【Windows】特定のソフトでハードウェアアクセラレーションを無効にして画面崩れを直す手順

【Windows】特定のソフトでハードウェアアクセラレーションを無効にして画面崩れを直す手順
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特定のソフトを使っているときに画面が崩れたり、表示がおかしくなったりして困っていませんか。

この問題は、ハードウェアアクセラレーションが原因で発生する場合があります。

この記事では、特定のソフトでハードウェアアクセラレーションを無効にし、画面崩れを解決する具体的な手順を解説します。

【要点】画面崩れを解消するハードウェアアクセラレーション設定

  • Webブラウザの設定変更: EdgeやChromeなどのWebブラウザで発生する画面表示の不具合を解消します。
  • Officeアプリケーションの設定変更: WordやExcelなどのOfficeアプリケーションの描画問題を改善します。
  • Windowsのグラフィック設定調整: アプリケーションごとのグラフィック処理設定を最適化し、安定した動作を促します。

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ハードウェアアクセラレーションが画面崩れを引き起こす理由

ハードウェアアクセラレーションは、グラフィック処理などの負荷の高いタスクをCPUだけでなくGPUに分担させる技術です。

これにより、アプリケーションの動作速度や描画性能が向上します。

しかし、グラフィックドライバーのバージョンや特定のハードウェアとの相性が悪い場合、この機能が原因で画面のちらつきや崩れ、フリーズなどの表示問題が発生することがあります。

特に古いグラフィックドライバーを使用している環境や、特殊な描画を行うアプリケーションで問題が顕著になる場合があります。

グラフィックドライバーとアプリケーションの相性問題

アプリケーションがハードウェアアクセラレーションを利用する際、グラフィックドライバーを介してGPUと通信します。

この通信がスムーズに行われないと、GPUが正しい描画情報を取得できず、画面表示に異常が生じます。

ドライバーのバグやアプリケーション側の実装方法によっては、特定の環境でのみ画面崩れが発生する原因となります。

ハードウェアアクセラレーションを無効にすると、処理がCPUに切り替わるため、これらの相性問題を回避できます。

特定のアプリケーションでハードウェアアクセラレーションを無効にする手順

ここでは、代表的なアプリケーションでのハードウェアアクセラレーション無効化手順と、Windowsのグラフィック設定調整手順を説明します。

Microsoft EdgeまたはGoogle Chromeで無効にする

  1. ブラウザの設定を開く
    EdgeまたはChromeを開き、画面右上の「…」メニューまたは「︙」メニューをクリックします。表示される一覧から「設定」を選択してください。
  2. システム設定に移動する
    設定画面の左側ペインで「システムとパフォーマンス」(Edge)または「システム」(Chrome)をクリックします。
  3. ハードウェアアクセラレーションをオフにする
    「使用可能な場合はハードウェアアクセラレーションを使用する」のトグルスイッチをオフに切り替えます。
  4. ブラウザを再起動する
    設定変更を適用するため、ブラウザを一度完全に閉じてから再度開きます。

Microsoft Officeアプリケーションで無効にする

  1. アプリケーションのオプションを開く
    WordやExcelなどのOfficeアプリケーションを開き、「ファイル」タブをクリックします。左側メニューから「オプション」を選択してください。
  2. 詳細設定に移動する
    「オプション」ダイアログボックスが表示されたら、左側ペインで「詳細設定」をクリックします。
  3. ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にする
    表示された項目をスクロールし、「表示」セクションにある「ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にする」のチェックボックスをオンにします。
  4. 設定を保存してアプリケーションを再起動する
    「OK」ボタンをクリックして設定を保存し、Officeアプリケーションを一度閉じてから再度開きます。

Windowsのグラフィック設定で特定のアプリを調整する

アプリケーション自体にハードウェアアクセラレーションの設定がない場合、Windowsのグラフィック設定から特定のアプリの動作を調整できます。

これは、特定のGPUを使用しないように設定することで、間接的にアクセラレーションの影響を回避する方法です。

  1. Windowsの設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. ディスプレイ設定に移動する
    左側ペインで「システム」をクリックし、右側で「ディスプレイ」を選択します。
  3. グラフィック設定を開く
    「関連設定」または「グラフィック」の項目にある「グラフィック」をクリックします。
  4. アプリケーションを追加または選択する
    「デスクトップアプリ」または「Microsoft Storeアプリ」を選択し、「参照」ボタンをクリックして、画面崩れが発生するアプリケーションの実行ファイル(.exeファイル)を選択します。
  5. グラフィックのパフォーマンスを設定する
    追加したアプリケーションが表示されたら、アプリケーション名をクリックし、「オプション」ボタンを選択します。「グラフィックのパフォーマンスの基本設定」ダイアログが表示されます。
  6. 設定を変更する
    「省電力」を選択し、「保存」ボタンをクリックします。これにより、高性能なGPUの使用が抑制され、画面崩れが改善する可能性があります。

