【Windows】非表示のアダプターをデバイスマネージャーで表示させ重複した古いドライバを消す手順

【Windows】非表示のアダプターをデバイスマネージャーで表示させ重複した古いドライバを消す手順
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ネットワークアダプターやUSBデバイスが認識されない、またはPCが不安定になるなどの問題に直面していませんか。

デバイスマネージャーに表示されない非表示デバイスのドライバーが原因の場合があります。

この記事では、非表示のアダプターを表示させ、不要な古いドライバーを削除する具体的な手順を解説します。

この手順により、システムの安定性が向上し、デバイスの競合を解消できるでしょう。

【要点】非表示デバイスのドライバー削除でPCの安定化を図る

  • 環境変数の設定: 通常は表示されない非表示デバイスをデバイスマネージャーで確認できるようにします。
  • 非表示デバイスの表示: 現在接続されていないデバイス情報をデバイスマネージャーの一覧に表示させます。
  • 不要ドライバーのアンインストール: 古いドライバーソフトウェアをシステムから完全に削除し、デバイスの安定性を向上させます。

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非表示デバイスがシステムに与える影響と表示の仕組み

Windowsでは、一度接続されたデバイスの情報やドライバーソフトウェアがシステム内に残ることがあります。デバイスがPCから取り外されても、その情報は「非表示デバイス」としてデバイスマネージャー内に保持されるのが一般的です。特に、ネットワークアダプターやUSBストレージデバイスなどを頻繁に交換する環境では、古いドライバーが残存しがちです。これらの古いドライバーは、新しいデバイスとの競合を引き起こしたり、システムリソースを不必要に消費したりする場合があります。

このような状況は、デバイスの誤動作やパフォーマンス低下、さらにはシステム全体の不安定化を招くことがあります。しかし、これらの非表示デバイスは、デバイスマネージャーの通常の設定では一覧に表示されません。そのため、問題の原因が古いドライバーにあると特定しにくいことがあります。

非表示デバイスは、環境変数「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」を「1」に設定することで表示されます。この環境変数を設定すると、デバイスマネージャーが現在PCに接続されていないデバイスも一覧に含めて表示するようになります。これにより、システム内に残された古いドライバーの情報を視覚的に確認し、手動で削除することが可能になります。この操作は、システムの健全性を保つ上で重要な管理作業の一つです。

非表示のアダプターと古いドライバーを削除する手順

環境変数を設定しデバイスマネージャーで非表示デバイスを表示させる

  1. システムプロパティを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「sysdm.cpl」と入力し、Enterキーを押してください。
  2. 詳細設定タブへ移動する
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「詳細設定」タブをクリックします。
  3. 環境変数を設定する
    「環境変数」ボタンをクリックし、表示されたウィンドウの「システム環境変数」欄にある「新規」ボタンをクリックしてください。
  4. 新しいシステム変数を作成する
    「新しいシステム変数」ウィンドウで、「変数名」に「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」と入力し、「変数値」に「1」と入力します。その後、「OK」をクリックします。
  5. システムプロパティを閉じる
    開いている「環境変数」ウィンドウと「システムのプロパティ」ウィンドウをそれぞれ「OK」をクリックして閉じます。

デバイスマネージャーで非表示デバイスをアンインストールする

  1. デバイスマネージャーを開く
    WindowsキーとXキーを同時に押し、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. 非表示デバイスを表示する
    デバイスマネージャーのメニューバーで「表示」をクリックし、「非表示のデバイスの表示」を選択してください。これにより、現在PCに接続されていないデバイスも一覧に表示されます。
  3. 古いアダプターを探す
    「ネットワークアダプター」などのカテゴリを展開し、アイコンが薄い色で表示されているデバイスを探します。これらが現在PCに接続されていない非表示デバイスです。特に古いネットワークアダプターや、過去に接続したUSBデバイスなどを確認します。
  4. ドライバーをアンインストールする
    削除したい非表示デバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
  5. ドライバーソフトウェアの削除を確認する
    確認画面が表示されたら、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」というチェックボックスにチェックを入れ、「アンインストール」をクリックします。これにより、デバイスのドライバーソフトウェアがシステムから完全に削除されます。
  6. 他の古いドライバーも削除する
    必要に応じて、他のカテゴリにある薄いアイコンのデバイスも同様の手順で削除します。特に、問題の原因となっている可能性のあるデバイスを優先的に処理してください。

