【Windows】システムのプロパティが開けない不具合を管理者権限の修復で直す手順 | エラーコード:0x80041013

【Windows】システムのプロパティが開けない不具合を管理者権限の修復で直す手順 | エラーコード:0x80041013
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業務中にWindowsのシステムのプロパティを開こうとした際、「0x80041013」のエラーが表示され、設定情報の確認や変更ができない状況に直面していませんか。

この問題は、システム内部の破損やサービスの問題が原因で発生することが多く、作業の進行を妨げてしまいます。

この記事では、管理者権限を利用したトラブルシューティングとシステム修復の手順を解説し、システムのプロパティが開けない不具合を解決する方法を具体的にご紹介します。

【要点】システムのプロパティが開かない場合の対処法

  • トラブルシューティングツールの実行: Windowsの診断機能で問題点を自動的に特定し修復します。
  • システムファイルチェッカーの実行: 破損したシステムファイルを検出し、正しい状態に修復します。
  • DISMコマンドの実行: Windowsイメージの整合性をチェックし、システムコンポーネントの破損を修復します。
  • WMIサービスの再起動: Windows管理インストゥルメンテーションサービスの不具合を解消し、システムのプロパティへのアクセスを改善します。

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システムのプロパティが開かない根本的な原因

システムのプロパティが開けない場合の多くは、エラーコード「0x80041013」が表示されます。このエラーは、Windows管理インストゥルメンテーション WMI サービスに問題があることを示唆しています。

WMIは、Windowsのシステム情報を管理するための重要なコンポーネントです。このサービスが破損したり、正常に動作しなかったりすると、システムのプロパティのようなシステム情報にアクセスする機能が利用できなくなります。

主な原因としては、システムファイルの破損、Windows Updateの失敗、マルウェア感染、またはサードパーティ製ソフトウェアとの競合が考えられます。これらの問題がWMIサービスの整合性を損ね、結果としてシステムのプロパティが開けない状況を引き起こします。

Windows 10でも同様の原因で問題が発生することがあり、対処法も共通する部分が多いです。

管理者権限でシステムのプロパティを修復する手順

システムのプロパティが開かない不具合は、以下の手順で修復できる場合があります。管理者権限での実行が必要です。

方法1: トラブルシューティングツールの実行

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. トラブルシューティングへ移動する
    左側のナビゲーションメニューから「システム」を選択し、右側の画面で「トラブルシューティング」をクリックします。
  3. その他のトラブルシューティングツールを選択する
    「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。
  4. 「プログラム互換性のトラブルシューティング」を実行する
    「プログラム互換性のトラブルシューティング」の項目で「実行」ボタンをクリックします。
  5. 画面の指示に従い診断を進める
    トラブルシューティングツールが問題の検出と修復を試みます。完了したら、システムのプロパティが開けるか確認します。

方法2: システムファイルチェッカー SFC の実行

システムファイルの破損が疑われる場合に有効なコマンドです。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. SFCコマンドを実行する
    コマンドプロンプトのウィンドウに sfc /scannow と入力し、Enterキーを押します。
  3. スキャンが完了するまで待つ
    システムのスキャンと破損ファイルの修復が自動的に行われます。完了後、システムのプロパティが開けるか確認します。

方法3: DISMコマンドの実行

Windowsイメージの破損を修復するコマンドです。SFCコマンドで問題が解決しない場合に試します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。
  2. DISMコマンドを実行する
    コマンドプロンプトのウィンドウに DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth と入力し、Enterキーを押します。
  3. 処理が完了するまで待つ
    Windowsイメージの整合性チェックと修復が行われます。完了後、PCを再起動し、システムのプロパティが開けるか確認します。

方法4: WMIサービスの再起動と再登録

エラーコード「0x80041013」の直接的な原因であるWMIサービスをリセットする手順です。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。
  2. WMIサービスを停止する
    net stop winmgmt と入力し、Enterキーを押します。「Windows Management Instrumentationサービスを停止します。」というメッセージが表示されます。
  3. WMIリポジトリを再構築するコマンドを実行する
    以下のコマンドを順に実行します。
    winmgmt /resetrepository
    net start winmgmt
    サービスが再起動されます。
  4. PCを再起動する
    すべてのコマンドの実行後、PCを再起動し、システムのプロパティが開けるか確認します。

