【Windows】マイク入力の音量をキーボードのショートカットで操作する設定手順

【Windows】マイク入力の音量をキーボードのショートカットで操作する設定手順
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Web会議中にマイク入力の音量を素早く調整したいと考えるビジネスマンは多いでしょう。

Windowsの標準機能では、マイク入力音量をキーボードショートカットで直接操作する設定はありません。

この記事では、フリーソフト「SoundVolumeView」を活用し、マイク音量調整のショートカットキーを設定する具体的な方法を解説します。

この手順を実行することで、業務効率を向上させることができます。

【要点】マイク入力音量をショートカットで操作する

  • SoundVolumeViewのダウンロードと設定: マイク音量変更のショートカットを自由に割り当て、効率的な操作を実現します。
  • ショートカットキーの割り当て: 音量上げ・下げ・ミュートなど、複数のコマンドを柔軟に設定できます。
  • タスクスケジューラでの自動起動: Windows起動時にSoundVolumeViewを自動で実行し、手間なく利用を開始できます。

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Windows標準機能の限界とSoundVolumeViewの役割

Windowsには、スピーカー出力音量を調整するキーボードショートカットが標準で搭載されています。

しかし、マイク入力音量を直接操作する機能は標準で提供されていません。

これは、マイクの利用環境やデバイスが多岐にわたるため、一律のショートカット設定が難しいという背景があります。

この課題を解決するために、NirSoftが提供する軽量なフリーソフト「SoundVolumeView」を使用します。

SoundVolumeViewはコマンドラインからオーディオデバイスの音量やミュート状態を制御できるツールです。

このコマンドライン機能を活用し、ショートカットキーに割り当てることで、マイク入力音量の調整を可能にします。

SoundVolumeViewを使ったマイク音量ショートカット設定手順

SoundVolumeViewのダウンロードと準備

  1. 公式サイトへのアクセス
    SoundVolumeViewの公式サイト(NirSoftのウェブサイト)にアクセスします。
  2. ファイルのダウンロード
    ページ下部のダウンロードリンクから、お使いのWindowsのビット数(32ビットまたは64ビット)に合ったバージョンをダウンロードします。
  3. ファイルの展開と保存
    ダウンロードしたZIPファイルを任意の場所に展開します。例えば、Cドライブの直下に「SoundVolumeView」という新しいフォルダを作成し、その中に展開したファイルを保存します。

使用するマイクデバイス名の確認

ショートカットを設定する前に、正確なマイクデバイス名を確認する必要があります。

  1. 設定の起動
    「スタート」ボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  2. サウンド設定への移動
    設定ウィンドウの左側メニューから「システム」を選択し、右側の項目から「サウンド」をクリックします。
  3. 入力デバイスの選択
    「入力」セクションまでスクロールし、「入力デバイスを選択してプロパティを表示します」の下に表示されている、使用するマイクデバイスの名前をクリックします。
  4. デバイス名の確認と記録
    「入力デバイスのプロパティ」画面が開きます。この画面の上部に表示されているデバイス名(例: 「マイク Realtek(R) Audio」)を正確にメモするか、コピーしておきます。この名前はショートカット作成時に必要です。

