【Windows】リソースモニターで「どのファイルがディスクを激しく読み書きしているか」特定する手順

【Windows】リソースモニターで「どのファイルがディスクを激しく読み書きしているか」特定する手順
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ディスクのアクセスランプが点滅し続け、パソコンの動作が重いと感じていませんか。

どのアプリケーションやファイルがディスクを頻繁に読み書きしているのか分からず、作業効率が低下しているかもしれません。

この記事では、Windowsのリソースモニターを使ってディスクを激しく利用しているプロセスやファイルを特定する手順を解説します。

原因を特定することで、パソコンのパフォーマンス改善につながるでしょう。

【要点】リソースモニターでディスクアクティビティを詳細に確認する方法

  • リソースモニターの起動: システムのパフォーマンス情報を一覧で表示します。
  • ディスクタブの確認: ディスクの読み書き状況をプロセスごとに詳しく分析します。
  • ファイルアクティビティの特定: 特定のファイルに対するアクセス状況を把握し、原因を絞り込みます。

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リソースモニターでディスクアクティビティを把握する概要

リソースモニターは、Windowsのシステムリソースの使用状況をリアルタイムで監視できるツールです。CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの各項目について、どのプロセスがどれだけの資源を使っているかを詳細に確認できます。ディスクアクティビティの監視では、特定のプロセスがどのファイルを読み書きしているか、その速度はどれくらいかといった具体的な情報を得られます。これにより、ディスクのパフォーマンス低下の原因となっているアプリケーションやサービスを突き止めることが可能です。

特にビジネス環境では、バックグラウンドで動作する同期ツールやセキュリティソフト、データベースアプリケーションなどがディスクを激しく利用し、業務に支障をきたす場合があります。リソースモニターを活用することで、これらの隠れた要因を可視化し、適切な対処に役立てられます。ディスクの応答時間が長い場合や、読み取り/書き込み速度が低下している場合にも、リソースモニターは原因究明の強力な手助けとなります。

リソースモニターでディスク使用状況を特定する手順

Windows 11を基準に、リソースモニターを使用してディスクの読み書き状況を特定する手順を説明します。Windows 10でも基本的な操作は同様です。

  1. リソースモニターを起動する
    タスクバーの検索ボックスに「リソースモニター」と入力し、検索結果に表示される「リソースモニター」をクリックして起動します。
    または、「Ctrl + Shift + Esc」キーを押してタスクマネージャーを起動し、左側のメニューから「パフォーマンス」を選択し、下部にある「リソースモニターを開く」をクリックしても起動できます。
  2. 「ディスク」タブを選択する
    リソースモニターのウィンドウ上部に表示される「概要」「CPU」「メモリ」「ディスク」「ネットワーク」の各タブから、「ディスク」タブをクリックして選択します。
  3. 「ディスクアクティビティ」セクションを確認する
    「ディスク」タブには、「ディスクアクティビティ」「記憶域」「ディスク」の3つのセクションがあります。最も重要なのは「ディスクアクティビティ」セクションです。このセクションには、現在ディスクにアクセスしているプロセスと、そのファイル情報が一覧表示されます。
  4. ディスクアクティビティの詳細を分析する
    「ディスクアクティビティ」セクションには、以下の列が表示されます。各列の見出しをクリックすることで、昇順または降順に並べ替えることができます。

    • イメージ: ディスクにアクセスしているプログラムの実行ファイル名です。
    • PID: プロセスを一意に識別するプロセスIDです。
    • ファイル: アクセスされている具体的なファイルパスです。この情報がどのファイルが原因かを特定する鍵となります。
    • 読み取り (B/秒): 1秒あたりの読み取りバイト数です。数値が大きいほど読み取り量が多いことを示します。
    • 書き込み (B/秒): 1秒あたりの書き込みバイト数です。数値が大きいほど書き込み量が多いことを示します。
    • 合計 (B/秒): 読み取りと書き込みの合計バイト数です。
    • 応答時間 (ミリ秒): ディスクが要求に応答するまでの時間です。この数値が高い場合、ディスクの負荷が高いか、ディスク自体に問題がある可能性があります。
  5. ディスクを激しく読み書きしているプロセスとファイルを特定する
    「合計 (B/秒)」「読み取り (B/秒)」「書き込み (B/秒)」のいずれかの列で降順に並べ替えて、特に高い数値を示しているプロセスとファイルを探します。また、「応答時間 (ミリ秒)」が高いプロセスも確認し、ディスクのボトルネックになっている可能性を探ります。
  6. 特定のプロセスをフィルタリングする
    画面上部の「プロセス」セクションには、現在実行中のプロセスが一覧表示されます。ここで特定のプロセスのチェックボックスをオンにすると、「ディスクアクティビティ」セクションの表示がそのプロセスに関連する情報のみにフィルタリングされます。これにより、特定のアプリケーションのディスク使用状況を詳しく確認できます。
  7. 問題のあるプロセスへの対処を検討する
    特定したプロセスが不要なものであれば、タスクマネージャーから終了させることを検討します。ただし、重要なシステムプロセスやセキュリティソフトの場合、安易に終了させるとシステムが不安定になる恐れがあるため注意が必要です。もし、OneDriveや他のクラウド同期サービスが原因であれば、同期設定を見直すなどの対処が考えられます。

