ワードを使って自分で名刺やショップカードを作成しているとき、電話番号やメールアドレスの横に小さなマークを入れたい場面があります。文字だけで「電話:03-xxxx」と書くよりも、受話器のマーク「☎」や手紙のマーク「✉」を添えるだけで、情報の種類が一目で伝わるようになり、全体の仕上がりも格段にプロらしく整います。しかし、これらのマークはキーボードをどこまで探しても見当たりません。多くの初心者の方は、インターネットから画像を拾ってこようとして配置がズレたり、大きさが揃わなかったりと苦労されています。実は、ワードにはこれらのビジネス用記号を文字として一瞬で呼び出すための、非常に便利な仕組みが備わっています。本記事では、電話やメールの記号を出す標準的な手順から、よりお洒落なデザインを探し出す手法、そして名刺作りで役立つ色とサイズの調整方法までを詳しく解説します。特別な技術は不要で、いつもの文字入力の流れを知るだけで、誰でも素晴らしい名刺を完成させられるようになります。
【要点】名刺用記号をスマートに使いこなす3つの手法
- 「でんわ」や「めーる」で直接変換する: 普段の文字入力と同じ感覚で、記号のリストから呼び出す手順を履行します。
- 「Wingdings」フォントで本格派を狙う: 変換では出てこない、お洒落で細密なデザインの記号を倉庫から選び出す手法を徹底します。
- 文字として色とサイズを整える: 画像ではなく「文字」として扱うことで、全体の整合性を崩さずに装飾する手順を遵守します。
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目次
1. なぜ画像ではなく「記号」を使うべきなのか
名刺作りにおいて、電話マークなどを画像ではなく文字記号として扱うことには、大きな利点があります。理由を知ることで、作業の効率が劇的に変わります。
1-1. 配置がズレない、確実な仕組み
ネットから拾ってきた画像を貼り付けると、文字を一行書き足しただけでマークが明後日の方向へ飛んでいってしまう不適切な動作が起きます。しかし、記号はあくまで「文字」の一種です。文字として入力しておけば、住所や名前を動かしても、マークだけが置いてきぼりになるリスクを回避できます。文章の一部として正しく管理できるため、配置の不備を取り除くことができます。
1-2. 色やサイズを自由に変えられる手法
画像の場合、色を変えるには別の編集ソフトが必要になりますが、記号であればワードの中で一瞬です。フォント(文字の種類)の大きさを変えるのと同じ手順で、マークのサイズを調整したり、ロゴの色に合わせて電話マークを青く塗ったりすることが可能です。情報の整合性を保ちながら、自由に装飾できる手法は名刺作りにおいて強力な味方となります。
1-3. データの軽さと印刷の品質
画像を多用するとファイルが重くなり、ワードの動きが鈍くなるノイズが生じます。一方で記号はデータの容量が非常に小さいため、どれだけ使ってもサクサクと快適に動作します。また、記号は拡大しても輪郭がボケない仕組みになっているため、印刷した際も非常に鮮明に仕上がります。不適切な画質の劣化を最初から取り除くことができるのです。標準的な手法を選び、高品質な成果物を目指しましょう。
2. 読み方を入力して変換する最も迅速な手順
特別な設定をせず、いつもの文字入力の流れで記号を出すための最も簡単な手法を解説します。
手順1:記号の「読み」をそのまま打ち込む
キーボードを日本語入力の状態にし、そのまま「でんわ」または「てれほん」と入力します。メールマークを出したいときは「めーる」と打ち込みましょう。このとき、まだ確定のボタンは叩かないように注意してください。
手順2:スペースキーを叩いて候補を選択する
変換ボタンである「スペースキー」を一回、または二回叩きます。変換候補のリストが表示されたら、その中から「☎」や「✉」という姿を探し出します。もし一画面目に見当たらない場合は、さらにスペースキーを叩いてリストの底まで詳しく調べる手順を履行しましょう。ここでマウスを使わず、矢印キーで慎重に選択するのがコツです。
手順3:確定して画面に定着させる
目的の記号が選ばれた状態で「Enterキー」を叩きます。これで入力の手順は完了です。一度この方法で変換すれば、パソコンがこの記号をよく使うと学習するため、次回からはさらに短い手順で呼び出せるようになります。この瞬間的な変換手法を自身の指に覚え込ませ、執筆のリズムを保ちましょう。
3. お洒落なデザインを探し出す「記号の倉庫」の手順
変換候補には出てこない、よりデザイン性の高い記号を使いたい時のための標準的な手順を解説します。
手順1:「挿入」タブから専用の窓を開く
ワードの画面上部にあるメニューから「挿入」を叩きます。その右端にある「記号と特殊文字」というボタンを押し、さらに「その他の記号」を選択する手順を履行します。これでワードの巨大な文字倉庫への入り口が現れます。
手順2:フォントを「Wingdings」に切り替える
