【Windows】システムの更新後に付箋が消えた時に古いフォルダからデータを救い出す手順

【Windows】システムの更新後に付箋が消えた時に古いフォルダからデータを救い出す手順
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Windowsシステムの更新後に、大切なメモを保存していた付箋が突然消えてしまい困っているビジネスマンもいるでしょう。このような状況では、業務に必要な情報が失われる可能性があり焦りを感じるかもしれません。この記事では、システムの更新によって見えなくなった付箋データを、古いフォルダから確実に救い出す具体的な手順を解説します。

データの保存場所を特定し、古いユーザープロファイルからファイルをコピーすることで、失われた付箋を復元できます。

この記事を読むことで、消えてしまった付箋データを復旧させ、再び利用できるようになるでしょう。

【要点】システム更新後に消えた付箋データを復元するポイント

  • 隠しファイルの表示設定: 付箋データが保存されている隠しフォルダを表示可能にする。
  • 現在の付箋データ保存場所の特定: 復元するデータをどこにコピーすべきか、正確なパスを特定する。
  • 古いユーザープロファイルからのデータコピー: システム更新で作成された「Windows.old」フォルダなどから、失われた付箋データファイルを見つけ出して復元する。

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システム更新後に付箋が消える主な原因

Windowsの大型アップデートやアップグレードが実行されると、システムは新しい環境を構築します。この際、以前のシステム環境が「Windows.old」というフォルダに保存される場合があります。付箋のデータは、特定のユーザープロファイル内のアプリケーションデータフォルダに保存されるため、システム更新によってユーザープロファイルの関連付けが変わると、元の付箋データにアクセスできなくなるのです。

多くの場合、付箋データ自体は削除されておらず、「Windows.old」フォルダ内の古いユーザープロファイルにそのまま残っています。そのため、適切な手順で古いフォルダを探索し、データファイルを現在のプロファイルにコピーすることで、付箋の情報を復元できます。

付箋のデータファイルは「plum.sqlite」という名前で保存されています。

付箋データの保存場所と仕組み

付箋のデータは、ユーザーアカウントごとに異なる場所に保存されます。具体的には、%LocalAppData%\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe\LocalStateというパスにある「plum.sqlite」ファイルです。このファイルには、すべての付箋の内容、位置、サイズなどの情報が含まれています。システム更新後、新しいユーザープロファイルが作成された場合、このパスに新しい空の「plum.sqlite」ファイルが生成されるため、以前の付箋が表示されなくなります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

消えた付箋データを古いフォルダから復元する手順

システムの更新後に消えた付箋データを復元するには、まず隠しファイルを表示する設定を行い、その後古いユーザープロファイルからデータファイルをコピーします。以下の手順で操作を進めてください。

  1. 隠しファイルを表示する設定を有効にする
    エクスプローラーを開きます。Windows 11の場合、上部にある「表示」をクリックし、さらに「表示」メニューから「隠し項目」にチェックを入れます。Windows 10の場合は、「表示」タブをクリックし、「隠しファイル」のチェックボックスをオンにします。これにより、通常は表示されないシステムファイルや隠しフォルダが見えるようになります。
  2. 現在の付箋データ保存場所を確認する
    エクスプローラーのアドレスバーに %LocalAppData%\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe\LocalState と入力し、Enterキーを押します。現在の付箋アプリのデータが保存されているフォルダが開きます。このフォルダ内に「plum.sqlite」というファイルがあることを確認してください。もし現在付箋アプリを使っている場合は、このファイルを一時的に別の場所にコピーしてバックアップを取っておくと安全です。
  3. 古いユーザープロファイルフォルダを探す
    エクスプローラーで C:\Windows.old フォルダを開きます。このフォルダはシステムの更新前に使用していたWindowsの古い環境が保存されています。C:\Windows.old\Users\<以前のユーザー名>\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe\LocalState のパスをたどります。<以前のユーザー名>の部分は、システム更新前に使用していたアカウント名に置き換えてください。
  4. 古い付箋データファイル「plum.sqlite」を特定しコピーする
    手順3で開いた古いユーザープロファイル内の「LocalState」フォルダに、「plum.sqlite」ファイルがあるか確認します。このファイルが以前の付箋データです。このファイルを右クリックし、「コピー」を選択します。
  5. 現在の付箋データ保存場所にファイルを貼り付ける
    手順2で開いた現在の付箋データ保存場所のフォルダに戻ります。そのフォルダ内で右クリックし、「貼り付け」を選択します。すでに「plum.sqlite」ファイルが存在する場合は、「ファイルを置き換える」を選択して上書きします。
  6. 付箋アプリを再起動する
    付箋アプリが起動している場合は一度終了させ、再度起動します。これにより、コピーした古いデータが読み込まれ、以前の付箋が表示されるはずです。