リソースモニター使用時の注意点と確認ポイント

リソースモニターでディスクアクティビティを監視する際に、誤った判断をしないための注意点と、確認すべきポイントを解説します。

一時的なディスク使用率の高さで判断しない

Windows Updateのバックグラウンドダウンロードやインストール、Windows Defenderによるウイルススキャン、または一時ファイルのクリーンアップなど、システムが自動的に行う処理によってディスク使用率が一時的に高くなることがあります。このような状況でディスクの読み書きが激しくなるのは正常な動作です。数分から数十分で落ち着くことが多いため、ディスク使用率が高い状態が継続するかどうかをしばらく観察してから対処を検討してください。

不明なプロセスがディスクを激しく使う場合

リソースモニターで表示されるプロセス名の中に、見慣れないものや、明らかに不審な名前のプロセスがディスクを激しく使っている場合があります。これはマルウェアや不正なプログラムがバックグラウンドで動作している可能性を示唆します。対処としては、まずそのプロセス名をインターネットで検索し、それが正規のシステムプロセスなのか、または一般的なアプリケーションの一部なのかを確認します。もし不審であると判断した場合は、速やかにセキュリティソフトでシステム全体のフルスキャンを実行してください。また、タスクマネージャーからそのプロセスを終了させることも検討できますが、システムに影響を及ぼす可能性もあるため慎重に行う必要があります。

OneDriveやクラウド同期サービスのディスク使用

OneDrive、Google Drive、Dropboxなどのクラウドストレージ同期サービスは、大量のファイルを同期する際にディスクを激しく読み書きします。特に、初回同期や大容量ファイルのアップロード・ダウンロード時には、ディスクアクティビティが非常に高くなることがあります。対処としては、同期設定を見直すことが有効です。例えば、必要なフォルダのみを同期する設定に変更したり、一時的に同期を停止したりすることで、ディスク負荷を軽減できます。また、同期中のファイルサイズや数が多い場合は、完了するまで待つことも一つの対処法です。

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タスクマネージャーとリソースモニターのディスク監視機能の比較

ディスクのパフォーマンスを監視するツールとして、タスクマネージャーも利用できます。ここでは、タスクマネージャーとリソースモニターのディスク監視機能の違いを比較します。

項目 タスクマネージャー リソースモニター
目的 プロセス全体の概要と簡易的なリソース使用状況を把握する 詳細なリソース使用状況とプロセスごとの具体的な活動を深掘りする
ディスク情報の詳細度 プロセスごとのディスク使用率、読み取り/書き込み速度 プロセスごとの読み取り/書き込み速度、応答時間、特定のファイルアクティビティ、キューの長さ
主な用途 問題のあるプロセスを素早く特定し、終了させる ディスクパフォーマンスのボトルネックを特定し、原因となっているファイルやサービスを詳細に分析する
起動方法 Ctrl+Shift+Esc、またはスタートメニューから起動する タスクマネージャーから起動、または検索ボックスから直接起動する

まとめ

この記事では、Windowsのリソースモニターを使用してディスクを激しく読み書きしているファイルやプロセスを特定する手順を解説しました。

リソースモニターのディスクタブを活用することで、パソコンの動作が重くなる原因を詳細に分析できます。

特定されたプロセスやファイルに応じて、アプリケーションの設定変更や不要なプロセスの停止を検討し、快適な作業環境を構築してください。

タスクマネージャーと合わせて利用することで、より効率的なトラブルシューティングが可能になります。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。