修復してもシステムのプロパティが開かない場合の追加対処

上記の手順を試しても問題が解決しない場合は、以下の追加の対処法を検討してください。

セキュリティソフトが影響している場合

一部のセキュリティソフトがWMIサービスやシステムへのアクセスをブロックする場合があります。

  1. セキュリティソフトを一時的に無効にする
    利用しているセキュリティソフトの設定画面から、一時的に保護機能を無効にします。
  2. システムのプロパティが開けるか確認する
    無効にした状態でシステムのプロパティが開けるか試します。
  3. セキュリティソフトを再度有効にする
    問題が解決した場合、セキュリティソフトの設定を見直すか、別の製品への切り替えを検討します。

Windows Updateが原因の場合

最近のWindows Updateがシステムのプロパティの動作に影響を与えている可能性もあります。

  1. 更新の履歴を表示する
    設定アプリを開き、「Windows Update」→「更新の履歴」を選択します。
  2. 更新プログラムをアンインストールする
    「関連設定」の下にある「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
  3. 問題の更新プログラムを特定し削除する
    最近インストールされた更新プログラムの中から、問題発生前に適用されたものを選択し、「アンインストール」をクリックします。
  4. PCを再起動する
    アンインストール後、PCを再起動し、問題が解決したか確認します。

新規ユーザープロファイルでの確認

現在利用しているユーザープロファイルが破損している可能性も考えられます。

  1. 新しいローカルアカウントを作成する
    設定アプリを開き、「アカウント」→「家族とその他のユーザー」を選択します。「その他のユーザー」の下にある「アカウントの追加」をクリックし、画面の指示に従って新しいローカルアカウントを作成します。
  2. 新しいアカウントでサインインし確認する
    作成した新しいアカウントでWindowsにサインインし、システムのプロパティが開けるか確認します。
  3. 問題が解決した場合の対処
    新しいアカウントで問題が解決した場合は、元のプロファイルから必要なデータを新しいプロファイルに移行し、新しいプロファイルをメインとして使用することを検討します。

システムの復元を実行する場合

問題発生前の状態にシステムを戻すことで解決できる可能性があります。

  1. 「復元ポイントの作成」を検索する
    Windowsの検索ボックスに「復元ポイントの作成」と入力し、表示された「復元ポイントの作成」アプリをクリックします。
  2. システムの復元を開始する
    「システムの保護」タブで「システムの復元」ボタンをクリックします。
  3. 推奨される復元または別の復元ポイントを選択する
    推奨される復元ポイントを使用するか、「別の復元ポイントを選択する」を選択して、問題が発生する前の日付の復元ポイントを選びます。
  4. 復元を実行する
    画面の指示に従って復元プロセスを進めます。PCが再起動され、選択した復元ポイントの状態に戻ります。

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Windows 11とWindows 10での操作の違い

項目 Windows 11 Windows 10
スタートメニューからの設定アクセス スタートボタンを右クリックし「設定」を選択 スタートボタンを右クリックし「設定」を選択
トラブルシューティングツールの場所 設定 > システム > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティングツール 設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティング
コマンドプロンプトの開き方 スタートボタンを右クリックし「ターミナル 管理者」を選択 スタートボタンを右クリックし「コマンドプロンプト 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」を選択
システムのプロパティのアクセス 検索ボックスに「システムのプロパティ」と入力して開くのが一般的 エクスプローラーのPCを右クリックして「プロパティ」を選択、または検索ボックスから

システムのプロパティが開けない問題は、WMIサービスの不具合やシステムファイルの破損が原因で発生することが多いです。

この記事で解説した管理者権限でのシステム修復手順、特にSFCコマンドやDISMコマンド、WMIサービスのリセットを試すことで、多くのケースで問題を解決できます。

それでも解決しない場合は、セキュリティソフトの影響確認やWindows Updateのアンインストール、新規ユーザープロファイルでの確認、システムの復元を検討し、業務をスムーズに進めてください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。