【Windows】「カバーを閉じた時の動作」を何もしないに変更する手順 | ノートPCを閉じても外部モニターを使い続ける

【Windows】「カバーを閉じた時の動作」を何もしないに変更する手順 | ノートPCを閉じても外部モニターを使い続ける
🛡️ 超解決

ノートPCを外部モニターに接続して作業している際、PC本体のカバーを閉じると画面が消えてしまい困る場面があるかもしれません。

この記事では、ノートPCを閉じても外部モニターだけで作業を継続するための設定方法を解説します。

Windows 11の電源オプションを変更することで、効率的なマルチモニター環境を構築できます。

【要点】ノートPCカバーを閉じた時の外部モニター利用設定

  • 電源オプションの設定変更: ノートPCのカバーを閉じても外部モニターが消えないように設定できます。
  • マルチディスプレイ設定の確認: 外部モニターが正しく認識され、表示モードが適切か確認できます。
  • ディスプレイの複製・拡張: 複数のディスプレイを効率的に利用するための表示方法を理解できます。

ADVERTISEMENT

ノートPCカバーを閉じても外部モニターを使う仕組みとメリット

ノートPCのカバーを閉じると、通常は自動的にスリープ状態に移行します。これは、Windowsの電源オプションに設定されている「カバーを閉じた時の動作」という機能が原因です。この設定を変更することで、PC本体を閉じても外部モニターへの映像出力は継続できます。

この設定は、特にビジネスシーンで大きなメリットをもたらします。例えば、限られたデスクスペースで作業する際に、ノートPC本体を閉じて外部モニターをメインディスプレイとして利用できます。これにより、より広い画面領域を確保しつつ、外部キーボードやマウスでの快適な操作が可能です。また、ノートPCをデスクトップPCのように使う「クラムシェルモード」を実現する上で不可欠な設定です。

Windowsは、ディスプレイの接続状況や電源プランに基づいて、様々な動作を制御しています。外部モニターを接続している場合、PCは自動的に複数のディスプレイを認識し、それぞれのディスプレイに最適な解像度や表示モードを設定しようとします。この仕組みを理解することで、より柔軟なディスプレイ環境を構築できます。

ノートPCを閉じても外部モニターを使い続ける操作手順

ノートPCのカバーを閉じても外部モニターを使い続けるための設定は、電源オプションから行います。以下の手順で設定を変更してください。

  1. 「コントロールパネル」を開く
    タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力し、検索結果から「コントロールパネル」を選択して開きます。
  2. 「電源オプション」にアクセスする
    コントロールパネルの表示方法が「カテゴリ」になっている場合、「システムとセキュリティ」の下にある「電源オプション」をクリックします。「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、直接「電源オプション」をクリックします。
  3. 「カバーを閉じた時の動作の選択」を開く
    電源オプションの画面左側にあるメニューから「カバーを閉じた時の動作の選択」をクリックします。
  4. カバーを閉じた時の動作を変更する
    「カバーを閉じた時の動作」の項目で、「バッテリー駆動」と「電源に接続」のそれぞれについて設定を変更します。

    • 「バッテリー駆動」のプルダウンメニューから「何もしない」を選択します。
    • 「電源に接続」のプルダウンメニューから「何もしない」を選択します。

    この「何もしない」設定により、カバーを閉じてもPCは稼働し続け、外部モニターへの出力が継続されます。他の選択肢には、「スリープ」「休止状態」「シャットダウン」があります。それぞれの選択肢はPCの動作を制御し、電力消費を管理するためのものです。

  5. 変更を保存する
    設定変更後、画面下部にある「変更の保存」ボタンをクリックします。これで設定が適用され、ノートPCのカバーを閉じても外部モニターが消えることはなくなります。

Windows 10での設定方法の補足

Windows 10でも、基本的な設定手順はWindows 11とほぼ同じです。コントロールパネルから電源オプションを開き、「カバーを閉じた時の動作の選択」に進むことで設定できます。表示されるメニューやボタンの配置に若干の違いがある場合がありますが、操作の流れは変わりません。