現れた大きな窓の左上にある「フォント」という欄を確認してください。ここの下向き矢印を叩き、リストの中から「Wingdings(ウィングディングス)」という名前を選んでください。これは、アルファベットの代わりに絵文字がぎっしり詰まった特別な仕組みの書体です。この場所を分析すると、受話器、手紙、パソコン、携帯電話といった、名刺に最適な記号がずらりと並んでいるのを発見できます。
手順3:目的の記号をダブルクリックして組み込む
使いたいデザインのマークをマウスでカチカチと二回叩きます。すると、書類のカーソルがある場所にそのマークがパッと組み込まれます。最後に窓を閉じれば、入力の手順は完了です。この手法は手数は多いですが、読み方を知らなくても視覚的に選べるため、不備の少ない優れた手法です。手作業で探し出す手間というノイズを、場所を特定することで除外しましょう。
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4. 記号の色とサイズを完璧に整える装飾の手順
入力した記号を名刺のデザインに合わせて美しく仕上げるための、標準的な操作手順を解説します。
手順1:記号をマウスで正確に選ぶ
入力したマークの上をマウスでなぞり、青い背景がついた状態(範囲選択)にします。記号は一文字として扱われるため、一文字だけを慎重に選ぶ手順を履行しましょう。
手順2:フォントの色ボタンで着色する
「ホーム」タブにある、「Aの下に色がついたアイコン(フォントの色)」の横にある小さな矢印を叩きます。カラーパネルが現れるので、名刺のロゴや全体の雰囲気に合わせた色を選んでください。クリックした瞬間に、記号の色がパッと塗り変わる仕組みが動きます。全体の整合性を確認しながら、最適な色を分析しましょう。
手順3:サイズをミリ単位で微調整する
色のボタンの左隣にある「フォントサイズ」の数字を書き換えます。例えば「10.5」となっているところを「9」にすれば、控えめで上品な印象になります。逆に目立たせたいときは大きくする手順を行いましょう。文字として調整するため、周囲の電話番号との高さがズレるリスクを完全に除外できます。細かな修正を繰り返し、納得のいくバランスを目指しましょう。
5. 初心者が陥りやすいミスと除外すべき不具合
ビジネスカード作成時に遭遇しやすい不適切な挙動と、その解決策をまとめました。
5-1. 記号が文字化けして箱になるリスク
「Wingdings」などの特殊な書体を使った記号は、他の人のパソコンで開いた際に、正しく表示されず「□」になってしまう不備が稀に起きます。これを防ぐには、完成した書類を配布したり印刷所に送ったりする際、最後の手順として「PDF形式」に保存する手法を徹底してください。情報を写真のように固定することで、不適切な変化という大きなリスクを完全に除外できます。
5-2. 行間が勝手に広がってしまう不備
記号を入れた瞬間、その行だけが上下に広く空いてしまうことがあります。これはワードが「記号を入れるために隙間を作らなきゃ」と気を利かせすぎた結果ですが、見た目の整合性を損なうノイズとなります。そのような時は、行を選んで「段落設定」から行間を「固定値」に変更する手順を履行しましょう。不自然な余白を取り除くことで、美しさを守ることができます。
5-3. 全角と半角が混ざる不自然さ
変換で出した記号が「全角」で、後ろの番号が「半角」だと、記号の周りだけ隙間が空きすぎて不自然に見えます。文字の間隔を詳しく調べ、隙間が気になる場合は「文字の間隔を詰める」手順を行うか、最初からバランスの良い特殊文字(Wingdings)を使う手法を遵守しましょう。全体が正しく揃っていることが、信頼される名刺の条件です。
6. 比較:ビジネスで役立つ代表的な記号とその出し方
名刺に頻出する記号と、それらを呼び出すための効率的な言葉を比較表で分析しましょう。
| 出したい記号 | 入力する言葉(読み) | おすすめのフォント |
|---|---|---|
| 電話マーク(☎) | でんわ、てれほん | Wingdings(受話器の形が豊富) |
| メール(✉) | めーる、てがみ | Wingdings(手紙の形) |
| 携帯電話(📱) | けいたい、すまほ | Segoe UI Emoji(色付きも可能) |
| 住所(🏠) | いえ、じゅうしょ | Wingdings 2(建物の形が豊富) |
7. まとめ:記号の力で名刺の完成度を高めよう
ワードでの電話マークやメールマークの入力手順をマスターすることは、あなたの名刺作成をより正確で、お洒落なものにするための大切な手順です。本記事で解説した「読み方による瞬間変換」や「Wingdingsフォントによる本格的な呼び出し手法」を自身の知識として定着させることで、記号が出せないという不便や入力の停滞を生活から完全に除外できるようになります。
複雑なデザインも一瞬で呼び出せるようになれば、単にスピードが上がるだけでなく、自分だけのこだわりのある書類を自由に作れるようになります。今日から名刺を作る際は、焦って画像を探すのをやめて、まずは落ち着いて「でんわ」と打って変換してみてください。その確実な手順の積み重ねが、誰にとっても読みやすく、内容の整合性が取れた素晴らしい名刺の完成へと繋がっていくはずです。
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