【Windows】システム予約済みパーティションの不備をEFIファイルの再配置で修復する手順 | エラーコード:0xc1900201

【Windows】システム予約済みパーティションの不備をEFIファイルの再配置で修復する手順 | エラーコード:0xc1900201
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Windowsの機能更新プログラムを適用しようとした際、エラーコード0xc1900201が表示され、更新が進まない状況に直面していませんか。

このエラーは通常、システム予約済みパーティションの容量不足が原因で発生します。

この記事では、EFIファイルを再配置することで、この問題を解決し、Windowsの更新を正常に進める具体的な手順を解説します。

【要点】Windows更新エラー0xc1900201の解決策

  • ディスクパーティションの確認: システム予約済みパーティションの状態を把握できます。
  • EFIファイルの再配置: 容量不足を解消し、Windowsの機能更新を可能にします。
  • Windows更新の再試行: エラーを解消した後にWindowsの更新を再実行できます。

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システム予約済みパーティションの不備が更新を阻む仕組み

Windowsの機能更新プログラムは、システムの安定稼働に不可欠です。しかし、特定の条件下では更新が妨げられることがあります。その一つがシステム予約済みパーティションの容量不足です。

エラーコード0xc1900201が発生する理由

Windows 11やWindows 10の機能更新プログラムは、インストール時にシステム予約済みパーティションに一時ファイルを展開します。このパーティションの空き容量が不足していると、更新プロセスが中断され、エラーコード0xc1900201が表示されます。

特に、古いWindowsバージョンからのアップグレードや、多数の更新を重ねたシステムでこの問題は発生しやすい傾向があります。パーティションのサイズが不十分な場合に、更新に必要な領域を確保できません。

システム予約済みパーティションの役割

システム予約済みパーティション、特にUEFIシステムにおけるEFIシステムパーティションESPは、Windowsの起動に必要な重要なファイルを格納しています。これにはブートローダーや回復環境のファイルが含まれます。

この領域は通常、ユーザーからは見えない隠しパーティションとして存在します。しかし、OSが正常に動作し、更新プログラムを適用するためには、このパーティションが健全な状態であり、十分な空き容量を持つことが不可欠です。

EFIファイルの再配置によるエラー0xc1900201の修復手順

このセクションでは、EFIファイルを再配置してシステム予約済みパーティションの不備を修復し、エラーコード0xc1900201を解決する具体的な手順を解説します。

作業前の準備: 重要なデータのバックアップ

パーティション操作は、システムに重大な影響を与える可能性があります。万が一のデータ損失に備え、必ず事前に重要なデータのバックアップを取ってください。

  • 外部ストレージへ重要なファイルをコピーする。
  • Windowsのシステムイメージを作成し、別のドライブに保存する。

ディスク管理ツールでのパーティション確認

  1. ディスクの管理を開く
    スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択して開きます。
  2. EFIシステムパーティションESPを確認する
    ディスク一覧の中から「EFIシステムパーティション」または「回復パーティション」といったシステム予約済みパーティションを探します。そのサイズと空き容量を確認してください。通常、このパーティションの容量が不足していることが問題の原因です。

コマンドプロンプトでのEFIパーティションの操作

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル管理者」または「Windows PowerShell管理者」を選択します。Windows 10の場合は「コマンドプロンプト管理者」を選びます。
  2. DiskPartを起動する
    コマンドプロンプトにdiskpartと入力し、Enterキーを押します。
  3. ディスクの一覧を表示する
    list diskと入力し、Enterキーを押します。システムがインストールされているディスクの番号をメモします。通常はディスク0です。
  4. 対象ディスクを選択する
    select disk 0と入力し、Enterキーを押します。ディスク番号はご自身の環境に合わせて変更してください。
  5. パーティションの一覧を表示する
    list partitionと入力し、Enterキーを押します。EFIシステムパーティションESPを見つけ、そのパーティション番号をメモします。通常は「システム」と表示されるパーティションです。
  6. EFIシステムパーティションを選択する
    select partition [EFIパーティション番号]と入力し、Enterキーを押します。例えば、パーティション1であればselect partition 1です。
  7. ドライブ文字を割り当てる
    assign letter=Zと入力し、Enterキーを押します。Zは未使用のドライブ文字であれば何でも構いません。
  8. DiskPartを終了する
    exitと入力し、Enterキーを押します。
  9. EFIファイルを再配置する
    以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押します。OSがインストールされているドライブがC:であると仮定します。
    cd /d Z:\EFI\Microsoft\Boot\
    bootrec /fixboot
    bcdboot C:\Windows /s Z: /f ALL
    これにより、CドライブのWindowsのブート情報がZドライブのEFIパーティションに書き込まれます。
  10. 元のEFIパーティションの不要ファイルを削除する
    以下のコマンドを順に入力し、Enterキーを押します。
    attrib Z:\EFI\Microsoft\Boot\BCD -h -r -s
    ren Z:\EFI\Microsoft\Boot\BCD BCD.old
    これは既存のブート構成データをリネームし、新しいブート構成データが生成されるようにします。
  11. ドライブ文字を解除する
    再度diskpartと入力し、Enterキーを押します。
    list volumeと入力し、先ほど割り当てたZドライブのボリューム番号をメモします。
    select volume [ボリューム番号]と入力します。
    remove letter=Zと入力し、Enterキーを押します。
    exitと入力し、DiskPartを終了します。
  12. PCを再起動する
    変更を適用するため、PCを再起動します。

