【PDF】結合したPDFの「しおり(目次)」が消えてしまう!階層を維持したまままとめる設定

【PDF】結合したPDFの「しおり(目次)」が消えてしまう!階層を維持したまままとめる設定
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複数のPDFファイルを結合すると、元のファイルにあったしおりが消えてしまうことがあります。特に、文書の構成を示すしおりが失われると、目的の箇所を探すのが難しくなり、閲覧性が大きく低下します。この問題は、PDF結合時の設定が原因で発生することが多いです。この記事では、PDFを結合する際にしおりの階層を維持したまままとめる具体的な設定と手順を詳しく解説します。

Acrobat ReaderやEdge、スマホアプリなど、利用するツールによって操作方法は異なります。しおりが消えて困っている方は、ぜひこの記事を参考に設定を見直してください。しおりが正しく引き継がれたPDFを作成できるようになります。

【要点】結合したPDFのしおりを維持する設定

  • Acrobat Readerの「ファイルを結合」機能: 結合オプションで「元のしおりを結合」を有効にすることで、既存のしおりを維持して結合できます。
  • 結合前のファイル順序確認: 結合後のしおりの並び順は、結合前のファイル順序に影響されるため、事前に並び替えが必要です。
  • 結合後のしおりの編集: 結合後にしおりの階層や名前を調整することで、より使いやすい目次を作成できます。

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PDF結合時にしおりが消える原因と仕組み

PDFファイルを結合する際にしおりが失われる主な原因は、結合ツールの設定や、しおり情報の処理方法にあります。多くのPDF結合ツールは、デフォルトの設定では元のPDFファイルに含まれるしおり情報を引き継がないことがあります。これは、単に複数のファイルを一つにまとめることを目的とし、しおりのような付加情報は無視されるためです。

特にAcrobat Readerの「ファイルを結合」機能でも、しおりを維持するための特定のオプションを有効にしなければ、しおりは結合されません。しおりはPDFの内部に埋め込まれたナビゲーション情報であり、結合ツールがこの情報を適切に解析し、新しい結合ファイルに再構築する設定がなければ、消えてしまいます。しおりを正しく引き継ぐには、結合設定で明示的にそのオプションを選択する必要があります。

しおりが引き継がれないケース

しおりが引き継がれないのは、主に以下のケースです。一つは、使用しているPDF結合ツールにしおりを維持する機能がない場合です。オンラインの無料ツールや、簡易的なPDFビューアに搭載されている結合機能では、この機能が提供されていないことがあります。

もう一つは、しおり維持機能があるツールでも、その設定がオフになっている場合です。例えば、Acrobat Readerでは「ファイルを結合」機能を使う際に、しおりを結合するかどうかを選択するオプションが存在します。このオプションが選択されていないと、元のファイルにしおりがあっても、結合後のPDFには反映されません。

Acrobat Readerでしおりの階層を維持してPDFを結合する手順

Acrobat Readerを使って、複数のPDFファイルを結合し、元のしおりの階層を維持する方法を解説します。この手順で、結合後のPDFも目次として機能するしおりを保持できます。

  1. Acrobat Readerを起動する
    デスクトップアイコンをクリックするか、スタートメニューからAcrobat Readerを起動します。
  2. 「ツール」メニューを開く
    Acrobat Readerの画面上部にある「ツール」タブをクリックします。
  3. 「ファイルを結合」を選択する
    ツール一覧の中から「ファイルを結合」アイコンを探し、クリックします。
  4. 結合するファイルを追加する
    「ファイルを追加」ボタンをクリックし、結合したいPDFファイルをすべて選択して追加します。複数のファイルを一度に選択できます。
  5. ファイルの順序を調整する
    追加したファイルが結合後のPDFで表示される順序になるよう、ドラッグ&ドロップで並び替えます。しおりの順番にも影響するため、重要なステップです。
  6. 結合オプションを開く
    画面右上の「オプション」ボタンをクリックします。
  7. 「元のしおりを結合」を有効にする
    表示されたオプションダイアログで「元のしおりを結合」のチェックボックスにチェックを入れます。これがしおりを維持する重要な設定です。
  8. 「OK」をクリックしてオプションを閉じる
    設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックしてオプションダイアログを閉じます。
  9. PDFを結合する
    「結合」ボタンをクリックします。結合処理が開始され、新しいPDFファイルが作成されます。
  10. 結合後のPDFを保存する
    結合が完了すると、新しいPDFファイルが開きます。ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択し、任意の場所に保存します。保存後、ナビゲーションパネルのしおりを確認し、正しく引き継がれていることを確認します。

