【Word】「々」はどうやって打つ?「おなじ」で変換するコツ

【Word】「々」はどうやって打つ?「おなじ」で変換するコツ
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ワードで「佐々木」さんや「時々」といった言葉を打ちたいとき、二文字目の「々」がうまく出せずに困ったことはありませんか。前の漢字をコピーして貼り付けたり、わざわざ「佐々木」と打ってから前後を消したりしている方も多いですが、それでは効率が上がりません。実はこの記号、正しい呼び名やワードの仕組みを知っていれば、いつでも一瞬で呼び出すことができます。本記事では、初心者が迷いやすい「々」を最短の手順で入力する手法を詳しく解説します。

【要点】「々」を一瞬で出す3つの手順

  • 「おなじ」と入力して変換する: 最も覚えやすく、確実な呼び出しの手順です。
  • 「どう」や「のま」という合言葉を使う: 記号の性質に基づいた短い読み方で効率を高めます。
  • 記号リストから選ぶ: 読み方を忘れた場合でも、ワードの倉庫から探し出す手法を徹底します。

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1. なぜ「々」はキーボードから直接打てないのか

まず、この文字がなぜ特殊なのか、その正体を分析しましょう。仕組みを知ることで、適切な入力方法が理解しやすくなります。

1-1. 漢字ではなく「記号」であるという事実

「々」は、一見すると漢字の仲間のように見えますが、実は「踊り字(おどりじ)」と呼ばれる、前の文字を繰り返すことを示す専用の記号です。単体では読みも意味も持たないため、漢字の倉庫ではなく記号の倉庫に保管されています。そのため、キーボードのどのボタンを叩いても、直接この姿が現れることはありません。パソコンに「記号を呼び出したい」と正しく伝える手順が必要になります。

1-2. 文脈によって姿を変える仕組み

本来、ワードなどの文字入力システムは、前後の文脈を詳しく調べて文字を組み合わせています。「時々(ときどき)」と打てば、システムが自動的に二文字目を「々」に置き換えてくれるため、普段は意識する必要がありません。しかし、名前の入力や特殊な造語を作りたいときなど、この仕組みが働かない場面で「どうやって打てばいいのか」という迷いが生じます。記号として単独で呼び出す手法を知っておくことが、不測の停滞を防ぐ備えとなります。

1-3. 誤解されやすい「カタカナ」との関係

「々」の形を詳しく調べると、カタカナの「ノ」と「マ」を組み合わせたように見えます。そのため、一部では「のま」という愛称で呼ばれることもありますが、これは正式な漢字の部首ではありません。こうした形の成り立ちを知っておくと、読み方を忘れた際の合言葉として活用できるため、不適切な入力ミスを避けるためのヒントになります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Wordトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. 「おなじ」と打って変換する最も標準的な手順

誰でも今日から使える、最も確実で簡単な手法を解説します。特別な設定は一切不要です。

手順1:ひらがなで「おなじ」と入力する

ワードの画面上で、文字入力が日本語モードになっていることを確認し、「おなじ」と打ち込みます。まだ確定のボタンは叩かないでください。

手順2:スペースキーを叩いてリストを出す

キーボードの「スペースキー」を叩いて変換します。一度で出ない場合は、もう一度叩いて候補のリストを大きく表示させます。すると、漢字の「同じ」に混ざって、記号の「々」が現れる仕組みになっています。ここでマウスを使わず、矢印キーで慎重に選択する手順を履行しましょう。

手順3:確定して画面に定着させる

「々」が選ばれた状態で「Enterキー」を叩きます。これで入力は完了です。この手法は「繰り返しの記号=前の文字と同じにする」という理屈に基づいているため、最も忘れにくい手順となります。初心者の方はまずこの動作を自身の標準的なルールにしましょう。

3. さらに手数を減らす「合言葉」による呼び出し手法

より速く、リズム良く入力したい方に向けた実用的な手法をいくつか紹介します。

3-1. 「どう」と打って変換する手順

「々」は「同の字点」とも呼ばれます。そのため、「どう」と入力して変換するだけでも候補に現れます。「おなじ」よりも一文字少ないため、大量の入力をこなす際にはこちらの手法が効率的です。指の動きを詳しく分析すると、動作の無駄が省けることがわかります。

