【Windows】iPhone/Androidの「USBテザリング」が認識しない時のドライバ手動更新手順

【Windows】iPhone/Androidの「USBテザリング」が認識しない時のドライバ手動更新手順
🛡️ 超解決

業務中にiPhoneやAndroidスマートフォンのUSBテザリングがWindowsで認識せず、インターネットに接続できない状況でお困りではないでしょうか。

この問題は、主にUSBテザリングに必要なドライバの破損や競合が原因で発生します。

この記事では、Windows 11を基準に、デバイスマネージャーを使用してUSBテザリングのドライバを手動で更新する手順を詳しく解説します。

手順を進めることで、USBテザリングが正常に機能し、安定したインターネット接続が可能になります。

【要点】USBテザリングの認識問題を解決するドライバ更新方法

  • デバイスマネージャーでドライバの削除: 既存の破損したドライバを削除し、再インストールを促すことで問題を解決します。
  • ドライバの手動更新(一覧から選択): 互換性のあるドライバを明示的に選択・適用し、Windowsが正しいドライバを使用するように修正します。
  • スマートフォン側の設定確認: スマートフォン本体のテザリング設定やUSB接続モードが適切かを確認し、接続の問題を排除します。

ADVERTISEMENT

USBテザリングがWindowsで認識しない根本的な原因

USBテザリングは、スマートフォンをパソコンのネットワークアダプターとして機能させる技術です。

Windowsがスマートフォンを正しく認識し、ネットワーク通信を確立するためには、専用のドライバソフトウェアが必要です。

このドライバが破損したり、Windows UpdateやスマートフォンのOS更新によって互換性が失われたりすると、テザリングが認識されなくなります。

また、Windowsが適切なドライバではなく、汎用的なドライバを適用してしまうことも原因の一つです。

ドライバの破損や競合

デバイスドライバは、ハードウェアとOSが通信するための橋渡しをします。

何らかの理由でドライバファイルが破損したり、他のデバイスドライバと競合したりすると、USBテザリングデバイスが正しく動作しません。

特に、Windowsのメジャーアップデートやスマートフォンのシステム更新後に問題が発生しやすい傾向があります。

Windowsによる汎用ドライバの適用

Windowsは、新しく接続されたデバイスに対して自動的に最適なドライバをインストールしようとします。

しかし、USBテザリングデバイスの場合、時に汎用的なネットワークドライバや不明なデバイスとして認識してしまうことがあります。

この場合、デバイス自体は認識されても、テザリング機能が有効にならない、あるいはインターネットに接続できないという状態になります。

USBテザリングドライバの手動更新と再インストール手順

ここでは、Windows 11を例に、USBテザリングドライバを適切に設定し直す手順を説明します。

Windows 10でも基本的な操作は同じですが、一部画面の名称が異なる場合があります。

  1. デバイスマネージャーを開く
    Windowsのスタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択して開きます。
  2. 不明なデバイスまたはネットワークアダプターを確認する
    デバイスマネージャーのウィンドウ内で、「ほかのデバイス」の項目に「不明なデバイス」や「USBテザリングデバイス」といった表示がないか確認します。
    また、「ネットワークアダプター」の項目に、スマートフォンに関連するネットワークアダプターが表示されていないか確認してください。
  3. 既存ドライバの削除
    手順2で確認した該当デバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
    表示されるダイアログで「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックボックスにチェックを入れ、「アンインストール」ボタンをクリックしてドライバを完全に削除します。
  4. USBケーブルの抜き差しを行う
    PCからUSBケーブルを一度取り外し、数秒待ってから再度接続します。
    これにより、Windowsがデバイスを再検出し、ドライバの自動再インストールを試みます。
  5. ドライバの手動更新を開始する
    デバイスマネージャーで、再度該当するデバイスを右クリックします。
    「ドライバーの更新」を選択し、ドライバ更新ウィザードを開始します。
  6. コンピューターを参照してドライバーを検索する
    「ドライバーの検索方法」の選択画面で、「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリックします。
    次に表示される画面で「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックして進みます。
  7. 互換性のあるハードウェアの表示を解除する
    「互換性のあるハードウェアを表示」というチェックボックスのチェックを外します。
    これにより、より広範囲のドライバ選択肢が表示されるようになります。
  8. 製造元とモデルを選択する
    左側の「製造元」欄から「Microsoft」を選択します。
    右側の「モデル」欄で、「リモートNdis互換デバイス」または「USB Ethernet/RNDIS Gadget」といったテザリング機能に関連しそうなドライバを選択します。
    Windows 10環境では「汎用RNDISデバイス」という選択肢が表示される場合もあります。
  9. ドライバのインストールを実行する
    選択したドライバで「次へ」をクリックします。
    互換性の警告が表示されることがありますが、「はい」または「インストール」を選択してインストールを続行します。
  10. ドライバの適用と接続を確認する
    インストールが完了したら、デバイスマネージャーの「ネットワークアダプター」欄に新しいデバイスが正しく表示されていることを確認します。
    その後、スマートフォン側でUSBテザリングを有効にし、PCからインターネット接続が可能かテストします。

