【Windows】デバイスが存在しないエラーをUSBのセレクティブサスペンドオフで直す手順 | エラーコード:0x800701b1

【Windows】デバイスが存在しないエラーをUSBのセレクティブサスペンドオフで直す手順 | エラーコード:0x800701b1
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外付けHDDやUSBメモリを接続した際に「デバイスが存在しません」というエラーコード0x800701b1が表示され、作業が中断されてしまうことはありませんか。

このエラーはUSBデバイスの省電力機能であるUSBセレクティブサスペンドが原因で発生することが多くあります。

この記事では、このエラーを解決するための具体的な手順を詳しく解説します。

【要点】0x800701b1エラーを解決する主要な手順

  • USBセレクティブサスペンド設定の変更: 外部ストレージがスリープ状態になることで発生するデバイス認識エラーを根本的に防ぎます。
  • デバイスドライバーの更新: 古いまたは破損したドライバーが原因で発生するデバイス認識の問題を改善します。
  • ディスクチェックの実行: 外部ストレージのファイルシステムに問題がある場合に、エラーを検出し修復します。

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デバイスが存在しないエラー0x800701b1の発生原因

エラーコード0x800701b1「デバイスが存在しません」は、主にWindowsの省電力機能であるUSBセレクティブサスペンドが原因で発生します。

この機能は、接続されているUSBデバイスが一定時間使用されない場合に、そのデバイスへの電力供給を一時的に停止し、電力消費を抑える仕組みです。

特に外付けHDDやUSBメモリなどのストレージデバイスでは、この機能が有効になっていると、デバイスがスリープ状態に入ることがあります。

Windowsがスリープ状態のデバイスにアクセスしようとすると、デバイスが応答せず「存在しない」と判断され、エラー0x800701b1が発生するのです。

データの転送中やコピー中にデバイスがスリープに移行した場合、このエラーによって作業が中断されてしまいます。

この問題はWindows 11とWindows 10の両方で発生する可能性があります。

USBセレクティブサスペンド設定を無効にする手順

エラー0x800701b1を解決するためには、USBセレクティブサスペンド設定を無効にすることが有効です。

この設定は電源オプションから変更できます。

Windows 11を基準に解説しますが、Windows 10でも同様の操作で設定できます。

  1. コントロールパネルを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「コントロールパネル」を選択します。
    または、検索バーに「コントロールパネル」と入力して開くこともできます。
  2. 電源オプションに進む
    コントロールパネルの表示方法が「カテゴリ」になっている場合は、「システムとセキュリティ」の中にある「電源オプション」をクリックします。
    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、直接「電源オプション」をクリックします。
  3. プラン設定の変更を選択する
    現在選択されている電源プランの右側にある「プラン設定の変更」をクリックします。
    通常は「バランス」または「高パフォーマンス」が選択されています。
  4. 詳細な電源設定の変更を開く
    「プラン設定の編集」画面で、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
    これにより「電源オプション」ダイアログボックスが開きます。
  5. USB設定を展開する
    「電源オプション」ダイアログボックス内で、一覧から「USB設定」を探し、左側の「+」アイコンをクリックして展開します。
  6. USBセレクティブサスペンド設定を展開する
    展開された「USB設定」の下にある「USBセレクティブサスペンド設定」をさらに展開します。
    「設定」の項目が表示されます。
  7. 設定を「無効」にする
    「設定」の項目をクリックし、プルダウンメニューから「無効」を選択します。
    ノートPCの場合は「バッテリ駆動」と「電源に接続」の両方で「無効」を選択してください。
  8. 変更を適用して保存する
    「適用」ボタンをクリックし、その後「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    これでUSBセレクティブサスペンド機能が無効化され、設定が保存されます。

エラー0x800701b1が解決しない場合の追加対処

USBセレクティブサスペンド設定を無効にしてもエラー0x800701b1が解決しない場合、別の原因が考えられます。

以下の対処法を試してみてください。

USBドライバーの問題でエラーが発生してしまう

原因: USBデバイスのドライバーが古い、または破損していると、Windowsがデバイスを正しく認識できないことがあります。

ドライバーの不具合は、デバイスの動作不安定やエラー発生につながります。

対処法: デバイスマネージャーからUSBドライバーを更新または再インストールします。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. USBコントローラーを展開する
    デバイスマネージャーのウィンドウで、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の項目を探し、左側の矢印をクリックして展開します。
    ここに接続されているUSBデバイス関連のドライバーが一覧表示されます。
  3. ドライバーを更新または再インストールする
    問題のあると思われるUSBデバイス、または「USB 大容量記憶装置」などの項目を右クリックします。
    「ドライバーの更新」を選択し、指示に従ってオンラインで最新ドライバーを検索します。
    更新しても改善しない場合は、一度「デバイスのアンインストール」を選択し、PCを再起動します。
    再起動時にWindowsが自動的にドライバーを再インストールします。