付箋データ復元時の注意点とよくある失敗パターン

付箋データの復元作業は慎重に行う必要があります。以下の注意点やよくある失敗パターンを確認し、適切に対処してください。

古いデータファイルが見つからない場合

C:\Windows.old フォルダが見つからない、またはその中に以前のユーザープロファイルがない場合があります。これは、システム更新から10日以上経過している場合、Windowsが自動的にWindows.oldフォルダを削除することが原因です。また、ディスククリーンアップなどのツールで手動で削除されている可能性もあります。

この場合、残念ながら古いデータファイルを直接復元することは非常に困難です。システムの復元ポイントが作成されている場合は、更新前の状態に戻せる可能性がありますが、システムの安定性に影響を与えるため推奨されません。データ復元ソフトウェアの利用も考えられますが、データが上書きされている可能性もあり、確実な復旧は保証されません。

コピー後に付箋が起動しない、またはデータが反映されない場合

「plum.sqlite」ファイルをコピーした後、付箋アプリが正常に起動しなかったり、データが反映されなかったりすることがあります。これは、コピーしたファイルが破損しているか、アクセス権に問題がある、またはアプリ自体が不安定になっている可能性があります。

  1. 付箋アプリのリセットを試す
    Windowsの設定を開き、「アプリ」→「インストールされているアプリ」に進みます。検索ボックスに「付箋」と入力し、付箋アプリの右側にある三点リーダーをクリックして「詳細オプション」を選択します。「リセット」セクションにある「リセット」ボタンをクリックします。これにより、アプリのデータが初期化されるため、再度コピー作業を行う前に試す価値があります。
  2. アクセス権を確認する
    コピーした「plum.sqlite」ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「セキュリティ」タブで、現在ログインしているユーザーアカウントに「フルコントロール」のアクセス権があるか確認します。ない場合は、「編集」からアクセス権を付与してください。

複数の付箋データがある場合の選択

複数のユーザープロファイルが存在する場合や、以前のバックアップデータがある場合、どの「plum.sqlite」ファイルが最新のデータを含んでいるか判断に迷うことがあります。

ファイルの日付と時刻を確認し、最新の更新日時を持つファイルを選択するようにしてください。特に、システム更新が行われた直前の日付のファイルが、目的のデータである可能性が高いです。不安な場合は、複数の「plum.sqlite」ファイルを異なるファイル名でバックアップしておき、一つずつ試してみるのも有効な方法です。

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付箋データの保存形式とバックアップ方法の比較

付箋のデータはローカルに保存されるだけでなく、Microsoftアカウントと同期することも可能です。それぞれの保存形式とバックアップ方法には特徴があります。

項目 ローカルファイルとして手動バックアップ Microsoftアカウントと同期
特徴 「plum.sqlite」ファイルを直接コピーしてバックアップする Microsoftアカウントを通じてクラウドに付箋データを保存する
保存場所 指定した任意のローカルフォルダ、またはUSBドライブ Microsoftクラウドサービス(OneDriveなど)
バックアップの容易さ 手動でファイルをコピーする必要がある 一度設定すれば自動的に同期される
復元の容易さ 手動でファイルを元の場所に貼り付ける Microsoftアカウントでサインインすれば自動的に復元される
システム更新時の安全性 手動バックアップがあれば復元可能 アカウントに紐づくためデータが失われにくい

まとめ

この記事では、Windowsシステムの更新後に消えてしまった付箋データを、古いフォルダから復元する具体的な手順を解説しました。

隠しファイルの表示設定を有効にし、現在の付箋データ保存場所と古いユーザープロファイル内の「plum.sqlite」ファイルを特定してコピーすることで、失われたメモを取り戻すことができます。

今後のデータ損失を防ぐため、付箋のMicrosoftアカウント同期を有効にするか、定期的な手動バックアップを検討してください。

これらの対策により、大切な情報を安全に管理し、業務効率を維持できるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。