【PDF】入札参加資格審査などの「PDFへの電子証明書添付」が必須の申請で、証明書エラーが出る時のブラウザ設定

【PDF】入札参加資格審査などの「PDFへの電子証明書添付」が必須の申請で、証明書エラーが出る時のブラウザ設定
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入札参加資格審査のような公的な申請では、PDFファイルへの電子証明書添付が必須となる場面があります。しかし、Webブラウザ上でPDFを開いて電子証明書を添付しようとすると、エラーが発生して申請が進まないという困りごとを抱える方も少なくありません。この記事では、電子証明書添付時に発生するエラーの原因を解説し、ブラウザの設定を変更することで問題を解決し、スムーズな申請を実現する方法を具体的にご紹介します。

【要点】PDFへの電子証明書添付エラーを解決するブラウザ設定

  • Acrobat Readerの既定設定: ブラウザではなくAcrobat ReaderでPDFを開くように設定し、高度なPDF機能を利用できるようにします。
  • EdgeのPDFビューアー無効化: Edge内蔵のPDFビューアーを停止し、外部のPDFソフトウェアでの表示を促します。
  • 信頼済みサイトへの登録: 申請サイトを信頼済みサイトに追加し、セキュリティ設定による通信ブロックを防ぎます。

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電子証明書添付時にエラーが発生する主な原因

WebブラウザはPDFを表示できますが、電子証明書の添付や検証といった高度な機能は、専用のPDF編集ソフトが担います。ブラウザがPDFを直接開くと、これらの機能が正しく動作しない場合があります。特に、公的機関の申請システムでは、Acrobat Readerのような専用ソフトを前提としているケースがほとんどです。ブラウザのセキュリティ設定が、証明書関連の通信をブロックする可能性もあります。

ブラウザ内蔵PDFビューアーの限界

EdgeなどのWebブラウザには、PDFを閲覧するための内蔵ビューアーがあります。このビューアーは手軽にPDFを開けますが、電子署名の付与や検証、タイムスタンプの組み込みといった、複雑な処理には対応していません。そのため、電子証明書が必要な申請でエラーが発生します。

セキュリティ設定による通信ブロック

Webブラウザのセキュリティ設定が厳しすぎると、電子証明書の発行元サーバーや、証明書検証に必要な外部サービスへの通信がブロックされることがあります。これにより、証明書の有効性確認ができず、添付処理が中断されエラーとなります。

Acrobat Readerの既定設定の重要性

電子証明書を確実に添付するには、システム側がAcrobat Readerなどの専用ソフトでPDFを開くことを期待している場合がほとんどです。ブラウザがPDFを開く既定の設定になっていると、必要な機能が呼び出されずエラーになります。

EdgeでPDFをAcrobat Readerで開くための設定手順

EdgeのPDFビューアーを無効にする設定

  1. Edgeの設定を開く
    Edgeを起動し、右上の「…」メニューをクリックします。「設定」を選択してください。
  2. 「Cookieとサイトのアクセス許可」へ移動
    左側のメニューから「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。
  3. 「PDFドキュメント」の設定を開く
    画面を下にスクロールし、「PDFドキュメント」の項目をクリックします。
  4. 「PDFファイルを常に外部アプリケーションで開く」を有効にする
    「PDFファイルを常に外部アプリケーションで開く」のトグルスイッチをオンにします。これにより、EdgeがPDFをAcrobat Readerで開くよう促します。
  5. Edgeを再起動する
    設定変更を適用するため、Edgeを一度閉じてから再度起動します。

Windowsの既定のアプリ設定でAcrobat Readerを既定にする手順

  1. Windowsの設定を開く
    スタートメニューから歯車アイコンの「設定」をクリックします。
  2. 「アプリ」を選択する
    設定画面で「アプリ」をクリックし、次に左側のメニューから「既定のアプリ」を選択します。
  3. ファイルの種類で既定のアプリを設定する
    「ファイルの種類で既定のアプリを選ぶ」までスクロールし、「.pdf」を入力して検索します。
  4. Acrobat Readerを既定に設定する
    「.pdf」の項目をクリックし、既定のアプリを「Acrobat Reader」に変更します。
  5. 設定を閉じる
    設定画面を閉じると変更が適用されます。

