プレゼン資料で特に強調したい部分に目を引かせたいのに、標準の文字色変更だけでは物足りないと感じていませんか。
PowerPointには、Wordの蛍光ペンに似た効果で、文字の背景に色をつける機能があります。
この記事では、PowerPointで文字にハイライトを適用し、重要な情報を効果的に目立たせる具体的な手順を解説します。
【要点】PowerPointで文字にハイライトを適用し、視覚的に強調する
- テキストの網かけ: PowerPoint 2021以降およびMicrosoft 365で、文字の背景に色をつけ視覚的に強調します。
- 図形でのハイライト: 透明度を設定した図形を文字の背後に配置し、柔軟なハイライト表現を実現します。
- 色の選択と調整: 資料全体のトーンに合わせ、適切なハイライト色と透明度を設定し視認性を高めます。
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目次
PowerPointで文字にハイライト効果を適用する基本的な考え方
PowerPointには、Wordのような専用の「蛍光ペン」機能は直接搭載されていません。
しかし、類似の視覚効果を実現する方法がいくつか存在します。
これらの機能は、テキストの強調や聴衆への注意喚起に非常に有効です。
文字の背景に色をつけることで、視覚的に重要なポイントを明確に示せます。
これにより、聴衆の注目を集め、プレゼンテーションのメッセージ伝達力を高めることが可能です。
PowerPoint 2021以降およびMicrosoft 365のPowerPointでは、「テキストの網かけ」機能が追加されました。
これにより、より簡単にWordの蛍光ペンに近いハイライト効果を適用できます。
これ以前のバージョンやMac版PowerPointでも、図形を活用することで同様の効果が得られます。
「テキストの網かけ」機能の概要
「テキストの網かけ」は、選択したテキストの背景に直接色を塗る機能です。
これにより、文字を際立たせ、特定の情報を強調できます。
この機能は、PowerPoint 2021およびMicrosoft 365のPowerPointで利用可能です。
Mac版PowerPointには、現状この機能は搭載されていません。
図形を重ねる方法の概要
図形を重ねる方法は、テキストボックスの背後に長方形などの図形を配置し、色と透明度を設定する方法です。
この方法は、PowerPointのすべてのバージョンで利用できます。
色の選択肢や透明度の調整が自由に行えるため、よりデザイン性の高いハイライト表現が可能です。
テキストの網かけ機能で文字をハイライトする手順 (PowerPoint 2021/Microsoft 365向け)
PowerPoint 2021およびMicrosoft 365のPowerPointでは、「テキストの網かけ」機能を使って、Wordの蛍光ペンに近い効果を文字に適用できます。この機能は、Mac版PowerPointでは利用できません。
- ハイライトするテキストを選択する
PowerPointのスライド上で、ハイライトしたい特定の文字や単語をドラッグして選択します。 - 「ホーム」タブを開く
PowerPointのリボンメニューから「ホーム」タブをクリックします。 - 「テキストの網かけ」ボタンを探す
「ホーム」タブの「フォント」グループ内にある、「テキストの網かけ」ボタンを探します。このボタンは「塗りつぶしの色」の隣に位置し、通常は網かけのアイコンが描かれています。 - 網かけの色を選択する
「テキストの網かけ」ボタンの右側にある下向き矢印をクリックします。表示される色のパレットから、ハイライトしたい色を選択します。 - ハイライト効果を確認する
選択した色でテキストの背景が塗られ、ハイライト効果が適用されます。 - 網かけを解除する場合
網かけを解除したいテキストを選択し、「テキストの網かけ」ボタンの色のパレットから「色なし」を選択します。
図形を重ねて文字にハイライト効果を適用する手順 (全バージョン対応)
PowerPointのすべてのバージョンで利用できる、図形を使って文字の背景に色をつける方法です。Mac版PowerPointでも同様に操作できます。
- ハイライトしたいテキストを準備する
スライド上に、ハイライトしたいテキストが入力されたテキストボックスまたは図形があることを確認します。 - 長方形の図形を挿入する
リボンメニューの「挿入」タブをクリックし、「図形」から「長方形」を選択します。ハイライトしたいテキストの範囲に合わせて、長方形を描画します。 - 図形の色と透明度を設定する
描画した長方形を選択した状態で、リボンメニューの「図形の書式」タブをクリックします。 - 図形の塗りつぶし色を設定する
「図形の書式」タブの「図形のスタイル」グループにある「図形の塗りつぶし」をクリックし、ハイライトしたい色を選択します。 - 図形の枠線を削除する
「図形の書式」タブの「図形のスタイル」グループにある「図形の枠線」をクリックし、「枠線なし」を選択します。 - 透明度を調整する
