【Windows】認証エラーをインターネットオプションの「自動構成スクリプト」解除で解決する手順 | エラーコード:0x80190197

【Windows】認証エラーをインターネットオプションの「自動構成スクリプト」解除で解決する手順 | エラーコード:0x80190197
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Windows環境で認証エラー「0x80190197」が発生し、業務が滞ってしまう状況に直面していませんか。

このエラーは、インターネットオプションの自動構成スクリプトが原因で引き起こされることがよくあります。

この記事では、その具体的な解除手順と、解決しない場合の追加の対処法を詳しく解説します。

手順通りに進めることで、認証エラーを解決し、スムーズに業務を再開できるでしょう。

【要点】認証エラー0x80190197を解決する主な手順

  • インターネットオプションの確認: 自動構成スクリプトの設定状態を把握することで、問題の根本原因を特定します。
  • 自動構成スクリプトの解除: プロキシサーバーの自動設定による干渉を排除し、認証プロセスの正常化を図ります。
  • ネットワークアダプターのリセット: ネットワーク設定の一時的な不具合を解消し、接続環境を安定させます。

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認証エラー0x80190197が発生する主な原因

認証エラーコード0x80190197は、主にネットワーク接続と認証プロセスに関連する問題で発生します。

特に、プロキシサーバーの自動検出や自動構成スクリプトが正しく機能しない場合にこのエラーが出やすい傾向があります。

企業ネットワーク環境では、プロキシサーバーを経由してインターネットに接続することが一般的です。

しかし、その設定が環境の変化やシステムの一時的な不具合により、認証要求を正しく処理できなくなることがあります。

また、セキュリティソフトウェアによる通信のブロックや、Windowsのネットワークコンポーネント自体の一時的な破損も原因となる場合があります。

これらの要因が複合的に絡み合い、認証エラーを引き起こすことがあります。

プロキシサーバーの自動構成に関する問題

インターネットオプションの「設定を自動的に検出する」や「自動構成スクリプトを使用する」の項目が有効になっていると、システムは自動的にプロキシ設定を取得しようとします。

この自動検出プロセスが失敗したり、古い情報や誤ったスクリプトを参照したりすると、認証が必要な通信が適切にルーティングされずにエラーとなります。

特に、ネットワーク環境が頻繁に変わるモバイル環境や、VPN接続を利用する際に問題が発生しやすくなります。

ネットワーク設定の一時的な不具合

WindowsのネットワークスタックやDNSキャッシュに一時的な問題が生じると、認証サーバーへの接続が阻害されることがあります。

これは、特定のアプリケーションやサービスだけでなく、システム全体のネットワーク接続に影響を与える可能性があります。

再起動やネットワークアダプターのリセットで解決する場合もありますが、根本的な原因は自動構成スクリプトにあることが多いです。

インターネットオプションの自動構成スクリプトを解除する手順

認証エラー0x80190197を解決するための主要な手順として、インターネットオプションの自動構成スクリプトの解除を行います。

この操作により、プロキシ設定の自動検出による潜在的な問題を排除できます。

  1. コントロールパネルを開く
    Windows 11のスタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。
    「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスに「control」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. インターネットオプションを開く
    コントロールパネルが開いたら、表示方法が「カテゴリ」になっている場合は「ネットワークとインターネット」の下にある「インターネットオプション」をクリックします。
    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、「インターネットオプション」を直接クリックします。
  3. 「接続」タブを選択する
    インターネットのプロパティウィンドウが表示されたら、上部にある「接続」タブをクリックして選択します。
  4. 「LANの設定」ボタンをクリックする
    「接続」タブ内にある「LANの設定」ボタンをクリックします。
    これにより、ローカルエリアネットワークLANの設定ダイアログボックスが開きます。
  5. 自動構成スクリプトのチェックを外す
    「ローカルエリアネットワークLANの設定」ウィンドウで、「設定を自動的に検出する」のチェックを外します。
    さらに、「自動構成スクリプトを使用する」のチェックも外します。
    この二つの項目を無効にすることで、自動でのプロキシ設定を停止します。
  6. 設定を適用して閉じる
    「OK」ボタンをクリックして「ローカルエリアネットワークLANの設定」ウィンドウを閉じます。
    次に、「インターネットのプロパティ」ウィンドウでも「OK」ボタンをクリックして設定を適用し、ウィンドウを閉じます。
  7. PCを再起動する
    設定変更をシステムに完全に反映させるため、PCを再起動します。
    再起動後、再度認証が必要な操作を試して、エラーが解決したか確認してください。

Windows 10の場合も、同様の手順でインターネットオプションにアクセスし、設定を変更できます。

コントロールパネルの開き方やインターネットオプションの場所はWindows 11とほぼ同じです。

認証エラーが解決しない場合の追加確認と対処法

上記の手順で認証エラーが解決しない場合、他の原因が考えられます。

以下の追加の確認事項と対処法を試してみてください。

プロキシサーバーの手動設定が正しくない場合

自動構成スクリプトを解除した後、組織のネットワークでプロキシサーバーが必須であるにもかかわらず、手動で設定していない場合に認証エラーが発生します。

または、手動で設定したプロキシ情報が誤っている可能性もあります。

対処法:

