_DISK_SPACE_OR_UNSUPPORTED_DRIVE」という内部コードに関連しており、ディスクの空き容量不足、またはインストール先のドライブがアプリの要件を満たしていない場合に発生します。

具体的には、NTFS以外のファイルシステムを使用しているドライブや、一部のリムーバブルメディア、または物理的に破損しているドライブにアプリを導入しようとすると、このエラーが表示されることがあります。また、ディスクの論理的なエラーやWindowsシステムファイルの一時的な不具合が原因となる場合もあります。

Windows 11とWindows 10の両方で発生する可能性があり、特にMicrosoft Storeアプリの保存場所をユーザーが変更している環境で発生しやすい傾向があります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

「0x80073D10」エラーを解決する具体的な手順

このセクションでは、「0x80073D10」エラーを解決し、アプリを正常にインストールするための具体的な手順を解説します。

新しいコンテンツの保存先を変更する

アプリのインストール先が問題である場合、Windowsの設定から新しいコンテンツの保存先を変更することで解決できます。

  1. 設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  2. 記憶域の設定へ移動する
    設定ウィンドウの左側メニューで「システム」を選択し、右側の項目から「記憶域」をクリックします。
  3. 新しいコンテンツの保存先を変更する
    「記憶域の詳細設定」を展開し、「新しいコンテンツの保存先を変更する」をクリックします。
  4. アプリの保存先を選択する
    「新しいアプリの保存先」のドロップダウンメニューを開き、既存のドライブ以外の、十分な空き容量があり、かつ問題が発生していないドライブを選択します。通常は「C:」ドライブが推奨されます。
  5. 変更を適用する
    設定が自動的に保存されます。その後、再度アプリのインストールまたは更新を試してください。
    Windows 10の場合も同様の手順ですが、「設定」>「システム」>「記憶域」の順に進みます。

ディスククリーンアップと空き容量の確保

インストール先のドライブに十分な空き容量がない場合、エラーが発生します。ディスククリーンアップを実行し、不要なファイルを削除してください。

  1. エクスプローラーを開く
    タスクバーのエクスプローラーアイコンをクリックするか、「Windows」キーと「E」キーを同時に押して開きます。
  2. ドライブのプロパティを表示する
    左側のナビゲーションペインで「PC」を選択し、問題のあるドライブ(通常はC:)を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. ディスククリーンアップを実行する
    「全般」タブ内にある「ディスククリーンアップ」ボタンをクリックします。
  4. 削除するファイルを選択する
    「ディスククリーンアップ」ウィンドウで、削除したいファイルの種類にチェックを入れます。「システムファイルのクリーンアップ」をクリックすると、さらに多くのファイルを削除できます。
  5. クリーンアップを開始する
    「OK」をクリックし、確認メッセージで「ファイルの削除」を選択してクリーンアップを開始します。完了後、再度アプリのインストールを試してください。

ドライブのファイルシステムチェックと修復

ドライブのファイルシステムに論理的なエラーがある場合、アプリの導入が阻害されることがあります。`chkdsk`コマンドを使用してドライブをチェックし、修復します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. ドライブチェックコマンドを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウで、`chkdsk C: /f /r`と入力し、Enterキーを押します。C:は問題のあるドライブの文字に置き換えてください。
  3. 再起動を許可する
    「次回のシステム起動時に、このボリュームの検査をスケジュールしますか?」と表示されたら「Y」と入力してEnterキーを押し、コンピューターを再起動します。再起動時にディスクチェックと修復が実行されます。
  4. 確認する
    システムが起動した後、再度アプリのインストールを試してください。

Microsoft Storeアプリのリセット

Microsoft Storeアプリ自体に一時的な問題がある場合、リセットすることで解決できることがあります。

  1. 設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. アプリ設定へ移動する
    左側メニューで「アプリ」を選択し、右側の項目から「インストールされているアプリ」をクリックします。
  3. Microsoft Storeを探す
    アプリの一覧から「Microsoft Store」を見つけます。
  4. 詳細オプションを開く
    Microsoft Storeの右側にある三点リーダーアイコンをクリックし、「詳細オプション」を選択します。
  5. リセットを実行する
    「リセット」セクションにある「リセット」ボタンをクリックします。確認メッセージが表示されたら、再度「リセット」をクリックします。
  6. 確認する
    リセットが完了したら、再度アプリのインストールを試してください。