3-2. 「のま」で呼び出す裏ワザ的な手順

前述の通り、形から連想して「のま」と打ち込んでみてください。現代の多くのパソコンでは、この呼び名も公式に認められており、変換候補として「々」を表示する仕組みが組み込まれています。遊び心のある手法ですが、一度覚えると指が勝手に動くほど馴染みやすい合言葉です。

3-3. 「きごう」から一覧で探し出す手順

どうしても読み方を忘れてしまった場合は、「きごう」と打って変換します。このリストにはパソコンで扱えるあらゆる記号が詰まっています。中身を詳しく調べる手間はかかりますが、最終的な解決手段として非常に頼もしい手順です。不適切な文字を選ばないよう、一覧をゆっくりスクロールして「々」を見つけ出しましょう。

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4. 初心者が陥りやすいミスと除外すべき不具合

「々」を入力する際に、見た目の美しさを損なったり、意味が通じなくなったりするトラブルと対策をまとめました。

4-1. 似ている記号「〃」を間違えて使う不備

変換リストを詳しく調べると、非常によく似た「〃(同じく記号)」が見つかります。これは表などで上の行と同じ項目であることを示すもので、文章の中で「時〃」のように使うのは不適切です。情報の整合性を失う大きなリスクとなるため、必ず「々」を選び取る手順を徹底しましょう。形の違いを冷静に分析することが大切です。

4-2. 行の先頭に「々」が来てしまう不自然さ

ワードの自動的な改行の仕組みによって、たまたま「々」が一文字目として次の行に送られてしまうことがあります。記号がポツンと行の先頭にあるのは、日本語のルールとして正しくありません。このような時は、ワードの設定にある「禁則処理(きんそくしょり)」が正しく動いているか確認するか、文字の間隔をわずかに詰める手順を行い、前の漢字とセットで一箇所に収める手法を遵守しましょう。

4-3. フォントによって大きさが浮いてしまうリスク

特殊な書体を使っていると、「々」だけが細すぎたり、位置が少しズレて見えたりする不具合が生じることがあります。これは記号の設計が周囲の漢字と揃っていないために起こるノイズです。修正するには、文章全体を選んで標準的な「MS明朝」や「MSゴシック」に統一する手順を履行し、見た目のバラつきを除外しましょう。

5. 比較:状況に応じた最適な「々」の入力手法一覧

どの場面でどの手順を選択すべきか、比較表で分析しましょう。

入力する言葉 メリット デメリット
おなじ 最も覚えやすく確実。 3文字打つ必要があり、少し遅い。
どう 2文字で済み、効率が良い。 他の「同」「道」などに埋もれやすい。
のま 形で覚えられるので直感的。 入力ソフトによっては出ない場合がある。
きごう 読みを忘れても必ず見つかる。 候補が多すぎて探すのに時間がかかる。

6. 応用:さらに古い「踊り字」も操る高度な手法

「々」の入力に慣れてきたら、さらに古い文献や手紙などで使われる他の繰り返し記号も扱えるようになりましょう。これらも同じ仕組みで呼び出せます。

例えば、ひらがなを繰り返すときに使う「ゝ(ひらがな返し)」や、カタカナを繰り返す「ヽ(カタカナ返し)」という記号があります。これらは、前述の「おなじ」や「きごう」という言葉で変換することで、リストの中から詳しく調べることができます。現代のビジネス文書ではあまり使われませんが、個人の手紙やこだわりのある書類にこれらを正しく組み込むことで、表現の幅が大きく広がります。道具の性質を多角的に分析し、状況に合わせて最適な記号を選択する手順を自身の知識として蓄えておきましょう。仕組みを味方につけることは、あなたに自由な執筆を許してくれる力となります。

7. まとめ:記号の正体を知り、入力を軽やかに

ワードでの「々」の入力手順をマスターすることは、単に一文字を出すだけでなく、日本語の豊かな表現を支える大切な手順です。本記事で解説した「おなじ」による基本変換や、形から連想する「のま」による呼び出し手法を自身の知識として定着させることで、文字化けや入力の停滞といった不備を生活から完全に除外できるようになります。今日から「々」が必要になった際は、焦って他の言葉を打ち直すのをやめて、落ち着いて合言葉を試してみてください。その確実な手順の積み重ねが、誰にとっても読みやすく、整合性の取れた素晴らしい書類の完成へと繋がっていくはずです。

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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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