外部ストレージのファイルシステムに問題がある

原因: 外付けHDDやUSBメモリのファイルシステムに破損やエラーがあると、Windowsはデバイスの内容を読み書きできず、存在しないと判断することがあります。

不適切な取り外しや突然の電源遮断が原因となることがあります。

対処法: chkdskコマンドを使用してディスクエラーをチェックし、修復します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. ディスクチェックコマンドを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    chkdsk X: /f /r
    「X:」の部分は、問題が発生している外部ストレージのドライブレターに置き換えてください。例えば、ドライブレターが「E」の場合は「chkdsk E: /f /r」と入力します。
    /fオプションはディスク上のエラーを修復し、/rオプションは不良セクターを特定し、読み取り可能な情報を回復します。
  3. チェックと修復の完了を待つ
    コマンドの実行には時間がかかる場合があります。完了するまで待ち、結果を確認してください。
    PCの再起動が必要な場合もあります。

物理的な接続不良や別のUSBポートの問題

原因: USBケーブルの劣化、USBポートの故障、またはUSBハブの電力不足などが物理的な接続不良を引き起こし、デバイスが正しく認識されないことがあります。

特に古いケーブルや安価なUSBハブは問題の原因となりやすいです。

対処法: 別のUSBケーブルや別のUSBポートを試します。

  1. 別のUSBポートを試す
    現在接続しているUSBポートからデバイスを取り外し、PCの別のUSBポートに接続し直します。
    特にPCの背面にあるUSBポートは、前面ポートよりも安定した電力供給を受けられる場合があります。
  2. 別のUSBケーブルを使用する
    可能であれば、別のUSBケーブルを使用してデバイスをPCに接続してみてください。
    ケーブルの断線や劣化が原因で通信が不安定になっていることがあります。
  3. USBハブを介さずに直接接続する
    USBハブを使用している場合は、デバイスをPCに直接接続し、ハブを介さない状態で動作を確認します。
    ハブの電力不足や故障が原因である可能性もあります。

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USBセレクティブサスペンドの有効時と無効時の比較

USBセレクティブサスペンド機能は、電力消費を抑えるためのものですが、その設定によってメリットとデメリットがあります。

ここでは、有効時と無効時の違いを比較します。

項目 有効時 無効時
電力効率 USBデバイスが使用されないときに電力消費を抑える 常にUSBデバイスに電力を供給するため、電力消費が増加する
デバイス認識の安定性 デバイスがスリープ状態になると、認識エラーが発生するリスクがある デバイスが常にアクティブな状態を保つため、認識エラーのリスクが低減する
エラー発生リスク 0x800701b1などのデバイス認識エラーが発生しやすい デバイス認識エラーの発生を抑制できる
パフォーマンスへの影響 デバイス復帰時にわずかな遅延が発生することがある デバイスへのアクセスが即座に行われ、遅延がない
バッテリー駆動時間への影響 ノートPCのバッテリー駆動時間を延長する効果がある バッテリー駆動時間がわずかに短くなる可能性がある

セレクティブサスペンドを無効にすることは、電力消費が増えるというデメリットもありますが、デバイスの安定性を優先する場合には有効な対策です。

まとめ

この記事では、Windowsで「デバイスが存在しません」というエラーコード0x800701b1が発生した際の解決策として、USBセレクティブサスペンド設定を無効にする手順を解説しました。

この設定変更により、外部ストレージがスリープ状態になることによる通信断が防げ、エラーの発生を抑制できます。

もし設定変更後も問題が解決しない場合は、USBドライバーの更新やchkdskコマンドによるディスクチェック、物理的な接続の確認も試してみてください。

これらの手順を実践することで、0x800701b1エラーを解決し、安定したデータ転送や外部ストレージの使用が可能になります。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。