システムファイルチェッカーとDISMコマンドの実行

Windowsのシステムファイルが破損している場合、Microsoft Storeアプリの動作に影響を与えることがあります。以下のコマンドを実行してシステムファイルを修復します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
  2. システムファイルチェッカーを実行する
    コマンドプロンプトで`sfc /scannow`と入力し、Enterキーを押します。システムファイルの整合性チェックと修復が開始されます。完了までには時間がかかることがあります。
  3. DISMコマンドを実行する
    `sfc /scannow`が完了したら、続けて以下のコマンドを1つずつ入力し、Enterキーを押します。
    `DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth`
    `DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth`
    `DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth`
  4. 再起動する
    すべてのコマンドの実行が完了したら、コンピューターを再起動し、再度アプリのインストールを試してください。

エラーが解決しない場合の追加チェック項目

上記の手順を試しても「0x80073D10」エラーが解決しない場合は、以下の追加チェック項目を確認してください。

サードパーティ製セキュリティソフトウェアの影響

一部のセキュリティソフトウェアは、アプリのインストールプロセスを誤ってブロックすることがあります。一時的にセキュリティソフトウェアを無効にして、問題が解決するかどうか確認してください。問題が解決した場合は、セキュリティソフトウェアの設定を見直すか、別の製品への切り替えを検討します。

ユーザープロファイルの破損

現在使用しているユーザープロファイルが破損している可能性も考えられます。新しいWindowsユーザーアカウントを作成し、そのアカウントでサインインしてアプリのインストールを試してください。新しいアカウントで問題なくインストールできる場合は、元のユーザープロファイルに問題がある可能性が高いです。

Windows Updateの確認と適用

Windows自体が最新の状態でないと、アプリの互換性問題やシステムエラーが発生することがあります。「設定」>「Windows Update」に移動し、利用可能な更新プログラムがあればすべて適用してください。更新が完了したら、システムを再起動し、再度アプリのインストールを試します。

ドライブの物理的な問題

ドライブ自体に物理的な故障や劣化がある場合、ファイルの書き込みや読み込みが正常に行えず、エラーが発生することがあります。Windows標準のディスクチェック機能では検出できない問題もあるため、CrystalDiskInfoなどのツールを使用してドライブの健康状態を詳しく確認することを推奨します。異常が検出された場合は、ドライブの交換を検討してください。

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Windows 11とWindows 10のアプリ保存先設定の違い

Windows 11とWindows 10では、アプリのデフォルト保存先を変更するUIに若干の違いがあります。

項目 Windows 11 Windows 10
設定のパス 設定 > システム > 記憶域 > 記憶域の詳細設定 > 新しいコンテンツの保存先を変更する 設定 > システム > 記憶域 > 新しいコンテンツの保存先を変更する
インターフェース 新しいUIデザインで、記憶域の詳細設定内に項目が配置されている 旧来のUIデザインで、記憶域のメイン画面に項目が配置されている
機能的な違い 基本機能は同じで、アプリ、ドキュメント、音楽、写真、ビデオ、マップなどの保存先を個別に設定できる 基本機能は同じで、アプリ、ドキュメント、音楽、写真、ビデオ、マップなどの保存先を個別に設定できる

まとめ

この記事では、「0x80073D10」エラーが発生する原因と、その解決策として新しいコンテンツの保存先変更、ディスククリーンアップ、ドライブのファイルシステムチェック、Microsoft Storeのリセットなどの具体的な手順を解説しました。

これらの手順を実行することで、アプリのインストールが阻害される問題を解消し、業務に必要なアプリケーションを正常に導入できるようになったはずです。

もし問題が解決しない場合は、セキュリティソフトウェアの影響やユーザープロファイルの破損、ドライブの物理的な問題も視野に入れ、追加のチェック項目を確認してください。定期的なディスククリーンアップとシステムメンテナンスを習慣化し、類似のトラブルを未然に防ぎましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。