【Windows】サービス未起動をBITS(バックグラウンドインテリジェント転送)再開で直す手順 | エラーコード:0x80240001

【Windows】サービス未起動をBITS(バックグラウンドインテリジェント転送)再開で直す手順 | エラーコード:0x80240001
🛡️ 超解決

Windows Updateが失敗したり、アプリケーションのダウンロードが進まない場合、エラーコード0x80240001が表示されることがあります。

この問題は、BITSサービスが停止しているか、正しく機能していないことが原因で発生します。

この記事では、BITSサービスを再開し、関連する依存関係を修正することで、これらのダウンロードや更新の問題を解決する手順を解説します。

【要点】BITSサービスエラー0x80240001の解決策

  • BITSサービスの再起動: Windows Updateやアプリケーションのダウンロード失敗を解消します。
  • 依存関係の確認と修正: BITSサービスが正常に動作するための前提条件を整えます。
  • システムファイルチェッカーの実行: システムファイルの破損による問題を修復します。

ADVERTISEMENT

エラーコード0x80240001とBITSサービス停止の関連性

エラーコード0x80240001は、Windows Updateや特定のアプリケーションのダウンロードにおいて、BITSサービスが開始されていない場合に発生しやすい問題です。

BITSサービスは、Background Intelligent Transfer Serviceの略称であり、バックグラウンドでファイルの転送やダウンロードを管理するWindowsの重要なコンポーネントです。

このサービスが停止している、または破損していると、Windows Updateのダウンロードが中断されたり、Microsoft Storeからのアプリケーションが更新できないといった問題が引き起こされます。

BITSサービスの役割

BITSサービスは、ネットワーク帯域を効率的に利用しながら、中断されたダウンロードを自動的に再開する機能を持っています。

Windows Updateの更新プログラムや、EdgeなどのWebブラウザ以外のアプリケーションがファイルをダウンロードする際に利用されます。

このサービスが正常に動作しないと、システム全体の更新プロセスに影響が出ます。

BITSサービスを再開しエラーを修復する手順

エラーコード0x80240001を解決するためには、BITSサービスの状態を確認し、必要に応じて再起動する作業が不可欠です。

また、サービスが依存しているコンポーネントも併せて確認し、システムファイルの整合性をチェックすることで、問題の根本解決を目指します。

BITSサービスの確認と再起動

  1. サービス管理ツールを開く
    Windowsキーと「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。「services.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. BITSサービスを探す
    サービスの一覧から「Background Intelligent Transfer Service」を探し、ダブルクリックしてプロパティを開きます。
  3. スタートアップの種類を設定する
    「全般」タブの「スタートアップの種類」が「自動」または「手動」になっていることを確認します。「無効」になっている場合は「自動」に変更します。
  4. サービスの状態を確認し開始する
    「サービスの状態」が「停止」になっている場合は、「開始」ボタンをクリックしてサービスを起動します。すでに「実行中」の場合は、「停止」をクリックしてから「開始」をクリックし、再起動を行います。
  5. 変更を適用する
    「適用」をクリックし、その後「OK」をクリックしてプロパティウィンドウを閉じます。

依存サービスの確認と開始

BITSサービスが正常に動作するためには、いくつかの依存サービスが実行されている必要があります。

これらのサービスも併せて確認し、必要であれば開始してください。

  1. BITSサービスの依存関係を確認する
    「Background Intelligent Transfer Service」のプロパティウィンドウを再度開き、「依存関係」タブをクリックします。
  2. 依存サービスの状態を確認する
    「このサービスが依存するシステムコンポーネント」に表示されている以下のサービスが「実行中」であることを確認します。
    ・リモートプロシージャコール RPC
    ・DCOM Server Process Launcher
    ・RPC Endpoint Mapper
  3. 依存サービスを開始する
    上記サービスが停止している場合は、サービス管理ツールの一覧から該当サービスを探し、個別にプロパティを開いて開始します。

システムファイルチェッカーの実行

システムファイルの破損が原因でサービスが正常に動作しない場合があります。

システムファイルチェッカーを実行して、破損したシステムファイルを修復します。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」、「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。
  2. SFCコマンドを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。システムスキャンが完了するまで待ちます。

DISMコマンドによるシステムイメージの修復

SFCコマンドで解決しない場合は、DISMコマンドを使用してWindowsシステムイメージを修復します。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「Windows PowerShell 管理者」、「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。
  2. DISMコマンドを実行する
    以下のコマンドを順に実行します。各コマンドの実行には時間がかかる場合があります。
    DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
    DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  3. コンピューターを再起動する
    すべてのコマンドが完了したら、コンピューターを再起動し、問題が解決したか確認します。

BITSサービス修復で直らない場合の追加確認事項

上記の手順を試してもBITSサービスが開始できない、またはエラーが解決しない場合は、以下の点を確認してください。

サービス開始に失敗してしまう場合

BITSサービスやその依存サービスが開始できない場合、イベントログに詳細なエラー情報が記録されていることがあります。

イベントビューアーでエラーを確認することで、より具体的な原因を特定できる可能性があります。

  1. イベントビューアーを開く
    Windowsキーと「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」に「eventvwr.msc」と入力して「OK」をクリックします。
  2. エラーログを確認する
    「Windowsログ」>「システム」を開き、「Background Intelligent Transfer Service」または関連サービスのエラーメッセージを探します。
  3. 特定のサービスに問題がある場合
    ログに示された特定のサービスに問題がある場合は、そのサービスのトラブルシューティングを個別に試します。

エラーコードが0x80240001以外で表示される場合

表示されるエラーコードが0x80240001ではない場合、問題の原因はBITSサービス以外にある可能性があります。

表示されたエラーコードを正確にメモし、そのエラーコードに特化した解決策を検索してください。

例えば、Windows Update関連のエラーであれば、Windows Updateトラブルシューティングツールを試す方法もあります。

Windows 10でのサービス管理画面の違い

Windows 11とWindows 10では、サービス管理ツールの基本的な操作や表示に大きな違いはありません。

ただし、一部のダイアログボックスの見た目やアイコンの配置が異なる場合があります。

基本的な手順はWindows 11と同様に適用できます。

ADVERTISEMENT

BITSサービスとWindows Updateサービスの違い

BITSサービスとWindows Updateサービスは密接に関連していますが、それぞれ異なる役割を担っています。

これらの違いを理解することで、トラブルシューティングの際に適切なサービスに焦点を当てることができます。

項目 BITSサービス Windows Updateサービス
役割 バックグラウンドでのファイル転送を管理 更新プログラムの検出と適用を管理
主な機能 ダウンロードの中断・再開、帯域幅の自動調整 更新プログラムのチェック、ダウンロード、インストール、設定管理
依存関係 リモートプロシージャコール RPCに依存 BITSサービス、Windows Installerなどに依存

この記事で解説した手順を実行することで、BITSサービスのエラー0x80240001を解決し、Windows Updateやアプリケーションのダウンロードが正常に行われるようになったはずです。

これにより、システムのセキュリティを最新に保ち、アプリケーションを安定して利用できるようになります。

定期的なシステムメンテナンスとして、サービスの状態やシステムファイルの整合性を確認する習慣を身につけることをお勧めします。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。