【Windows】レジストリ操作によりデスクトップのごみ箱の名称を自由に変更する手順

【Windows】レジストリ操作によりデスクトップのごみ箱の名称を自由に変更する手順
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Windowsのデスクトップにあるごみ箱は、通常の方法では名称を変更できません。しかし、レジストリを編集することで、ごみ箱の名称を自由にカスタマイズできます。

この記事では、Windows 11を基準に、レジストリを安全に操作してごみ箱の名称を変更する具体的な手順を解説します。

デスクトップをより自分らしく、業務に合わせた表示にカスタマイズできるようになります。

【要点】ごみ箱の名称をレジストリで変更する

  • レジストリのバックアップ: 万が一の事態に備え、レジストリ全体のバックアップを必ず取得します。
  • レジストリエディターでのキー移動: ごみ箱の名称を管理する特定のレジストリキーへ移動します。
  • LocalizedResourceNameの値変更: 該当する値を編集し、任意の新しいごみ箱の名称を設定します。

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ごみ箱の名称変更がレジストリ操作を必要とする理由

Windowsのデスクトップに表示されるごみ箱は、通常のファイルやフォルダーとは異なる特殊なシステムアイコンです。

そのため、右クリックメニューから「名前の変更」を選択しても、そのオプションは表示されません。

ごみ箱の名称は、Windowsのシステム設定を格納するデータベースであるレジストリに直接記述されています。

レジストリを編集することで、このシステム設定を直接変更し、ごみ箱の表示名をカスタマイズできます。

この操作はシステムの深い部分に影響を与えるため、慎重な対応が求められます。

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デスクトップのごみ箱の名称を変更する手順

レジストリを編集する際は、必ず事前にバックアップを取得してください。これにより、万が一問題が発生した場合でも元の状態に戻せます。

レジストリのバックアップ手順

  1. レジストリエディターを起動する
    スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」を選択します。
  2. レジストリ全体をエクスポートする
    レジストリエディターの左ペインで「コンピューター」を選択します。上部メニューの「ファイル」から「エクスポート」を選びます。
  3. バックアップファイルを保存する
    「エクスポート範囲」で「すべて」が選択されていることを確認します。任意の保存場所とファイル名を指定し、「保存」をクリックします。このファイルがレジストリのバックアップになります。

ごみ箱の名称を変更する手順

  1. レジストリエディターを起動する
    スタートボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. ごみ箱のレジストリキーへ移動する
    レジストリエディターのアドレスバーに以下のパスをコピーして貼り付け、「Enter」キーを押します。
    HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
  3. LocalizedResourceNameの値を編集する
    右ペインに表示される「LocalizedResourceName」をダブルクリックします。値のデータ編集ダイアログが開きます。
  4. 新しい名称を入力する
    「値のデータ」欄に、ごみ箱に表示したい任意の新しい名称を入力します。例えば、「一時保管箱」や「廃棄ボックス」などです。「OK」をクリックして変更を保存します。
  5. 変更を反映させる
    レジストリエディターを閉じます。デスクトップのごみ箱の名称は、Windowsを再起動するか、エクスプローラーを再起動することで反映されます。

レジストリ操作における注意点と失敗例

レジストリ編集はWindowsの安定性に影響を与える可能性があります。以下の点に注意し、慎重に操作してください。

レジストリのバックアップを怠ってしまう

原因: レジストリ変更前にバックアップを取得しなかった場合、問題発生時に元の状態に戻すことが困難になります。

対処法: レジストリ編集を行う際は、必ず「レジストリのバックアップ手順」に従い、事前にバックアップファイルを作成してください。問題が発生した場合は、作成したバックアップファイルをダブルクリックすることで、レジストリを元の状態に戻せます。

誤ったキーを編集してしまう

原因: 指定されたレジストリパス以外のキーや値を誤って変更してしまうと、システムに予期せぬ不具合が生じる可能性があります。

対処法: 必ず指定されたパスと値「LocalizedResourceName」のみを操作してください。不明なキーや値は変更しないようにします。もし誤って変更してしまった場合は、バックアップからレジストリを復元してください。

変更がすぐに反映されない

原因: レジストリの変更がシステムに適用されるには、エクスプローラーの再起動やWindowsの再起動が必要な場合があります。

対処法: レジストリエディターを閉じた後、まずWindowsを再起動してみてください。それでも反映されない場合は、タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動する方法を試します。

  1. タスクマネージャーを起動する
    「Ctrl + Shift + Esc」キーを同時に押してタスクマネージャーを開きます。
  2. エクスプローラーを再起動する
    「プロセス」タブで「Windowsエクスプローラー」を探し、選択します。右下の「再起動」ボタンをクリックします。

ごみ箱のアイコンが変更できない

原因: ごみ箱の名称変更とアイコン変更は、それぞれ異なる設定項目で管理されています。レジストリ操作では名称のみが変更されます。

対処法: ごみ箱のアイコンを変更したい場合は、デスクトップの何もない場所を右クリックし、「個人用設定」を選択します。左側のメニューから「テーマ」を選び、「デスクトップアイコンの設定」をクリックします。ごみ箱のアイコンを選択し、「アイコンの変更」ボタンから新しいアイコンを設定できます。

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Windows 11とWindows 10のレジストリ操作の違い

項目 Windows 11 Windows 10
レジストリエディターの起動 スタートボタン右クリックから「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力 スタートボタン右クリックから「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力
ごみ箱のレジストリパス HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E} HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
名称変更対象の値 LocalizedResourceName LocalizedResourceName
操作の共通性 基本的なレジストリ操作手順はWindows 10と共通 基本的なレジストリ操作手順はWindows 11と共通

まとめ

この記事で解説したレジストリ操作により、デスクトップのごみ箱の名称を自由にカスタマイズできました。

システムアイコンの名称を変更することで、デスクトップをより業務に合わせた視覚的な環境に調整できます。

レジストリ操作は慎重に行う必要がありますが、この知識は他のシステム設定のカスタマイズにも応用できるでしょう。

ぜひ、ごみ箱の名称変更を試して、自分だけのデスクトップ環境を構築してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。