申請サイトを信頼済みサイトに追加する手順

この設定はInternet Explorerの「インターネットオプション」を使用します。Windowsのセキュリティ設定に影響します。

  1. Windowsの検索バーで「インターネットオプション」と入力する
    スタートメニューの隣にある検索バーに「インターネットオプション」と入力し、表示された項目をクリックします。
  2. 「セキュリティ」タブを選択する
    「インターネットのプロパティ」ダイアログボックスで、「セキュリティ」タブをクリックします。
  3. 「信頼済みサイト」を選択する
    「ゾーンを選択して、このゾーンのセキュリティ設定を表示または変更します」の下にある「信頼済みサイト」をクリックします。
  4. 「サイト」ボタンをクリックする
    「サイト」ボタンをクリックして「信頼済みサイト」ダイアログボックスを開きます。
  5. 申請サイトのアドレスを追加する
    「このWebサイトをゾーンに追加する」の下に、電子証明書添付を行う申請サイトのURLを入力します。例えば、「https://example.com」のように入力してください。
  6. 「追加」ボタンをクリックする
    入力したURLを追加リストに加えます。
  7. 「閉じる」をクリックし「OK」で完了する
    「信頼済みサイト」ダイアログボックスを閉じ、さらに「インターネットのプロパティ」ダイアログボックスも「OK」をクリックして閉じます。

設定変更後もエラーが解決しない場合の確認ポイント

Acrobat Readerが正しくインストールされていない

Acrobat Readerがインストールされていない、またはバージョンが古い場合、電子証明書添付機能が利用できません。最新版のAcrobat Readerを公式ウェブサイトからダウンロードし、インストールしてください。古いバージョンはアンインストールすると良いでしょう。

電子証明書自体に問題がある

利用している電子証明書が有効期限切れ、または破損している可能性があります。証明書発行機関のウェブサイトで、証明書の有効性を確認してください。場合によっては、証明書の再発行が必要です。

申請システムの推奨環境外で操作している

申請システムによっては、特定のOSやブラウザ、Acrobat Readerのバージョンを推奨していることがあります。申請システムのウェブサイトで推奨環境を確認し、それに合わせて環境を調整してください。特に古いOSやブラウザでは問題が起きやすいです。

セキュリティソフトが通信をブロックしている

お使いのセキュリティソフトやファイアウォールが、電子証明書関連の通信をブロックしている可能性があります。一時的にセキュリティソフトの設定を見直すか、電子証明書添付時のみ停止を試してみてください。ただし、セキュリティリスクを考慮し、作業後は速やかに元に戻すことが重要です。

ブラウザのキャッシュやCookieが原因

ブラウザに蓄積されたキャッシュやCookieが、申請システムとの通信に悪影響を与えることがあります。ブラウザの閲覧履歴、Cookie、キャッシュをすべて削除し、再度申請を試してください。

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Acrobat ReaderとEdgeのPDF機能比較

項目 Acrobat Reader Edge
基本閲覧 高機能 標準機能
電子署名・証明書 付与・検証・管理 閲覧のみ
フォーム入力 高度なフォームに対応 基本的なフォームに対応
注釈・コメント 多機能 基本的な機能
セキュリティ機能 パスワード保護、墨消しなど 限定的
プラグイン連携 多種多様なプラグイン対応 限定的

この記事では、PDFへの電子証明書添付時に発生するエラーの解決策を解説しました。EdgeのPDFビューアー無効化、Acrobat Readerの既定設定、信頼済みサイトへの登録を行うことで、申請時のエラーを防ぐことができます。これらの設定を行うことで、公的申請をスムーズに進め、証明書添付の課題を解決できるでしょう。もし問題が解決しない場合は、Acrobat Readerの再インストールや証明書の有効性確認も試してほしいです。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。