長方形を右クリックし、「図形の書式設定」を選択します。画面右側に表示される「図形の書式設定」ペインで、「塗りつぶし」セクションを展開します。「透明度」のスライダーを調整し、テキストが透けて見えるように設定します。通常は30%〜60%程度が適切です。 - 図形をテキストの背面に移動する
描画した長方形を選択した状態で、右クリックメニューから「最背面へ移動」を選択します。これで長方形がテキストの背後に配置され、ハイライトのように表示されます。 - 必要に応じて図形とテキストをグループ化する
長方形とテキストボックスを両方選択し、右クリックメニューから「グループ化」を選択します。これにより、両者が一体となって移動やサイズ変更が可能になります。
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ハイライト適用時の注意点とよくある失敗例
PowerPointで文字にハイライトを適用する際には、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえることで、より効果的な資料を作成できます。
ハイライトの色が背景や文字色と被ってしまう
ハイライトの色がスライドの背景色やテキストの色と類似していると、強調効果が薄れてしまいます。場合によっては文字が読みにくくなることもあります。
対処法: ハイライトの色は、背景色と文字色に対して十分なコントラストがある色を選びましょう。例えば、背景が白なら薄い黄色や水色、背景が濃い色なら白に近い透明度の高い色を選ぶと良いでしょう。視認性を最優先に考慮してください。
Mac版PowerPointで「テキストの網かけ」が見つからない
Windows版PowerPoint 2021およびMicrosoft 365には「テキストの網かけ」機能がありますが、Mac版PowerPointには現状この機能が搭載されていません。
対処法: Mac版PowerPointを使用している場合は、「図形を重ねて文字にハイライト効果を適用する手順」を利用してください。長方形の図形を挿入し、透明度を調整する方法で同様のハイライト効果を実現できます。
ハイライトがテキストボックス全体にかかってしまう
「テキストの網かけ」機能を使用する際、誤ってテキストボックス全体を選択してしまうと、意図しない範囲にハイライトが適用されることがあります。
対処法: ハイライトを適用したい特定の文字や単語のみを正確にドラッグして選択してください。テキストボックス全体ではなく、文字単位での選択を意識しましょう。
複数のハイライト色を使いすぎて統一感がなくなる
資料内で様々な色のハイライトを多用すると、視覚的にごちゃごちゃしてしまい、かえって重要な情報が埋もれる可能性があります。
対処法: 資料全体で使用するハイライトの色は、1〜2色程度に絞ることをおすすめします。重要なポイントには一貫した色を使用し、資料全体のデザインと調和させましょう。色の意味付けを統一すると、さらに理解しやすくなります。
テキストの網かけと図形によるハイライトの比較
PowerPointで文字にハイライトを適用する二つの主要な方法について、それぞれの特徴を比較します。
| 項目 | テキストの網かけ | 図形によるハイライト |
|---|---|---|
| 対応バージョン | PowerPoint 2021、Microsoft 365 (Windows版のみ) | PowerPointの全バージョン (Windows/Mac) |
| 操作の簡単さ | テキストを選択しボタンをクリックするだけで簡単 | 図形挿入、書式設定、背面移動など複数の手順が必要 |
| 柔軟性 | 色の選択肢は限られるが、テキストに追従する | 色、透明度、形状を自由に調整可能 |
| 編集のしやすさ | テキスト編集に合わせて自動調整される | テキスト変更時に図形の位置やサイズの手動調整が必要 |
| グループ化の必要性 | 不要 | テキストとハイライトを一体化させるため推奨される |
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。ご自身のPowerPointのバージョンや、求める表現に応じて最適な方法を選びましょう。
特にMac版PowerPointのユーザーは、図形によるハイライトが唯一の選択肢となります。
Windows版のユーザーも、より柔軟なデザインを求める場合は図形による方法が有効です。
まとめ
この記事では、PowerPointで特定の文字にハイライト効果をつける二つの方法を解説しました。
「テキストの網かけ」機能はPowerPoint 2021以降のWindows版で簡単に利用でき、図形を重ねる方法はPowerPointの全バージョンで柔軟な表現が可能です。
これらの機能を使いこなし、プレゼン資料の重要なポイントを効果的に強調してください。
資料の視認性を高め、聴衆へのメッセージ伝達力を向上させましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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