Windows 10の場合のグラフィック設定

Windows 10では、グラフィック設定のUIがWindows 11と一部異なります。

  1. Windowsの設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. ディスプレイ設定に移動する
    「システム」をクリックし、左側ペインで「ディスプレイ」を選択します。
  3. グラフィック設定を開く
    「複数のディスプレイ」セクションまたは関連設定にある「グラフィックの設定」リンクをクリックします。
  4. アプリケーションを追加または選択し設定を変更する
    以降の操作はWindows 11の手順と同様です。アプリケーションを追加し、「オプション」から「省電力」を選択して設定を保存します。

ハードウェアアクセラレーションを無効にする際の注意点と関連トラブル

ハードウェアアクセラレーションを無効にすることで画面崩れが改善される一方で、いくつかの注意点や他の原因が考えられる場合があります。

パフォーマンスが低下してしまう

ハードウェアアクセラレーションを無効にすると、グラフィック処理がCPUのみで行われるため、特に動画再生や複雑なWebページ表示、グラフィックを多用するアプリケーションでパフォーマンスが低下する可能性があります。

動作が重くなったり、バッテリー消費が増えたりする場合があるため、画面崩れが改善されたら、必要に応じて再度有効に戻すことも検討してください。

グラフィックドライバーが古いまたは破損している

画面崩れの根本原因が、グラフィックドライバーの古さや破損にある場合があります。

ハードウェアアクセラレーションを無効にしても問題が解決しない場合、以下の手順でグラフィックドライバーを更新または再インストールしてください。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. ディスプレイアダプターを確認する
    「ディスプレイアダプター」を展開し、お使いのグラフィックカードを右クリックします。
  3. ドライバーを更新する
    「ドライバーの更新」を選択し、「ドライバーを自動的に検索」をクリックして最新のドライバーをインストールします。
  4. またはドライバーを再インストールする
    問題が続く場合は、「デバイスのアンインストール」を選択し、PCを再起動すると自動的にドライバーが再インストールされます。

ディスプレイケーブルや接続に問題がある

物理的な接続不良が画面表示の問題を引き起こすこともあります。

ディスプレイケーブルが正しく接続されているか、緩んでいないかを確認してください。

可能であれば、別のケーブルや別のポートを試すことで、ケーブルや接続端子の故障が原因でないかを確認できます。

Windows Updateの不具合

Windows Updateによって導入された更新プログラムが、特定のハードウェアやソフトウェアとの間で互換性の問題を引き起こし、画面崩れの原因となる場合があります。

最近Windows Updateを実行した後に問題が発生した場合は、更新プログラムのアンインストールを検討してください。

  1. 設定から更新履歴を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。「Windows Update」を選択し、「更新の履歴」をクリックします。
  2. 更新プログラムをアンインストールする
    「更新プログラムをアンインストールする」をクリックし、問題発生後にインストールされた更新プログラムを選択してアンインストールを実行します。

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主要アプリケーションにおけるハードウェアアクセラレーション設定方法の比較

項目 Edge / Chrome Officeアプリケーション Windowsグラフィック設定
設定箇所 ブラウザの設定内 各アプリケーションのオプション内 Windowsの設定内
影響範囲 該当ブラウザのみ 該当Officeアプリのみ 指定したアプリケーションのみ
主な用途 Webコンテンツ、動画、Web会議 文書作成、表計算、プレゼンテーション ゲーム、専門ソフトウェア
設定の探し方 システムまたはパフォーマンス項目 詳細設定の表示項目 システム > ディスプレイ > グラフィック
無効時の影響 Webページのスクロールが遅くなる場合がある 描画速度が低下する場合がある 指定アプリのGPU利用が制限される

まとめ

この記事では、特定のソフトで発生する画面崩れの原因がハードウェアアクセラレーションにある場合の対処法を解説しました。

EdgeやChrome、Officeアプリケーション、またはWindowsのグラフィック設定から、ハードウェアアクセラレーションを無効にする具体的な手順を理解できました。

これらの手順を実行することで、画面表示の問題が解消され、安定した業務環境を取り戻せるでしょう。

問題が再発する場合や、他のアプリケーションでも同様の症状が見られる場合は、グラフィックドライバーの更新やWindows Updateの確認も試してください。

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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。