環境変数を削除し設定を元に戻す

  1. システムプロパティを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「sysdm.cpl」と入力してEnterキーを押します。
  2. 詳細設定タブへ移動する
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「詳細設定」タブをクリックします。
  3. 環境変数を削除する
    「環境変数」ボタンをクリックし、システム環境変数の一覧から「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」を選択して「削除」ボタンをクリックします。
  4. システムプロパティを閉じる
    開いている「環境変数」ウィンドウと「システムのプロパティ」ウィンドウをそれぞれ「OK」をクリックして閉じます。これにより、非表示デバイスの表示設定が元に戻ります。

ドライバー削除時の注意点と関連トラブルへの対処

必要なドライバーを誤って削除してしまった場合

必要なデバイスのドライバーを誤って削除してしまった場合、そのデバイスが機能しなくなる可能性があります。特に、PCに接続されているデバイスのドライバーを削除すると、直ちに問題が発生することがあります。このような場合は、PCを再起動するか、デバイスを物理的にPCから一度取り外し、再度接続することで、Windowsが自動的にドライバーを再インストールしようと試みます。自動的にインストールされない場合は、デバイスのメーカーが提供するウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードして手動でインストールしてください。ドライバーをインストールする際は、必ずお使いのWindowsバージョンとデバイスモデルに合ったものを選択することが重要です。

デバイスマネージャーに非表示デバイスが表示されない

環境変数を設定しても非表示デバイスがデバイスマネージャーに表示されない場合、環境変数の設定が正しく行われていない可能性があります。変数名「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」と変数値「1」が正確に入力されているか、再度確認してください。特に、入力ミスや余分なスペースがないかを注意深くチェックします。また、デバイスマネージャーの「表示」メニューで「非表示のデバイスの表示」が選択されているかも確認が必要です。設定変更後は、デバイスマネージャーを一度閉じてから再度開くと、新しい設定が反映されることがあります。それでも表示されない場合は、PCを再起動してから再度試してみてください。

ドライバー削除後も問題が解決しない

古いドライバーを削除してもPCの問題が解決しない場合、原因は別の場所にある可能性があります。例えば、デバイス自体の物理的な故障、Windowsのシステムファイルの破損、または他のアプリケーションソフトウェアとの競合などが考えられます。この場合は、Windowsのシステムファイルチェッカー「sfc /scannow」コマンドをコマンドプロンプトで実行して、システムファイルの整合性を確認することが有効です。また、イベントビューアーでエラーログを確認し、具体的なエラーメッセージやイベントIDから問題の原因を特定することも次のステップとなります。ネットワークアダプターの問題であれば、Windowsのネットワークリセット機能を使用することも有効な手段の一つです。

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Windows 11とWindows 10でのデバイスマネージャー操作の違い

項目 Windows 11 Windows 10
デバイスマネージャーの開き方 Windowsキー+Xメニューから選択する Windowsキー+Xメニューから選択する
環境変数の設定方法 「システムのプロパティ」から設定する 「システムのプロパティ」から設定する
非表示デバイスの表示 「表示」メニューから「非表示のデバイスの表示」を選択する 「表示」メニューから「非表示のデバイスの表示」を選択する
ドライバーのアンインストール デバイスを右クリックし「デバイスのアンインストール」を選択する デバイスを右クリックし「デバイスのアンインストール」を選択する

この記事では、Windows 11で非表示のデバイスと古いドライバーを効率的に削除する手順を解説しました。

環境変数を設定し、デバイスマネージャーで非表示デバイスを表示させることで、システムの安定性を向上できます。

不要なドライバーを削除することは、デバイスの競合や予期せぬトラブルを未然に防ぎ、PCのパフォーマンスを維持するために重要です。

今後、新しいデバイスを導入する際や、システムが不安定になった場合に、このデバイスマネージャーでのドライバー削除手順を役立ててください。

定期的なドライバーの整理は、長期的なPCの安定稼働に繋がります。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。