【Windows】利用者のプロファイルフォルダを別のドライブに新規作成する手順

【Windows】利用者のプロファイルフォルダを別のドライブに新規作成する手順
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Cドライブの容量不足やデータ管理の都合で、新しいユーザープロファイルを別のドライブに作成したいと考えるビジネスマンは多いです。

Windowsでは、プロファイルフォルダ全体を直接別のドライブに新規作成する機能は提供されていません。

しかし、新しいユーザーを作成した後に、その個人用フォルダ ドキュメント、ダウンロードなど の保存先を別のドライブに変更することで、実質的に同じ目的を達成できます。

この記事では、この安全かつ効果的な手順を詳しく解説します。

【要点】新しいユーザーの個人用フォルダを別ドライブに保存する手順

  • 新しいローカルアカウントの作成: 別のドライブに保存先を設定する前提として、まず新規アカウントを作成します。
  • 個人用フォルダの移動: 新規作成したアカウントの「ドキュメント」や「ダウンロード」などのフォルダを別のドライブへ移します。
  • ユーザープロファイルの管理: 不要なプロファイルを削除し、システムリソースを最適化できます。

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新規ユーザープロファイルと個人用フォルダの仕組み

Windowsのユーザープロファイルとは、ユーザーごとに異なる設定やデータが格納される場所です。これには、デスクトップの背景、スタートメニューの配置、アプリケーションの設定、そしてドキュメントやダウンロードなどの個人用ファイルが含まれます。通常、プロファイルフォルダはCドライブのUsersフォルダ内にユーザー名ごとのサブフォルダとして作成されます。

プロファイルフォルダ全体を直接別のドライブに新規作成する機能は、Windowsの標準では提供されていません。これは、オペレーティングシステムがユーザープロファイルのパスをシステム内部で管理しており、安易な変更がシステムの不安定化や起動不良を引き起こす可能性があるためです。

しかし、プロファイルフォルダ内に存在する個人用フォルダ ドキュメント、ダウンロード、ピクチャなど は、ユーザー自身で保存場所を変更できる機能が備わっています。これらのフォルダを別のドライブに移動することで、Cドライブの容量を節約しつつ、データ管理の柔軟性を高められます。これは、実質的にプロファイルデータを別のドライブに保存する有効な代替手段となります。

Windowsがプロファイルを管理する方法

Windowsは、ユーザーがシステムにサインインする際に、そのユーザーのプロファイル情報を読み込みます。この情報はレジストリに保存されており、プロファイルのパスもここに記録されています。プロファイルフォルダは、システムがユーザー固有の環境を構築するために必要な多くの設定ファイルを含んでいます。

個人用フォルダは、プロファイルフォルダの一部でありながら、その保存場所をユーザーが任意で変更できる特別なフォルダです。これらのフォルダは、ユーザーが日常的に作成・保存するデータが中心となるため、移動してもシステムへの影響が小さいように設計されています。

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新規ローカルアカウント作成と個人用フォルダ移動の手順

ここでは、新しいローカルアカウントを作成し、そのアカウントの個人用フォルダを別のドライブに移動する具体的な手順を解説します。この手順はWindows 11を基準に説明します。