Windows更新の再実行

  1. 設定アプリを開く
    スタートメニューから「設定」アイコンをクリックします。
  2. Windows Updateにアクセスする
    左側のメニューから「Windows Update」を選択します。
  3. 更新を再試行する
    「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、機能更新プログラムのダウンロードとインストールを再試行します。

修復手順で発生しやすい問題と対処法

EFIファイルの再配置作業中に、予期せぬ問題が発生する場合があります。ここでは、よくある問題とその対処法について説明します。

EFIパーティションが見つからない場合

ディスクの管理でEFIシステムパーティションESPが明確に表示されないことがあります。これは、パーティションが隠されているか、システムがレガシーBIOSモードで起動している可能性があります。

  • DiskPartでの確認: コマンドプロンプトでdiskpartを起動し、list partitionコマンドで全てのパーティションをリストアップします。タイプが「システム」または「EFIシステム」と表示されるパーティションを探してください。
  • BIOSモードの確認: PCのUEFI BIOS設定を確認し、ブートモードが「UEFI」に設定されているかを確認します。レガシーモードの場合は、UEFIモードに変更する必要があるかもしれません。

コマンドが正常に実行されない場合

コマンドプロンプトでエラーメッセージが表示され、コマンドが実行できないことがあります。これは権限不足やディスクの破損が原因である可能性があります。

  • 管理者権限の確認: コマンドプロンプトを「管理者として実行」しているか再確認してください。
  • コマンドの入力ミス: 入力したコマンドにスペルミスやタイプミスがないか、一文字ずつ正確に確認してください。
  • ディスクの状態確認: chkdsk C: /f /rコマンドを実行し、OSがインストールされているドライブのディスクエラーをチェックします。これは時間がかかる場合があります。

更新エラーが再発する場合

EFIファイルの再配置後もエラーコード0xc1900201または別の更新エラーが再発することがあります。この場合、パーティションの問題以外の原因が考えられます。

  • Windows Updateトラブルシューティングツールの実行: 設定アプリの「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」から「Windows Update」を実行します。
  • Windows Updateコンポーネントのリセット: 更新関連のサービスやキャッシュファイルをリセットすることで、問題が解決する場合があります。これには複数のコマンドを実行する手順が必要です。
  • 破損したシステムファイルの修復: sfc /scannowコマンドやDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthコマンドを実行し、システムファイルの整合性を確認・修復します。

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Windows 11とWindows 10でのパーティション操作の比較

Windows 11とWindows 10では、システム予約済みパーティションの管理やコマンドラインツールの使用方法に大きな違いはありません。しかし、一部のインターフェースやデフォルト設定には違いがあります。

項目 Windows 11 Windows 10
ディスクの管理 スタートボタン右クリックメニューからアクセス スタートボタン右クリックメニューからアクセス
コマンドプロンプト ターミナル管理者として起動 コマンドプロンプト管理者として起動
DiskPartコマンド 基本的に同じ機能と構文を使用 基本的に同じ機能と構文を使用
bcdbootコマンド ブートファイルの再構築に使用 ブートファイルの再構築に使用
ESPの推奨サイズ 約100MB〜260MB以上 約100MB〜260MB以上

まとめ

この記事で解説したEFIファイルの再配置手順により、エラーコード0xc1900201を解決し、Windowsの機能更新プログラムを正常に適用できるようになります。

システム予約済みパーティションの適切な管理は、OSの健全な動作に不可欠です。

定期的なシステムのバックアップと、今回ご紹介したDiskPartやbcdbootコマンドの知識は、将来的なトラブル発生時にも役立ちます。今後もWindows Updateをスムーズに行い、最新のセキュリティと機能性を維持してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。