【Windows】接続が時間切れになる時の通信設定を確認し修正する手順 | エラーコード:628

【Windows】接続が時間切れになる時の通信設定を確認し修正する手順 | エラーコード:628
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Windowsでインターネット接続が時間切れになり、業務が滞る経験はありませんか。特にエラーコード:628が表示される場合、VPN接続などリモートアクセスの設定に問題がある可能性が高いです。

この問題は、ネットワークアダプターの設定不備やVPN認証情報の誤りによって引き起こされることがよくあります。

この記事では、接続が時間切れになる根本的な原因を解説し、通信設定を正確に確認・修正する具体的な手順を詳しく説明します。

【要点】Windowsの接続時間切れエラー628を解決する通信設定の確認と修正

  • ネットワークのリセット: ネットワーク関連の一時的な問題を解決し、通信状態を改善します。
  • VPN接続設定の確認: VPN接続の認証情報やサーバー設定の誤りを修正し、正常な接続を確立します。
  • DNS設定の変更: 名前解決の問題を改善し、安定したインターネット接続を可能にします。
  • ファイアウォール設定の見直し: セキュリティ機能による通信ブロックを解除し、接続を許可します。

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「エラーコード:628」が表示される根本的な原因

Windowsで「エラーコード:628」が表示される場合、主にリモートアクセス接続が時間切れになったことを示します。

これは、企業ネットワークへのVPN接続やダイヤルアップ接続で発生しやすい問題です。

このエラーの背景には、いくつかの技術的な原因が考えられます。

ネットワークアダプターの問題

ネットワークアダプターのドライバーが破損している場合や、設定が不整合を起こしている場合に接続が不安定になります。

一時的な不具合により、通信が確立できないケースもあります。

VPN接続設定の誤り

VPNサーバーのアドレス、ユーザー名、パスワード、認証方法などに誤りがあると接続が確立できません。

使用するVPNプロトコルがサーバーとクライアント間で一致しない場合も、接続が時間切れになる原因です。

ファイアウォールやセキュリティソフトの干渉

Windows Defenderファイアウォールや、インストール済みのセキュリティソフトがVPN接続を不適切にブロックしていることがあります。

これにより、必要な通信が遮断され、接続が時間切れになります。

DNS解決の問題

接続先のVPNサーバーの名前解決が正しく行えない場合、IPアドレスへの変換ができずに接続が失敗します。

DNSサーバーの設定が間違っていたり、キャッシュが破損していたりすると、この問題が発生します。

VPNサーバー側の問題

稀にですが、接続先のVPNサーバー自体がダウンしている、または過負荷状態にある場合も接続できません。

この場合はクライアント側の操作では解決できないため、VPN管理者への確認が必要です。

エラーコード:628を解決するための通信設定修正手順

エラーコード:628による接続時間切れの問題を解決するため、以下の手順で通信設定を確認・修正します。

各手順を順番に試してください。

  1. ネットワークのリセットを実行する
    ネットワークアダプターの一時的な不具合を解消するため、ネットワーク全体をリセットします。
    1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
    2. 左側のメニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。
    3. 「ネットワークの詳細設定」をクリックします。
    4. 「ネットワークのリセット」を見つけ、「今すぐリセット」ボタンをクリックします。
    5. 確認のメッセージが表示されたら、「はい」を選択してリセットを実行します。
    6. PCが再起動したら、接続を再度試します。
    Windows 10の場合: 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「状態」>「ネットワークのリセット」から実行します。
  2. VPN接続設定を確認し修正する
    VPN接続の認証情報やサーバーアドレスが正しいかを確認します。
    1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
    2. 左側のメニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。
    3. 「VPN」をクリックします。
    4. 設定を確認したいVPN接続名をクリックし、「詳細オプション」または「接続オプション」を選択します。
    5. 「編集」ボタンがある場合はクリックし、VPNサーバーのアドレス、ユーザー名、パスワードを正確に入力し直します。
    6. VPNの種類や認証方法がVPNサーバーの設定と一致しているか確認します。
    7. 変更を保存し、再度VPN接続を試します。
  3. DNSサーバー設定を変更する
    名前解決の問題を改善するため、DNSサーバーをパブリックDNSに変更します。
    1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
    2. 左側のメニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。
    3. 「ネットワークの詳細設定」をクリックします。
    4. 「関連設定」の下にある「ネットワークアダプターのオプション」をクリックします。
    5. 接続中のネットワークアダプター(例: イーサネットまたはWi-Fi)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    6. 「インターネットプロトコルバージョン4 TCP/IPv4」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
    7. 「次のDNSサーバーアドレスを使う」を選択し、優先DNSサーバーに「8.8.8.8」、代替DNSサーバーに「8.8.4.4」(Google Public DNS)を入力します。
    8. 「OK」をクリックして設定を保存し、PCを再起動してから接続を試します。
  4. ファイアウォール設定を確認する
    ファイアウォールがVPN接続をブロックしていないか確認し、必要に応じて設定を変更します。
    1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
    2. 「wf.msc」と入力してEnterキーを押し、「セキュリティが強化されたWindows Defender ファイアウォール」を開きます。
    3. 左側のメニューから「送信の規則」と「受信の規則」を確認します。
    4. VPN接続に必要なポートやプログラムがブロックされていないか確認します。通常、VPNプロトコル(例: TCP 1723 for PPTP, UDP 500/4500 for IKEv2)が許可されている必要があります。
    5. もし、サードパーティ製のセキュリティソフトを使用している場合は、そのソフトの設定画面を開き、VPN接続を許可する設定があるか確認します。
    6. 問題が特定できない場合、一時的にファイアウォールを無効にして接続を試し、問題が解決するかどうか確認します。解決する場合は、ファイアウォールの詳細設定を見直します。
    注意: ファイアウォールを無効にする際は、インターネット接続から切断するなど、セキュリティリスクを十分に理解した上で行ってください。
  5. ネットワークドライバーを更新または再インストールする
    ネットワークアダプターのドライバーが古いまたは破損している場合に更新します。
    1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
    2. 「ネットワークアダプター」を展開します。
    3. 接続中のネットワークアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
    4. 「ドライバーを自動的に検索」を選択し、最新のドライバーがインストールされるか確認します。
    5. 最新版が見つからない場合や問題が解決しない場合、再度ドライバーを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
    6. 確認メッセージが表示されたら「アンインストール」をクリックします。ドライバーソフトウェアの削除オプションが表示された場合はチェックを入れず、OSに任せます。
    7. PCを再起動すると、Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。

