【Windows】システムイメージの修復に必要なソースファイルを外部メディアから指定する手順

【Windows】システムイメージの修復に必要なソースファイルを外部メディアから指定する手順
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Windowsシステムが起動しない、または不安定な状態に陥った際、システムイメージからの回復は有効な手段です。

しかし、修復に必要なソースファイルが内蔵ストレージで見つからない場合、外部メディアからの指定が必要となることがあります。

この記事では、Windows 11環境でシステムイメージ修復のソースファイルをUSBメモリやDVDなどの外部メディアから指定し、システムを正常な状態に戻すための詳細な手順を解説します。

【要点】システムイメージ修復で外部ソースを指定するポイント

  • Windows回復環境へのアクセス: システムイメージ修復にはWindows回復環境へのアクセスが必須です。
  • システムイメージの選択: 外部メディアに保存されたシステムイメージファイルを正確に指定します。
  • 回復ドライブの準備: 外部メディアからの修復には、Windowsインストールメディアや回復ドライブが必要です。

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システムイメージ修復で外部メディアが必要になる理由

Windowsのシステムイメージ修復は、オペレーティングシステム全体を以前の正常な状態に戻すための機能です。この修復プロセスでは、システムイメージファイルに含まれるWindowsのシステムファイルやプログラム、設定などが利用されます。

通常、システムイメージは内蔵ドライブに保存されますが、内蔵ドライブが破損している場合や、必要なファイルが利用できない状況では、外部メディアからのソースファイル指定が必要になります。例えば、システムドライブが故障した場合や、マルウェア感染によりシステムファイルが破壊された場合などがこれに該当します。

外部メディアからの指定は、事前に作成したWindowsインストールメディアや回復ドライブを使用することで可能になります。これにより、内蔵ストレージの状態に左右されずにシステムを復旧できます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

外部メディアからシステムイメージ修復のソースファイルを指定する手順

システムイメージの修復を実行するには、まずWindows回復環境にアクセスする必要があります。以下の手順で外部メディアからシステムイメージを指定し、システムを回復させます。

  1. 回復環境にアクセスする
    Windowsが起動できる場合は、「設定」アプリを開き、「システム」→「回復」の順に進みます。「回復オプション」セクションにある「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」ボタンをクリックしてください。Windowsが起動しない場合は、PCの電源を入れ、Windowsロゴが表示されたらすぐに電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンする操作を2回繰り返してください。3回目の起動時にWindows回復環境が自動的に起動します。
  2. オプションを選択する
    「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」をクリックしてください。
  3. 詳細オプションに進む
    「トラブルシューティング」画面で、「詳細オプション」をクリックします。
  4. システムイメージの回復を選択する
    「詳細オプション」画面で、「システムイメージの回復」をクリックしてください。場合によっては、「その他の回復オプションを表示」をクリックする必要があるかもしれません。
  5. ターゲットオペレーティングシステムを選択する
    回復対象のWindows 11またはWindows 10のオペレーティングシステムを選択してください。
  6. システムイメージの場所を選択する
    「システムイメージの選択」画面が表示されたら、「システムイメージを選択する」オプションを選択し、「次へ」をクリックしてください。
  7. 外部メディアを参照する
    「システムイメージの場所の選択」画面で、「詳細設定」ボタンをクリックし、「ネットワーク上のシステムイメージを検索する」または「ドライバをインストールする」オプションが表示された場合は、必要に応じて選択してください。通常は「システムイメージの場所を検索する」を選択し、「次へ」をクリックします。
  8. システムイメージファイルを選択する
    PCに接続されている外部メディアドライブが表示されますので、システムイメージファイルが保存されているドライブを選択してください。通常は「.vhd」または「.vhdx」形式のファイルが含まれるフォルダを指定します。正しいシステムイメージを選択したら、「次へ」をクリックします。
  9. 回復オプションを確認して実行する
    回復するシステムイメージと対象ドライブが正しく表示されていることを確認します。必要に応じて、「ディスクを除外する」などのオプションを設定してください。最後に「完了」をクリックし、確認のメッセージが表示されたら「はい」をクリックして修復を開始します。