ノートPCを閉じても外部モニターが使えない場合の注意点と対処法

上記の手順で設定しても外部モニターが正常に動作しない場合、いくつかの原因が考えられます。以下の対処法を試してください。

外部モニターに何も表示されない

カバーを閉じても外部モニターに何も表示されない場合、以下の点を確認してください。

  1. モニターの入力切替を確認する
    外部モニター自体が正しい入力ソース HDMI、DisplayPort、USB-C など に切り替わっているか確認します。モニターのボタンで入力ソースを手動で切り替える必要がある場合があります。
  2. ケーブル接続を確認する
    ノートPCと外部モニターを接続しているケーブルがしっかりと接続されているか確認します。ケーブルの緩みや破損が原因で信号が伝わらないことがあります。別のケーブルがあれば、交換して試してください。
  3. ディスプレイ設定を確認する
    WindowsキーとPキーを同時に押して「プロジェクト」メニューを開き、「拡張」または「セカンドスクリーンのみ」が選択されているか確認します。もし「PC画面のみ」や「複製」が選択されていると、意図しない表示になることがあります。
  4. グラフィックドライバーを更新する
    グラフィックドライバーが古い場合、外部モニターが正しく認識されないことがあります。デバイスマネージャーからグラフィックドライバーを最新バージョンに更新してください。または、PCメーカーやグラフィックカードメーカーのウェブサイトから最新ドライバーをダウンロードし、インストールできます。

ノートPCがスリープ状態になってしまう

設定を変更したにもかかわらずノートPCがスリープしてしまう場合、以下の原因が考えられます。

  1. 設定が保存されていない
    「変更の保存」ボタンを押し忘れていないか確認します。もう一度手順を確認し、確実に「何もしない」を選択して保存してください。
  2. 別の電源プランが適用されている
    複数の電源プラン 高パフォーマンス、バランス、省電力 など を使用している場合、現在アクティブなプランが異なる設定になっている可能性があります。電源オプションの画面で、現在選択されている電源プランの横にある「プラン設定の変更」をクリックし、そのプランの「詳細な電源設定の変更」から「カバーを閉じた時の動作」が「何もしない」になっているか確認します。
  3. Windows Update後の不具合
    Windows Update後に設定がリセットされたり、予期せぬ動作が発生したりすることがあります。PCを再起動し、再度設定を確認してください。

ディスプレイが複製されてしまう

ノートPCを閉じても画面が複製されてしまい、外部モニターを独立して使えない場合は、ディスプレイの表示モードを確認してください。

  1. プロジェクトモードを「拡張」に設定する
    WindowsキーとPキーを同時に押し、「プロジェクト」メニューを開きます。ここで「拡張」を選択することで、ノートPCの画面と外部モニターの画面をそれぞれ独立したデスクトップとして利用できます。これにより、より広い作業領域を確保できます。
  2. メインディスプレイを設定する
    「設定」アプリを開き、「システム」 > 「ディスプレイ」に進みます。複数のディスプレイが検出されていることを確認し、外部モニターをメインディスプレイとして設定できます。メインディスプレイにしたいモニターをクリックし、「これをメインディスプレイにする」のチェックボックスをオンにします。
  3. 解像度と拡大縮小の設定
    各ディスプレイの解像度や拡大縮小の割合が適切でないと、表示が不自然になることがあります。「設定」の「ディスプレイ」から、それぞれのモニターに適した解像度と拡大縮小率を設定してください。

ADVERTISEMENT

Windows 11とWindows 10の「カバーを閉じた時の動作」設定画面の比較

Windows 11とWindows 10では、「カバーを閉じた時の動作」の設定画面へのアクセス方法やUIに若干の違いがあります。以下にその違いをまとめます。

項目 Windows 11 Windows 10
設定へのアクセス コントロールパネルから「電源オプション」経由でアクセスするのが一般的 コントロールパネルから「電源オプション」経由でアクセスするのが一般的
UIの視覚的な違い ウィンドウの角が丸みを帯びるなど、全体的にモダンなデザイン 角ばったデザインで、従来のWindowsのUIを踏襲
設定内容の項目名 「カバーを閉じた時の動作」 「カバーを閉じた時の動作」
「設定」アプリからの直接アクセス 「設定」アプリ内には直接的な項目は存在しないため、コントロールパネル経由が必須 「設定」アプリ内には直接的な項目は存在しないため、コントロールパネル経由が必須

まとめ

この記事では、ノートPCのカバーを閉じても外部モニターを使い続けるための設定方法を解説しました。

電源オプションの「カバーを閉じた時の動作」を「何もしない」に変更することで、限られたスペースでも効率的なマルチモニター環境を構築できます。

もし問題が発生した場合は、外部モニターの接続やWindowsのディスプレイ設定、グラフィックドライバーを確認し、最適な表示モードで業務を進めてください。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。