接続時間切れエラーが解決しない場合の追加確認点

上記の手順を試してもエラーコード:628が解決しない場合、以下の点を確認してください。

VPN接続が全くできない

VPN接続が全く確立できない場合、認証情報の間違いやプロトコル設定の不一致が考えられます。

また、使用しているルーターがVPNパススルーに対応していない可能性もあります。

VPNプロバイダーのサポート情報を確認し、ルーターのVPNパススルー設定を有効にしてください。

特定のサイトにだけ接続できない

インターネットには接続できるものの、特定のサイトやサービスにだけ接続できない場合は、DNSキャッシュの問題が考えられます。

コマンドプロンプトを管理者として開き、「ipconfig /flushdns」と入力してEnterキーを押し、DNSキャッシュをクリアしてください。

また、ブラウザやWindowsのプロキシ設定を確認し、不要なプロキシサーバーが設定されていないか確認してください。

Windows Update後に問題が発生する

Windows Update適用後に接続問題が発生した場合、新しいドライバーと既存のハードウェアとの互換性問題が原因かもしれません。

「設定」>「Windows Update」>「更新の履歴」から、最近適用された更新プログラムを確認し、問題の原因となっている可能性のある更新プログラムを一時的にアンインストールすることを検討してください。

ただし、セキュリティリスクを伴うため、慎重に判断してください。

エラーコードが「628」以外の場合

表示されるエラーコードが「628」以外の場合、そのエラーコードに応じた原因と対処法が存在します。

例えば、「エラーコード:619」はVPNサーバーが応答しない、「エラーコード:800」はVPNサーバーへの接続が確立できない、といった異なる状況を示します。

表示された正確なエラーコードで検索し、具体的な解決策を探してください。

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Windows 11とWindows 10の通信設定画面の比較

Windows 11とWindows 10では、設定画面の構成や一部の名称に違いがあります。

主要な通信設定画面へのアクセス方法を比較します。

項目 Windows 11 Windows 10
ネットワーク設定画面 設定 > ネットワークとインターネット 設定 > ネットワークとインターネット
VPN設定画面 設定 > ネットワークとインターネット > VPN 設定 > ネットワークとインターネット > VPN
ネットワークアダプターのプロパティ 設定 > ネットワークとインターネット > ネットワークの詳細設定 > 関連設定 > ネットワークアダプターのオプション 設定 > ネットワークとインターネット > 状態 > アダプターのオプションを変更
ファイアウォール設定 設定 > プライバシーとセキュリティ > Windows セキュリティ > ファイアウォールとネットワーク保護 設定 > 更新とセキュリティ > Windows セキュリティ > ファイアウォールとネットワーク保護

まとめ

この記事で解説した手順により、Windowsで発生するエラーコード:628による接続時間切れの問題を解決できたことでしょう。

ネットワークアダプターのリセット、VPN接続設定の確認、DNS設定の変更、ファイアウォール設定の見直しなど、具体的な通信設定の修正方法を理解できました。

これらの知識は、今後のVPN接続の安定化や、他のネットワークトラブル発生時の対応にも役立つはずです。

引き続き快適なWindows環境で業務を進めるため、定期的なネットワーク設定の確認を推奨します。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。