  1. 正しいプロキシ情報を入手する
    所属する組織のIT管理者から、正確なプロキシサーバーのアドレスとポート番号を入手します。
  2. インターネットオプションで手動設定する
    前述の「インターネットオプション」の「接続」タブから「LANの設定」を開きます。
    「プロキシサーバー」の項目にある「LANにプロキシサーバーを使用する」にチェックを入れます。
    入手したプロキシサーバーのアドレスとポート番号を正確に入力し、「OK」をクリックして設定を適用します。
  3. PCを再起動する
    設定変更後、PCを再起動して動作を確認します。

ネットワークアダプターの設定に問題がある場合

DNS設定の不具合やTCP/IPスタックの一時的な破損が、認証エラーを引き起こすことがあります。

ネットワークアダプターのリセットやDNSキャッシュのクリアを試すことで、問題が解決する場合があります。

対処法:

  1. ネットワークのリセットを実行する
    Windows 11の「設定」アプリを開きます。
    「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ネットワークのリセット」の順に進みます。
    「今すぐリセット」ボタンをクリックし、確認メッセージで「はい」を選択します。
    この操作により、すべてのネットワークアダプターが削除され、再インストールされます。
  2. DNSキャッシュをクリアする
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル管理者」または「コマンドプロンプト管理者」を選択します。
    コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウで、以下のコマンドを順番に入力し、Enterキーを押します。
    ipconfig /flushdns
    ipconfig /registerdns
    netsh winsock reset
    netsh int ip reset
    これらのコマンドはDNSキャッシュのクリアとネットワーク設定のリセットを行います。
  3. PCを再起動する
    すべての操作が完了したら、PCを再起動して認証エラーが解決したか確認します。

セキュリティソフトウェアが干渉している場合

インストールされているセキュリティソフトウェアやファイアウォールが、特定の通信や認証プロセスを誤ってブロックしている可能性があります。

一時的にセキュリティソフトウェアを無効にして、問題が解決するかどうか確認します。

対処法:

  1. セキュリティソフトウェアを一時的に無効にする
    お使いのセキュリティソフトウェアの設定画面を開き、リアルタイム保護やファイアウォール機能を一時的に無効にします。
    この状態で認証エラーが解決するかどうかを試します。
    問題が解決した場合、セキュリティソフトウェアが原因である可能性が高いです。
  2. 除外設定を追加する
    セキュリティソフトウェアの設定で、問題が発生しているアプリケーションや接続先URLを信頼済みリストや除外リストに追加します。
    具体的な設定方法は、お使いのセキュリティソフトウェアのマニュアルを参照してください。
  3. セキュリティソフトウェアを再度有効にする
    問題が解決したら、セキュリティソフトウェアを再度有効にして、PCの保護を維持します。

Windowsのシステムファイルに破損がある場合

Windowsのシステムファイルが破損していると、ネットワークコンポーネントや認証サービスに影響を及ぼし、エラーが発生することがあります。

システムファイルチェッカーSFCや展開イメージのサービスと管理DISMコマンドを使って修復を試みます。

対処法:

  1. SFCコマンドを実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル管理者」または「コマンドプロンプト管理者」を選択します。
    コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウで、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    sfc /scannow
    このコマンドは、保護されたすべてのシステムファイルをスキャンし、破損しているファイルを正しいバージョンに置き換えます。
  2. DISMコマンドを実行する
    SFCコマンドで問題が解決しない場合、またはSFCコマンドが正常に実行できない場合は、以下のDISMコマンドを試します。
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
    このコマンドは、Windows Updateを使用してシステムイメージを修復します。
  3. PCを再起動する
    コマンドの実行が完了したら、PCを再起動して認証エラーが解決したか確認します。

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Windows 11とWindows 10のインターネットオプションへのアクセス方法の違い

項目 Windows 11 Windows 10
コントロールパネルへのアクセス スタートボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」で「control」と入力 スタートボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」で「control」と入力
インターネットオプションの場所 コントロールパネルから「ネットワークとインターネット」→「インターネットオプション」 コントロールパネルから「ネットワークとインターネット」→「インターネットオプション」
「LANの設定」画面 操作画面や項目はWindows 10とほぼ同じ 操作画面や項目はWindows 11とほぼ同じ
設定変更後の再起動 推奨される 推奨される

Windows 11とWindows 10では、インターネットオプションへのアクセス方法や「LANの設定」画面はほとんど変わりません。

どちらのOSでも、同じ手順で自動構成スクリプトの解除やプロキシ設定の変更が可能です。

ただし、Windows 11では「ファイル名を指定して実行」からの「control」入力が最も確実な方法です。

今回の記事では、Windowsの認証エラー0x80190197を解決するため、インターネットオプションの自動構成スクリプトを解除する手順を中心に解説しました。

この操作により、多くの認証問題が解決し、業務への支障を軽減できます。

もし問題が解決しない場合は、プロキシサーバーの手動設定やネットワークアダプターのリセット、システムファイルの修復を試してみてください。

これらの対処法を適切に実行することで、安定したWindows環境で作業を続けられるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。