【Windows】複数のスピーカーを使い分けて特定のソフトだけ別の場所から音を出す設定

【Windows】複数のスピーカーを使い分けて特定のソフトだけ別の場所から音を出す設定
🛡️ 超解決

Web会議中にBGMを流したい、ゲーム音声を別のヘッドホンから聞きたいなど、特定のアプリケーションの音声を別の出力デバイスから出したい場面があるかもしれません。

Windowsの標準設定では全ての音が同じデバイスから出てしまい、このような柔軟な使い分けは難しいと感じるでしょう。

この記事では、アプリケーションごとに異なるオーディオ出力デバイスを設定する方法を解説します。

これにより、ビジネスシーンやプライベートでのPC活用がより快適になります。

【要点】アプリケーションごとのオーディオ出力設定をマスターする

  • サウンド設定の開き方: アプリケーションの音声出力デバイスを変更する画面に簡単にアクセスできます。
  • アプリケーション音量の設定: 特定のアプリケーションの音量と出力デバイスを個別に調整し、柔軟なオーディオ環境を構築します。
  • デフォルトデバイスの確認: システム全体の音声をどこから出すかを確認し、必要に応じて変更して全体のバランスを整えます。

ADVERTISEMENT

アプリケーションごとのオーディオ出力設定の概要

Windows10以降のバージョンでは、アプリケーションごとに異なるオーディオ出力デバイスを指定できる機能が追加されています。この機能を使うと、例えばWeb会議の音声はヘッドセットから、BGMは外部スピーカーからといった使い分けが可能です。これにより、作業効率を高めたり、プライベートでのエンターテイメント体験を向上させたりできます。

この機能でできること

特定のアプリケーションの音声を、システム全体のデフォルト設定とは別のスピーカーやヘッドホンから出力できます。複数のオーディオ出力デバイスを同時に活用することで、より複雑なオーディオ環境を構築できます。

前提条件

この機能を利用するには、複数のオーディオ出力デバイスがPCに接続されており、Windowsで認識されている必要があります。例えば、PCの内蔵スピーカーとUSB接続のヘッドセット、Bluetoothスピーカーなどがそれにあたります。デバイスが正しく接続され、ドライバーがインストールされていることを確認してください。

Windows11でアプリケーションごとにオーディオ出力デバイスを設定する手順

Windows11では、簡単な操作でアプリケーションごとのオーディオ出力デバイスを設定できます。以下の手順で設定を進めてください。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。または、WindowsキーとIキーを同時に押して設定アプリを開きます。
  2. サウンド設定に移動する
    設定画面の左側メニューから「システム」を選択し、右側の項目から「サウンド」をクリックします。
  3. 音量ミキサーを開く
    サウンド設定画面を下にスクロールし、「詳細設定」の項目にある「音量ミキサー」をクリックします。
  4. アプリケーションごとの出力デバイスを選択する
    音量ミキサー画面には、現在音を出しているアプリケーションの一覧が表示されます。各アプリケーションの項目に「出力」のドロップダウンメニューがありますので、ここから任意のオーディオ出力デバイスを選択します。
    例えば、Edgeの音声をヘッドセットから、Spotifyの音声を外部スピーカーから出すように設定できます。

Windows10の場合の補足: Windows10では「設定」>「システム」>「サウンド」に進んだ後、「その他のサウンド設定」の下にある「アプリの音量とデバイスの基本設定」をクリックします。ここから同様にアプリケーションごとの出力デバイスを設定できます。

アプリケーション別オーディオ設定時の注意点とトラブル解決

アプリケーションごとのオーディオ設定は非常に便利ですが、いくつかの注意点やトラブルが発生する場合があります。ここでは、よくある問題とその対処法を解説します。

アプリケーションが表示されない場合

音量ミキサーに特定のアプリケーションが表示されないことがあります。これは、そのアプリケーションが現在音を出していないか、またはユニバーサルWindowsプラットフォームUWPアプリではない場合に発生しやすいです。

対処法:

  1. アプリケーションを起動して音を出す: まずは対象のアプリケーションを起動し、何らかの音声を再生してみてください。音量ミキサーは、音が再生されているアプリケーションを検出して表示することが多いです。
  2. サウンドコントロールパネルから設定を試す: 従来のサウンドコントロールパネルからも設定できる場合があります。設定アプリのサウンド画面で「その他のサウンド設定」をクリックし、開いたウィンドウの「アプリの音量とデバイスの基本設定」タブを確認してください。

設定したはずなのに音が変わらない場合

アプリケーションの出力デバイスを変更したにもかかわらず、音が期待通りに切り替わらないことがあります。

対処法:

  1. アプリケーションを再起動する: 多くのアプリケーションは、オーディオデバイスの変更に即座に対応しない場合があります。設定を変更した後、対象のアプリケーションを一度完全に終了し、再度起動してみてください。
  2. デバイスの接続を確認する: 使用したいオーディオデバイスがPCに正しく接続されているか、電源が入っているかを確認します。USBデバイスやBluetoothデバイスの場合、一度抜き差ししてみる、またはペアリングをやり直すことも有効です。
  3. デフォルトデバイスを確認する: システム全体のデフォルトオーディオデバイスが意図しないものになっていると、一部のアプリケーションで設定が反映されないことがあります。サウンド設定画面で「出力デバイスの選択」を確認し、必要に応じて変更してください。

Bluetoothデバイスが途切れる場合

Bluetooth接続のヘッドセットやスピーカーを使用していると、音が途切れたり接続が不安定になったりする場合があります。

対処法:

  1. デバイスをPCに近づける: Bluetoothの電波は障害物や距離に影響されます。PCとデバイスの距離を近づけ、間に障害物がない状態にしてみてください。
  2. 他のBluetoothデバイスとの距離を離す: 他のBluetoothデバイスが近くにあると電波干渉を起こすことがあります。使用していないBluetoothデバイスの電源を切るか、距離を離してください。
  3. Bluetoothドライバーを更新する: Bluetoothアダプターのドライバーが古いと、接続が不安定になることがあります。デバイスマネージャーからBluetoothドライバーの更新を試してください。

ADVERTISEMENT

Windows11とWindows10でのアプリケーション別オーディオ設定の違い

Windows11とWindows10では、アプリケーションごとのオーディオ設定へのアクセス方法やUIに若干の違いがあります。ここでは、それぞれの違いを比較します。

項目 Windows11 Windows10
アクセス方法 設定 > システム > サウンド > 音量ミキサー 設定 > システム > サウンド > その他のサウンド設定 > アプリの音量とデバイスの基本設定
設定画面の名称 音量ミキサー アプリの音量とデバイスの基本設定
UIデザイン 新しいデザインで、スライダーやドロップダウンメニューが見やすい 従来のコントロールパネル風のデザイン
主な変更点 設定アプリ内で直接完結する 一部の機能は従来のコントロールパネルに遷移する

まとめ

この記事では、Windows11およびWindows10でアプリケーションごとに異なるオーディオ出力デバイスを設定する方法を解説しました。

この設定を活用することで、Web会議の音声とBGMを別々のデバイスから出力するなど、ビジネスシーンやプライベートでより柔軟なオーディオ環境を構築できます。

今回紹介した手順を参考に、普段使用するアプリケーションで設定を試し、ご自身のPC環境に最適なオーディオ設定を見つけてください。

アプリケーションごとの音量ミキサー機能を活用し、快適なWindows操作を実現しましょう。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。