【Windows】「ディスクが予期せず取り外されました」エラーが多発する時の省電力設定見直し

【Windows】「ディスクが予期せず取り外されました」エラーが多発する時の省電力設定見直し
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業務中に「ディスクが予期せず取り外されました」というエラーメッセージが頻繁に表示され、作業が中断されることがあるかもしれません。

このエラーは、多くの場合、Windowsの省電力設定が原因で発生します。

この記事では、外付けHDDやUSBメモリが突然認識されなくなる問題を、省電力設定を見直すことで解決する手順を解説します。

【要点】ディスク取り外しエラーを解決する省電力設定の見直し

  • USBのセレクティブサスペンド設定: USBデバイスの省電力機能を無効にして、接続の安定性を高めることができます。
  • ハードディスクの電源オフ設定: ハードディスクがアイドル状態になったときに電源が切れるのを防ぎ、エラー発生を抑えます。
  • デバイスマネージャーでのUSBデバイスの電源管理: 個別のUSBデバイスがシステムによって電源オフされないように設定します。

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なぜディスク取り外しエラーが起きるのか

「ディスクが予期せず取り外されました」エラーは、Windowsの省電力機能が原因で発生することが多いです。

この機能は、バッテリー駆動時間を延ばすため、一定時間アイドル状態のデバイスの電源を自動的に切断します。

外付けHDDやUSBメモリなどの外部ストレージが対象となると、システムがデバイスを認識できなくなり、エラーメッセージが表示されます。

特に、USB接続のストレージデバイスは、USBセレクティブサスペンド機能の影響を受けやすい傾向があります。

この機能が有効な場合、データ転送が行われていない間にUSBポートへの電力供給が停止し、デバイスが物理的に接続されていてもシステムからは切断されたと判断されます。

また、ハードディスクの電源オフ設定も同様に、アイドル状態のドライブの電源を遮断し、再アクセス時にエラーを引き起こす原因となります。

これらの設定は、特に頻繁にアクセスされる業務用のストレージデバイスにおいて、予期せぬデータ損失や作業中断を招く可能性があります。

今回の対処法は、これらの自動的な電源管理機能を無効化し、デバイスへの安定した電力供給を確保することで、エラーの発生を抑制します。

ディスク取り外しエラーを解消する省電力設定の変更手順

  1. 電源プラン設定を開く
    Windows 11の検索バーに「コントロールパネル」と入力し、コントロールパネルを開きます。
    「表示方法」を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に設定し、「電源オプション」をクリックします。
    現在選択されている電源プランの「プラン設定の変更」をクリックします。
    「詳細な電源設定の変更」をクリックして、電源オプションダイアログを開きます。
    Windows 10でも同様の操作で電源オプションにアクセスできます。
  2. USBのセレクティブサスペンド設定を無効にする
    電源オプションダイアログで「USB設定」を展開します。
    「USBセレクティブサスペンド設定」を展開します。
    「設定」を「無効」に変更します。
    ノートPCの場合、「バッテリ使用」と「電源に接続」の両方を「無効」に設定してください。
    この設定により、USBデバイスがアイドル状態になったときに電源供給が停止するのを防げます。
  3. ハードディスクの電源オフ設定を変更する
    電源オプションダイアログで「ハードディスク」を展開します。
    「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を展開します。
    「設定」を「0」分に変更します。
    「0」分に設定すると、ハードディスクの電源が自動的に切れることはありません。
    ノートPCの場合、「バッテリ使用」と「電源に接続」の両方を「0」分に設定してください。
    外付けHDDが頻繁に切断される問題を解決するのに役立ちます。
  4. デバイスマネージャーでUSBデバイスの電源管理を変更する
    Windowsの検索バーに「デバイスマネージャー」と入力し、デバイスマネージャーを開きます。
    「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」を展開します。
    「USB Root Hub」や「汎用USBハブ」など、接続されているUSBハブを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    「電源の管理」タブをクリックします。
    「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。
    「OK」をクリックして設定を適用します。
    接続している外付けHDDやUSBメモリが接続されている可能性のある全てのUSBハブに対してこの設定を行います。
    デバイスによってはこのタブが表示されない場合がありますが、その場合は他のUSBハブを確認してください。
    この設定は、システムが個別のUSBデバイスの電源を勝手に切らないようにするためのものです。

設定変更後もエラーが解消されない場合の確認点

USBハブの電力不足でエラーが発生してしまう

複数のUSBデバイスを接続している場合、USBハブやPCのUSBポートから供給される電力が不足することがあります。

特に、外付けHDDのような消費電力の大きいデバイスを複数接続すると、供給電力が足りなくなり、デバイスが不安定になることがあります。

このような状況では、デバイスが突然切断されたと認識され、エラーメッセージが表示されます。

対処法としては、外部電源を必要とするセルフパワータイプのUSBハブを使用するか、接続するデバイスの数を減らしてみてください。

また、PCの背面にあるUSBポートは、前面ポートよりも安定した電力を供給する傾向があります。

デバイスドライバーの不具合でエラーが発生してしまう

USBデバイスやチップセットのドライバーが古い、または破損している場合、不安定な動作を引き起こし、エラーの原因となることがあります。

ドライバーの問題は、デバイスが正しく認識されなかったり、データ転送中にエラーが発生したりする原因となります。

対処法として、デバイスマネージャーから問題のデバイスのドライバーを更新するか、一度アンインストールしてからPCを再起動して自動的に再インストールされるのを待ちます。

ドライバーの更新は、デバイスの製造元のウェブサイトから最新版をダウンロードして適用することも有効です。

特に、チップセットドライバーはUSBコントローラーの動作に影響を与えるため、最新の状態に保つことが重要です。

物理的な接続不良でエラーが発生してしまう

USBケーブルの劣化、断線、またはUSBポート自体の接触不良などが原因で、接続が不安定になることがあります。

ケーブルが長すぎたり、品質が低い場合も、データの安定した転送を妨げることがあります。

対処法として、まず別のUSBケーブルを試してみてください。

また、PCの別のUSBポートに接続してみることも有効です。

特に、USB3.0対応のデバイスを使用している場合は、USB3.0ポートに接続し、対応する高品質なケーブルを使用することで安定性が向上します。

ポートにホコリや異物が詰まっていないかも確認してください。

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Windows 11とWindows 10の電源オプションアクセス方法の比較

項目 Windows 11でのアクセス方法 Windows 10でのアクセス方法
電源オプション 検索バーに「コントロールパネル」と入力し、コントロールパネルから「電源オプション」を開く 検索バーに「コントロールパネル」と入力し、コントロールパネルから「電源オプション」を開く
デバイスマネージャー 検索バーに「デバイスマネージャー」と入力し、デバイスマネージャーを開く 検索バーに「デバイスマネージャー」と入力し、デバイスマネージャーを開く
設定画面のUI コントロールパネルの見た目はWindows 10とほぼ同じだが、「設定」アプリからも一部の電源設定にアクセスできる コントロールパネルが主な電源設定画面となる

この記事では、「ディスクが予期せず取り外されました」エラーの解決策として、Windowsの省電力設定を見直す手順を解説しました。

USBのセレクティブサスペンド設定とハードディスクの電源オフ設定を変更することで、デバイスの予期せぬ切断を防げます。

また、デバイスマネージャーでのUSBデバイスの電源管理設定も確認し、安定した接続環境を維持してください。

これらの設定を適用することで、業務中のストレージデバイスの安定性が向上し、作業効率の改善が期待できます。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。