マイク音量調整ショートカットの作成

ここから、実際にマイク音量を操作するショートカットを作成します。

  1. ショートカットの新規作成
    デスクトップなど任意の場所で右クリックし、「新規作成」から「ショートカット」を選択します。
  2. コマンドラインの入力
    ショートカットの作成ウィザードが開きます。「項目の場所を入力してください」の欄に、SoundVolumeViewの実行ファイルパスとコマンドライン引数を入力します。
    【音量を特定の割合に設定する場合】
    "C:\SoundVolumeView\SoundVolumeView.exe" /SetVolume "マイクデバイス名" 50
    (「マイクデバイス名」は先ほど確認した名前に置き換え、50は設定したい音量パーセントに置き換えます。例: 50%)
    【音量を増減させる場合】
    "C:\SoundVolumeView\SoundVolumeView.exe" /ChangeVolume "マイクデバイス名" 5
    (音量を5%上げます。-5とすれば5%下げます。)
    【ミュートとミュート解除を切り替える場合】
    "C:\SoundVolumeView\SoundVolumeView.exe" /Mute "マイクデバイス名"
    (上記例の「C:\SoundVolumeView\SoundVolumeView.exe」は、SoundVolumeViewを展開した実際のパスに置き換えてください。)
  3. ショートカット名の設定
    「次へ」をクリックし、ショートカットに「マイク音量50%」や「マイク音量上げる」など、分かりやすい名前を付けます。「完了」をクリックしてショートカットを作成します。
  4. ショートカットキーの割り当て
    作成したショートカットを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    「ショートカット」タブの「ショートカットキー」欄にカーソルを合わせ、任意のキーの組み合わせ(例: Ctrl+Alt+Up)を押します。設定後、「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。
    (複数のショートカットを作成し、それぞれに異なるキーを割り当てることで、音量上げ・下げ・ミュートなどを使い分けられます。)

Windows起動時にSoundVolumeViewを自動起動する設定

SoundVolumeViewが起動していないとショートカットキーは機能しません。

Windows起動時に自動で実行されるように設定します。

  1. ファイル名を指定して実行を開く
    「スタート」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. スタートアップフォルダの表示
    「shell:startup」と入力し、「OK」をクリックします。これにより、Windowsのスタートアップフォルダが開きます。
  3. SoundVolumeViewのショートカットをコピー
    SoundVolumeViewの実行ファイル(SoundVolumeView.exe)を右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。作成されたショートカットを、先ほど開いたスタートアップフォルダにドラッグアンドドロップでコピーします。
  4. 設定の完了
    これで、Windows起動時にSoundVolumeViewが自動で起動し、作成したショートカットキーが機能するようになります。

設定時の注意点とよくある失敗例

ショートカットキーが反応しない場合

他のアプリケーションやWindowsの機能と、割り当てたショートカットキーが重複している可能性があります。

ショートカットのプロパティを開き、「ショートカットキー」を別の組み合わせに変更してください。

また、タスクマネージャーを開き、SoundVolumeViewがバックグラウンドで起動しているか確認することも重要です。

マイクデバイス名が正しくない場合

コマンドラインで指定したマイクデバイス名が、Windowsに登録されている正式名称と一致していないと、コマンドは実行されません。

「使用するマイクデバイス名の確認」手順を再度実行し、正確なデバイス名をコピーしてショートカットのターゲット欄に貼り付けてください。

デバイス名の表記揺れや半角スペースの有無に注意が必要です。

SoundVolumeViewが管理者権限を要求する場合

特定の環境やセキュリティ設定により、SoundVolumeViewの実行に管理者権限が必要となる場合があります。

SoundVolumeViewの実行ファイルのプロパティを開き、「互換性」タブの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れてください。

または、作成したショートカットのプロパティの「詳細設定」から「管理者として実行」にチェックを入れる方法もあります。

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Windows標準機能とSoundVolumeViewによるマイク音量操作の比較

項目 Windows標準機能 SoundVolumeView
マイク音量ショートカット なし 設定可能
操作の柔軟性 設定画面での手動操作のみ 音量増減、特定値設定、ミュート切り替えが可能
導入の手間 不要 フリーソフトのダウンロードと設定が必要
システムへの影響 なし 軽量なソフトだが、常駐することでリソースをわずかに使用

まとめ

この記事では、SoundVolumeViewを利用してWindowsでマイク入力音量をキーボードショートカットで操作する手順を解説しました。

Web会議や音声入力中に、手軽にマイク音量を調整できるようになります。

設定したショートカットキーを活用し、よりスムーズな業務進行に役立ててください。

複数のショートカットを作成し、マイク音量の上げ下げやミュート切り替えを自在にコントロールすることをおすすめします。

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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。