【PDF】PDFの「小冊子(ブックレット)」印刷機能の使い方!中綴じホッチキス用のページ自動割り付け

【PDF】PDFの「小冊子(ブックレット)」印刷機能の使い方!中綴じホッチキス用のページ自動割り付け
🛡️ 超解決

PDFファイルを小冊子として印刷したいものの、ページ順がバラバラになることに困っていませんか。

中綴じホッチキスで製本するには、印刷前に特別なページ割り付けが必要です。

この記事では、Acrobat Readerを使った小冊子印刷の詳しい手順を解説します。

Edgeやスマホアプリでの代替手段も紹介し、中綴じ用に自動でページを割り付ける方法がわかります。

ぜひこの記事を参考に、思い通りの小冊子を完成させてください。

【要点】PDFを小冊子として印刷する

  • Acrobat Readerの小冊子印刷: 複雑なページ割り付けを自動で行い、中綴じ製本に適した印刷順にできます。
  • Edgeでの両面印刷設定: 小冊子印刷の専用機能はありませんが、両面印刷と複数ページ割り付けで小冊子風に印刷できます。
  • スマホPDFアプリでの印刷: 専用機能は少ないものの、プリンター側の設定で複数ページ割り付けや両面印刷が可能です。

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小冊子印刷機能の概要とメリット

PDFの小冊子印刷は、通常の印刷とは異なる特別なページ割り付けを行う機能です。

複数枚の用紙を重ねて二つ折りにし、中央をホッチキスで留める中綴じ製本に適しています。

この機能を使うと、印刷後にそのまま製本できるページ順に自動で並び替わります。

手動でページ順を計算する手間がなく、誰でも簡単に小冊子を作成できます。

中綴じホッチキス用のページ割り付けの仕組み

中綴じホッチキスで製本する小冊子では、1枚の用紙に複数ページが印刷されます。

例えば、A4用紙を二つ折りにしてA5小冊子を作る場合、1枚の用紙の表裏に合計4ページが配置されます。

ページ割り付けは、一番外側のページと一番内側のページが対になるように配置されます。

具体的には、1ページ目と最終ページ、2ページ目と最終ページから1つ前のページが同じ用紙に印刷されます。

Acrobat Readerの小冊子機能は、この複雑なページ順を自動的に計算し、正しい順序で印刷できるように調整します。

これにより、印刷後に用紙を重ねて折るだけで、正しいページ順の小冊子ができあがります。

Acrobat Readerでの小冊子印刷手順

Acrobat Readerには、PDFを小冊子として印刷するための専用機能が搭載されています。

中綴じホッチキスで製本する際に必要なページ割り付けを自動で行ってくれます。

以下の手順で小冊子印刷の設定を進めてください。

  1. PDFファイルを開く
    印刷したい.pdfファイルをAcrobat Readerで開きます。
  2. 印刷ダイアログを開く
    メニューバーの「ファイル」から「印刷」を選択するか、キーボードショートカットの「Ctrl+P」(Windows)または「Command+P」(Mac)を押します。
  3. 「小冊子」オプションを選択する
    印刷ダイアログが表示されたら、「ページサイズ処理」セクションにある「小冊子」をクリックして選択します。
  4. 小冊子のサブセットと綴じ方を設定する
    「小冊子サブセット」のプルダウンメニューから、印刷するページ範囲を選びます。「両面」を選択すると、全てのページが両面に印刷されます。片面印刷のみのプリンターの場合、「表面のみ」と「裏面のみ」をそれぞれ印刷します。「綴じ方」のプルダウンメニューから、「左」または「右」を選びます。縦書きの文書は「右」を選ぶのが一般的です。
  5. 両面印刷の設定を確認する
    プリンターが両面印刷に対応している場合、「プリンター」ボタンをクリックし、プリンターの設定画面で両面印刷を有効にします。通常は「両面印刷」や「短辺綴じ」などのオプションを選択します。プリンターが両面印刷に対応していない場合は、手動で用紙を反転させて印刷する必要があります。
  6. プレビューを確認する
    印刷ダイアログの右側にあるプレビュー画面で、ページの割り付けが意図通りになっているか確認します。
  7. 印刷を実行する
    設定が完了したら、「印刷」ボタンをクリックして印刷を開始します。

Edgeでの小冊子風印刷手順

Edgeには、Acrobat Readerのような専用の「小冊子」印刷機能はありません。

しかし、複数ページの割り付けと両面印刷機能を組み合わせることで、小冊子風の印刷が可能です。

ただし、ページ順の自動割り付けは行われないため、手動での調整が必要な場合があります。

  1. PDFファイルをEdgeで開く
    印刷したい.pdfファイルをEdgeブラウザで開きます。
  2. 印刷ダイアログを開く
    画面右上の三点リーダーメニューから「印刷」を選択するか、「Ctrl+P」(Windows)または「Command+P」(Mac)を押します。
  3. 「1枚あたりのページ数」を設定する
    印刷ダイアログの「その他の設定」を展開し、「1枚あたりのページ数」で「2」を選択します。これにより、用紙の片面に2ページが印刷されます。
  4. 両面印刷を設定する
    「両面印刷」の項目で「長辺を綴じる」または「短辺を綴じる」を選択します。小冊子の場合は「短辺を綴じる」を選ぶことが多いです。プリンターが両面印刷に対応している必要があります。
  5. 手動でページ順を調整する(必要に応じて)
    Edgeでは小冊子用のページ割り付けが自動で行われません。ページ数が4の倍数でない場合や、厳密なページ順が必要な場合は、印刷するページ範囲を手動で指定し、複数回に分けて印刷する必要があるかもしれません。
  6. 印刷を実行する
    設定が完了したら、「印刷」ボタンをクリックします。