システムイメージ修復がうまくいかない場合の追加確認点

上記の手順でシステムイメージ修復が成功しない場合、いくつかの追加確認点があります。以下の状況に合わせた対処法を試してください。

システムイメージが見つからない場合

指定した外部メディアにシステムイメージが見つからない場合は、以下の点を確認してください。

  1. メディアの接続確認: USBメモリや外付けHDDがPCに正しく接続されているか確認してください。別のUSBポートを試すことも有効です。
  2. パスの確認: システムイメージファイルが保存されているフォルダパスが正しいか再確認してください。システムイメージは通常、「WindowsImageBackup」という名前のフォルダ内に保存されています。
  3. イメージの破損: システムイメージファイル自体が破損している可能性があります。可能であれば、別のシステムイメージや、別の外部メディアに保存されたイメージを試してください。

回復ドライブやインストールメディアが認識されない場合

システムイメージ修復を開始するために使用した回復ドライブやWindowsインストールメディアが認識されない場合は、以下の対応を試してください。

  1. USBポートの変更: 別のUSBポートにメディアを接続し直してみてください。特に、USB 2.0ポートとUSB 3.0ポートがある場合は両方を試します。
  2. メディアの再作成: 回復ドライブやインストールメディア自体が破損している可能性があります。別のUSBメモリやDVDを使用して、もう一度回復ドライブまたはWindowsインストールメディアを作成し直してください。
  3. BIOS/UEFI設定の確認: PCのBIOSまたはUEFI設定で、USBデバイスからの起動が有効になっているか、またはUSBポートが正しく認識されているか確認してください。

修復プロセス中にエラーが発生する場合

システムイメージからの回復中にエラーメッセージが表示される場合は、以下の原因が考えられます。

  1. ディスクの問題: ターゲットとなる内蔵ドライブに物理的な問題がある可能性があります。回復環境からコマンドプロンプトを開き、chkdsk /f /r コマンドを実行してディスクのエラーチェックを試してください。
  2. メモリの問題: PCのメモリに問題があると、回復プロセスが不安定になることがあります。可能であれば、メモリテストツールを実行してメモリの健全性を確認してください。
  3. システムイメージの不整合: 選択したシステムイメージが現在のハードウェア構成と互換性がない、またはイメージ自体に不整合がある可能性があります。別の時点のシステムイメージを試すか、Windowsをクリーンインストールする選択肢も検討してください。

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Windows 11とWindows 10での回復環境のアクセス方法の違い

Windows 11とWindows 10では、回復環境へのアクセス方法やメニュー表示に若干の違いがあります。以下に主な違いをまとめます。

項目 Windows 11 Windows 10
設定からのアクセス 「設定」→「システム」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」ボタンをクリック 「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」ボタンをクリック
起動失敗時の自動アクセス 起動失敗を2回繰り返すと自動的に回復環境に移行 起動失敗を2回繰り返すと自動的に回復環境に移行
回復オプションの選択 「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムイメージの回復」の順に進む 「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムイメージの回復」の順に進む
メニュー表示の細かさ 一部のオプション名やレイアウトがWindows 10よりも整理されている Windows 11と比較してシンプルなメニュー構成が多い

まとめ

この記事では、Windows 11においてシステムイメージの修復に必要なソースファイルを外部メディアから指定する手順と、その際の注意点について解説しました。

この手順を理解することで、内蔵ストレージに問題がある場合でも、事前に作成したシステムイメージからPCを復旧できます。

定期的なシステムイメージの作成と回復ドライブの準備は、予期せぬトラブルからPCを守るための重要な対策です。

今回学んだ外部メディアからのシステムイメージ回復手順を活用し、PCの安定稼働を維持してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。