【Windows】「バックグラウンドアプリ」の動作を制限して情報の勝手な送信を防ぐ手順

【Windows】「バックグラウンドアプリ」の動作を制限して情報の勝手な送信を防ぐ手順
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Windowsパソコンで知らない間に多くのアプリが裏側で動作し、パフォーマンスの低下やデータ通信量の増加に悩まされていませんか。これらのバックグラウンドアプリは、意図しない情報送信のリスクも抱えることがあります。

この記事では、Windows 11とWindows 10でバックグラウンドアプリの動作を効果的に制限し、パソコンの動作を快適に保つ具体的な手順を解説します。

不要なデータ送信を防ぎ、システムリソースを節約することで、より安全で効率的な作業環境を構築できます。

【要点】バックグラウンドアプリの動作制限でPCを快適に

  • アプリごとのバックグラウンド動作設定: 特定のアプリのデータ通信やリソース消費を個別に制御できます。
  • システム全体のバックグラウンドアプリ設定: すべてのアプリの動作を一括で管理し、システムの負荷を軽減できます。
  • プライバシー設定の確認: アプリがアクセスできるデータ範囲を確認し、プライバシー保護を強化できます。

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バックグラウンドアプリとは?その機能と影響

バックグラウンドアプリとは、ユーザーが直接操作していなくても、パソコンの裏側で動作し続けるアプリのことです。これらは通知の受信、データの同期、システム更新など、様々な便利な機能を提供します。

しかし、多くのアプリが同時にバックグラウンドで動作すると、パソコンのバッテリー消費が増え、データ通信量が増加します。さらに、システム全体のパフォーマンスが低下することもあります。

特にビジネス環境では、意図しない情報送信のリスクや、機密データへのアクセス許可が設定されている可能性も考慮する必要があります。バックグラウンド動作を適切に制限することで、これらの問題を解決し、パソコンをより安定して利用できます。Windows 11とWindows 10で設定の考え方は同じです。

Windowsでバックグラウンドアプリの動作を制限する手順

ここでは、Windows 11を基準にバックグラウンドアプリの動作を制限する具体的な手順を解説します。Windows 10での違いがある場合は補足します。

特定のアプリのバックグラウンド動作を個別に制限する

個別のアプリごとにバックグラウンドでの動作を許可するかどうかを設定できます。これにより、必要なアプリは動作させつつ、不要なアプリは停止させることが可能です。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」をクリックします。
  2. アプリと機能の画面へ移動する
    左側のメニューから「アプリ」を選択し、「インストールされているアプリ」をクリックします。
    Windows 10の場合は「アプリと機能」をクリックします。
  3. 対象アプリの詳細オプションを開く
    設定を変更したいアプリの名前の右側にある「…」(その他オプション)をクリックし、「詳細オプション」を選択します。
    Windows 10の場合は、対象アプリをクリックすると表示される「詳細オプション」をクリックします。
  4. バックグラウンドアプリのアクセス許可を設定する
    「バックグラウンドアプリのアクセス許可」セクションにある「バックグラウンドで実行できるようにする」のドロップダウンメニューを開きます。
    ここで「電源の最適化済み(推奨)」、「常にオン」、「なし」の中から選択します。
    「なし」を選択すると、アプリはバックグラウンドで動作しなくなります。

システム全体のバックグラウンドアプリを制限する

すべてのアプリのバックグラウンド動作を一括で制御したい場合に利用する設定です。個別の設定よりも広範囲に影響を与えます。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」をクリックします。
  2. プライバシーとセキュリティの画面へ移動する
    左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
    Windows 10の場合は「プライバシー」をクリックします。
  3. バックグラウンドアプリの設定を開く
    「アプリのアクセス許可」セクションを下へスクロールし、「バックグラウンドアプリ」をクリックします。
    Windows 10の場合は、左側のメニューから「バックグラウンドアプリ」をクリックします。
  4. バックグラウンド動作を制御する
    「アプリがバックグラウンドで実行されることを許可する」のトグルスイッチを「オフ」にすると、すべてのアプリのバックグラウンド動作が一括で停止します。
    個別に制御したい場合は、このスイッチを「オン」にしたまま、アプリごとのトグルスイッチでオン/オフを切り替えます。

バックグラウンドアプリ制限時の注意点とよくある疑問

バックグラウンドアプリの動作を制限する際には、いくつかの注意点があります。設定変更後に予期せぬ問題が発生しないよう、以下の点を事前に確認してください。

必要な通知や機能が利用できなくなる場合がある

メールアプリやメッセージアプリなどのバックグラウンド動作を停止すると、新しいメッセージの通知がリアルタイムで届かなくなることがあります。また、クラウドストレージサービスであるOneDriveなどの同期アプリのバックグラウンド動作を停止すると、ファイルが自動で同期されなくなる可能性もあります。

重要な通知や常に最新の状態を保ちたいアプリについては、個別の設定でバックグラウンド動作を許可するように調整してください。

Windowsのシステムアプリは制限できない

一部のWindowsシステムアプリや、OSの安定動作に不可欠なプロセスは、バックグラウンドアプリの設定画面に表示されず、動作を制限できません。これらはWindowsの基盤を支える機能であるため、意図的に変更できないようになっています。

これらのシステムアプリがパフォーマンスに影響を与えていると感じる場合は、タスクマネージャーでリソース消費状況を確認し、別の原因を探る必要があります。

パフォーマンス改善が実感できない場合の確認点

バックグラウンドアプリの制限を行っても、パソコンの動作が改善しない場合は、他の要因が影響している可能性があります。例えば、CPUの使用率が高い、メモリが不足している、ストレージの空き容量が少ないなどが考えられます。

タスクマネージャーを開き、「プロセス」タブでCPU、メモリ、ディスク、ネットワークの各項目を監視し、どのアプリやプロセスがリソースを多く消費しているかを確認してください。バックグラウンドアプリ以外の要因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。

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Windows 11とWindows 10のバックグラウンドアプリ設定画面の比較

Windows 11とWindows 10では、バックグラウンドアプリの設定画面へのアクセスパスや表示に若干の違いがあります。

項目 Windows 11 Windows 10
設定アプリへのアクセス スタートボタン右クリック > 設定 スタートボタン右クリック > 設定
個別のアプリ設定パス 設定 > アプリ > インストールされているアプリ > … > 詳細オプション 設定 > アプリ > アプリと機能 > 対象アプリクリック > 詳細オプション
システム全体の設定パス 設定 > プライバシーとセキュリティ > アプリのアクセス許可 > バックグラウンドアプリ 設定 > プライバシー > バックグラウンドアプリ
個別のバックグラウンド設定項目 「バックグラウンドで実行できるようにする」ドロップダウンメニュー(電源の最適化済み/常にオン/なし) 「バックグラウンドで実行できるようにする」トグルスイッチ(オン/オフ)
システム全体のバックグラウンド動作制御 「アプリがバックグラウンドで実行されることを許可する」トグルスイッチ 「アプリがバックグラウンドで実行されることを許可する」トグルスイッチ

まとめ

この記事では、Windows 11とWindows 10でバックグラウンドアプリの動作を制限し、パソコンのパフォーマンス向上とプライバシー保護を実現する方法を解説しました。

個別のアプリ設定やシステム全体の設定を適切に管理することで、不要なデータ通信やリソース消費を防げます。

定期的にバックグラウンドアプリの設定を見直し、必要なアプリのみに動作を許可することで、快適で安全なWindows環境を維持できます。

タスクマネージャーを活用し、リソース消費状況を確認しながら最適な「バックグラウンドアプリ」設定を見つけてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。