  1. 新しいローカルアカウントを作成する
    タスクバーのスタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  2. アカウント設定を開く
    設定画面の左側ペインで「アカウント」をクリックし、右側のメニューから「家族とその他のユーザー」を選択します。
  3. アカウントを追加する
    「その他のユーザー」セクションにある「アカウントの追加」ボタンをクリックします。
  4. Microsoftアカウントなしで進める
    「このユーザーのサインイン情報がありません」リンクをクリックします。
  5. ローカルアカウントの作成を選択する
    「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」を選択します。
  6. ユーザー名とパスワードを設定する
    新しいアカウントのユーザー名を入力し、必要であればパスワードとセキュリティの質問を設定します。「次へ」をクリックしてアカウントを作成します。
  7. 作成したアカウントでサインインする
    現在のアカウントからサインアウトし、新しく作成したローカルアカウントでサインインします。初回サインイン時には、Windowsの初期設定が行われます。
  8. 個人用フォルダの場所を変更する
    ファイルエクスプローラーを開き、左側のナビゲーションペインで「PC」をクリックします。
  9. 移動したいフォルダを選択する
    「ローカルディスク C:」の下にある「ユーザー」フォルダを開き、新しく作成したユーザー名フォルダを開きます。次に、移動したいフォルダ ドキュメント、ダウンロード、ピクチャなど を右クリックし、表示されるメニューから「プロパティ」を選択します。
  10. 場所タブで移動先を指定する
    プロパティウィンドウで「場所」タブをクリックし、「移動」ボタンをクリックします。
  11. 新しい保存先フォルダを選択する
    別のドライブ 例: Dドライブ を選択し、移動先のフォルダを作成または選択します。例えば、Dドライブに「ユーザーデータ」フォルダを作成し、その中に「ドキュメント」フォルダを作成して指定します。「フォルダーの選択」をクリックします。
  12. ファイルの移動を実行する
    「場所」タブに戻り、「適用」をクリックします。既存のファイルを新しい場所に移動するか確認するメッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。これにより、フォルダ内のファイルが新しいドライブに移動されます。
  13. 他の個人用フォルダも同様に移動する
    ダウンロード、ピクチャ、ビデオなどの他の個人用フォルダも、同様の手順で別のドライブに移動できます。

個人用フォルダ移動時の注意点と関連トラブル

個人用フォルダの移動は比較的安全な操作ですが、いくつかの注意点があります。誤った操作はデータの損失やアクセス不良につながる可能性があるため、以下の点に留意してください。

移動先のドライブに十分な空き容量がない場合

個人用フォルダを移動する際、移動先のドライブに十分な空き容量がないと、移動処理が失敗する可能性があります。特に、ドキュメントフォルダやダウンロードフォルダは多くのファイルを格納している場合があります。

対処法としては、移動先のドライブの空き容量を確認し、不足している場合は不要なファイルを削除するか、別の空き容量の多いドライブを選択してください。移動前に、移動元のフォルダのサイズを確認すると良いでしょう。

移動後にファイルが見つからない場合

フォルダを移動した後、アプリケーションからファイルが開けない、またはファイルエクスプローラーで目的のファイルが見つからない場合があります。これは、移動パスが正しく設定されていないか、アプリケーションが古いパスを参照していることが原因です。

対処法としては、まずファイルエクスプローラーで移動先のドライブとフォルダを確認し、ファイルが実際にそこにあるか検証してください。また、アプリケーションによっては設定ファイル内で保存パスが固定されている場合があります。その場合はアプリケーションの設定を確認し、新しいパスに更新する必要があります。

Windows 10での操作の違い

Windows 10でも個人用フォルダの移動は可能ですが、設定画面のUIがWindows 11とは若干異なります。Windows 10で新しいローカルアカウントを作成する場合は、「設定」から「アカウント」→「家族とその他のユーザー」→「その他のユーザーをこのPCに追加」の順に進みます。

個人用フォルダの移動手順はWindows 11と同様に、ファイルエクスプローラーからフォルダのプロパティを開き、「場所」タブで変更します。

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Windows 11とWindows 10のユーザープロファイル管理機能の比較

Windows 11とWindows 10では、ユーザープロファイルに関する基本的な機能は共通していますが、設定画面のレイアウトや一部の表現に違いがあります。

項目 Windows 11 Windows 10
ユーザーアカウントの追加方法 スタートボタン右クリック → 設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → アカウントの追加 スタートボタン右クリック → 設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → その他のユーザーをこのPCに追加
個人用フォルダ移動のUI ファイルエクスプローラー → フォルダ右クリック → プロパティ → 場所タブ ファイルエクスプローラー → フォルダ右クリック → プロパティ → 場所タブ
Microsoftアカウントなしでの追加 「このユーザーのサインイン情報がありません」から選択 「このユーザーのサインイン情報がありません」から選択
プロファイルの削除方法 設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → ユーザーを選択 → 削除 設定 → アカウント → 家族とその他のユーザー → ユーザーを選択 → アカウントとデータを削除

まとめ

この記事で解説した手順により、新しいユーザープロファイルを作成し、その個人用フォルダを別のドライブに保存できるようになりました。

Cドライブの容量を節約し、データの管理をより効率的に行えます。

必要に応じて、他の個人用フォルダも同様の手順で移動し、ストレージを最適化しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。