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スマホPDFアプリでの印刷手順

iPhoneやAndroidのPDFアプリには、専用の小冊子印刷機能が搭載されていないことがほとんどです。

しかし、プリンターアプリやプリンター本体の機能を利用することで、小冊子風の印刷が可能です。

  1. PDFファイルをスマホアプリで開く
    iPhoneやAndroidにインストールされているPDFビューアアプリで、印刷したい.pdfファイルを開きます。
  2. 共有または印刷メニューを開く
    画面内の共有アイコンまたは印刷アイコンをタップします。
  3. プリンターを選択する
    利用可能なプリンターを選択します。Wi-Fi接続されたプリンターが表示されます。
  4. プリンターアプリで設定を変更する
    プリンターの機種によっては、専用のプリンターアプリを通じて詳細な印刷設定が行えます。このアプリ内で「2アップ」や「複数ページ印刷」「両面印刷」などのオプションを探します。
  5. 両面印刷とページ割り付けを設定する
    プリンターアプリで両面印刷を有効にし、1枚の用紙に複数ページを印刷する設定を探します。多くのプリンターは「レイアウト」や「ページ設定」などの項目で調整できます。
  6. 印刷を実行する
    設定を確認し、印刷を開始します。

小冊子印刷時の注意点と失敗回避

小冊子印刷は便利な機能ですが、いくつかの注意点があります。

これらのポイントを押さえることで、印刷の失敗を防ぎ、スムーズに作業を進められます。

ページ数が4の倍数でない場合の対処法

小冊子印刷では、通常、合計ページ数が4の倍数である必要があります。

これは、1枚の用紙に4ページが割り当てられるためです。

ページ数が4の倍数でない場合、Acrobat Readerは自動的に白紙ページを挿入して調整します。

意図しない白紙ページが入るのを避けたい場合は、PDF編集機能を使って手動で白紙ページを追加し、ページ数を4の倍数に調整してから印刷してください。

両面印刷がうまくいかない場合の確認ポイント

両面印刷は、プリンターの機種や設定に大きく依存します。

印刷後にページが裏返ってしまう、または片面しか印刷されない場合は、以下の点を確認してください。

まず、プリンターのドライバー設定で「両面印刷」が有効になっているかを確認します。

次に、「短辺綴じ」または「長辺綴じ」の選択が文書の向きと合っているか確認してください。

また、プリンターによっては手差しトレイの使用が必要な場合もあります。

綴じ方向の選択ミスによるレイアウトの崩れ

Acrobat Readerの小冊子印刷設定には「綴じ方」のオプションがあります。

「左」は左綴じの文書、例えば横書きの冊子に適しています。

「右」は右綴じの文書、例えば縦書きの冊子に適しています。

この設定を間違えると、ページが逆さまに印刷されたり、製本時に不自然なレイアウトになったりします。

印刷前に必ずプレビューで綴じ方向とページ順を確認し、正しい方を選んでください。

用紙サイズと仕上がりサイズの確認

小冊子印刷では、使用する用紙サイズと、製本後の仕上がりサイズを考慮する必要があります。

例えば、A4用紙に印刷して二つ折りにすると、仕上がりはA5サイズの小冊子になります。

印刷ダイアログで指定する用紙サイズは、プリンターにセットする実際の用紙サイズです。

仕上がりサイズが適切になるよう、原稿のサイズと印刷時の用紙サイズを正しく設定してください。

Acrobat ReaderとEdge、スマホアプリの小冊子印刷機能比較

項目 Acrobat Reader Edge スマホPDFアプリ(一般的)
小冊子印刷機能 専用の「小冊子」機能あり 専用機能なし 専用機能なし
ページ自動割り付け 中綴じ用に自動で割り付け 自動割り付けなし 自動割り付けなし
両面印刷設定 印刷ダイアログ内で設定可能 印刷ダイアログ内で設定可能 プリンターアプリまたはプリンター設定に依存
複数ページ/枚 小冊子機能で自動調整 「1枚あたりのページ数」で設定 プリンターアプリまたはプリンター設定に依存
対応OS/デバイス Windows、macOS Windows、macOS iPhone、Android
推奨用途 本格的な小冊子作成 簡単な小冊子風印刷、資料の集約 手軽な資料印刷、プリンター機能活用

Acrobat Readerは、小冊子印刷に特化した専用機能を持つため、複雑なページ割り付けを自動で行えます。

Edgeやスマホアプリは、専用機能を持たないものの、複数ページの割り付けや両面印刷機能を活用することで、小冊子風の印刷が可能です。

しかし、これらのアプリケーションでは、中綴じ用のページ割り付けは手動で調整する必要があります。

この記事では、Acrobat ReaderでのPDF小冊子印刷の具体的な手順を詳しく解説しました。

Edgeやスマホアプリでの代替的な印刷方法も理解し、ご自身の環境に合わせて使い分けができるようになったはずです。

ページ数や綴じ方向の注意点も踏まえ、次回はより複雑な製本設定や、PDF編集機能で白紙ページを追加する方法も試してみてください。

これで、中綴じホッチキス用の小冊子をスムーズに作成し、印刷できるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。