PDF結合時のしおりに関する注意点と関連トラブル

PDFを結合する際にしおりを維持するための設定を行っても、意図しない結果になることがあります。ここでは、よくある注意点とトラブルへの対処法を解説します。

結合後にしおりの順序が意図しない並びになる

結合元のPDFファイルにしおりが複数存在し、それらを結合した場合、しおりの表示順が期待と異なることがあります。これは、結合前のファイル順序がそのまましおりの表示順に影響するためです。また、各ファイル内のしおりの階層構造が複雑だと、結合後に全体として見づらくなる場合があります。

  1. 結合前のファイル順序を確認する
    Acrobat Readerの結合画面で、ファイルをドラッグ&ドロップして目的の順序に並び替えてから結合します。
  2. 結合後にしおりを編集する
    結合完了後、Acrobat Readerのしおりパネルで、しおりの順序を並び替えたり、階層を変更したりできます。不要なしおりは削除し、必要なものは追加することも可能です。

結合元のPDFにしおりがない場合

結合しようとしているPDFファイル自体にしおりが含まれていない場合、「元のしおりを結合」オプションを有効にしても、当然ながらしおりは作成されません。この場合、結合後のPDFにしおりを追加するには、手動で作成するしかありません。

  1. Acrobat Readerでしおりを手動作成する
    結合後のPDFを開き、ナビゲーションパネルのしおりアイコンをクリックします。目的のページを表示した状態で「新しいしおり」アイコンをクリックし、しおりの名前を入力します。必要に応じて、しおりをドラッグして階層構造を構築できます。

他社製PDFツールやブラウザで結合するとしおりが消える

Acrobat Reader以外のPDFツール、特にMicrosoft EdgeやiPhone・Androidの標準PDFビューアでは、PDFの結合機能自体が提供されていないか、提供されていても「しおりを維持する」詳細な設定がないことがほとんどです。これらのツールで結合を行った場合、元のしおりは消えてしまいます。

  1. Acrobat Readerの利用を検討する
    しおりを維持したままPDFを結合したい場合は、Acrobat Readerのような高機能なPDF編集ソフトウェアを使用することが最も確実です。
  2. しおり編集機能を持つツールを使う
    もし他のツールで結合してしおりが消えた場合、しおりを後から追加・編集できるPDFソフトウェアを利用して、手動でしおりを作成し直します。

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PDF結合時のしおり対応機能比較:Acrobat ReaderとEdge、スマホアプリ

項目 Acrobat Reader Edge iPhone/Android標準アプリ
PDF結合機能 あり なし なし
しおり維持設定 あり(オプション設定) 該当機能なし 該当機能なし
しおり編集機能 あり なし なし
推奨用途 高度なPDF編集、しおり維持結合 PDF閲覧、簡易的な注釈 PDF閲覧、簡易的なマークアップ

まとめ

この記事では、PDFを結合する際にしおりが消えてしまう問題の原因と、Acrobat Readerでしおりの階層を維持して結合する具体的な手順を解説しました。結合オプションで「元のしおりを結合」を有効にすることで、目的のしおりを確実に引き継げます。結合後のしおりの並び順調整や、手動でのしおり作成方法についても理解できたでしょう。

Microsoft Edgeやスマートフォンの標準PDFアプリでは、しおりを維持した結合機能は提供されていません。高度なPDF操作やしおりの編集が必要な場合は、Acrobat Readerの利用が最適です。これらの知識を活用し、PDFの結合と管理をより効率的に行いましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。