USBテザリングが認識しない場合の追加チェックと対処法

上記の手順で解決しない場合や、別の問題が発生している場合の対処法を説明します。

デバイスマネージャーにデバイスが表示されない

PCにスマートフォンが全く認識されていない可能性があります。

USBケーブルやポートの問題、スマートフォンの設定不備が原因として考えられます。

  1. 別のUSBポートを試す
    PCの別のUSBポートにスマートフォンを接続し直します。
    特に、USB 3.0ポートとUSB 2.0ポートの両方を試すと良いでしょう。
  2. 別のUSBケーブルを試す
    データ転送に対応した別のUSBケーブルを使用します。
    充電専用のケーブルではテザリングは機能しません。
  3. スマートフォンの設定を確認する
    スマートフォンの「設定」から「ネットワークとインターネット」または「接続」の項目に進みます。
    「テザリング」または「ポータブルホットスポット」の設定で、USBテザリングが有効になっているかを確認します。
    Androidの場合、「USBデバッグ」モードが有効になっているとテザリングに影響を与えることがあるため、一度無効にしてみてください。

ドライバの選択肢に適切なものが見つからない

Windowsのドライバストアに、お使いのスマートフォンに合った互換性のあるドライバが不足している可能性があります。

  1. スマートフォンの製造元サイトを確認する
    お使いのスマートフォンの製造元公式サイトにアクセスし、PC接続用のドライバや専用ツールが提供されていないか確認します。
    特に一部のAndroidスマートフォンでは、メーカー独自のドライバが必要な場合があります。
  2. Windows Updateを実行する
    Windows Updateでオプションの更新プログラムとして、新しいドライバが提供されることがあります。
    「設定」アプリから「Windows Update」を開き、「詳細オプション」の「オプションの更新プログラム」を確認してみてください。
  3. 古いドライバを試す
    「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを外した状態で、デバイスマネージャーの「モデル」欄にある他の「リモートNdis互換デバイス」のようなドライバをいくつか試しにインストールしてみます。
    古いバージョンのドライバがうまく機能する場合もあります。

セキュリティソフトやファイアウォールが影響している

一部のセキュリティソフトやWindowsファイアウォールが、USBテザリングによるネットワーク接続をブロックすることがあります。

  1. セキュリティソフトを一時的に無効にする
    テスト目的で、導入しているセキュリティソフトを一時的に無効にして、テザリングが機能するかどうかを確認します。
    問題が解決した場合、セキュリティソフトの設定でテザリング接続を許可するように変更が必要です。
  2. Windowsファイアウォールの設定を確認する
    「Windowsセキュリティ」を開き、「ファイアウォールとネットワーク保護」の項目から、テザリング接続がブロックされていないか確認します。
    必要に応じて、テザリング接続を許可する新しい受信規則を追加します。

Windows 10での操作の違い

Windows 10とWindows 11では、設定画面の名称やレイアウトが若干異なることがあります。

基本的な手順は共通していますが、以下の点に注意してください。

  1. 「設定」アプリのメニューを確認する
    Windows 10では「設定」アプリの「ネットワークとインターネット」内にテザリング関連の設定項目がある場合があります。
    また、デバイスマネージャーでのドライバ選択時、「汎用RNDISデバイス」といった名称がより一般的です。
  2. デバイスマネージャーの表示を比較する
    ドライバの選択肢において、「リモートNdis互換デバイス」以外にも「汎用RNDISデバイス」など、Windows 11とは異なる名称が表示されることがあります。
    ご自身の環境に合わせて適切なドライバを選択してください。

ADVERTISEMENT

Windows 11とWindows 10のドライバ選択肢の比較

項目 Windows 11での主な選択肢 Windows 10での主な選択肢
汎用RNDISドライバ リモートNdis互換デバイス 汎用RNDISデバイス
その他RNDIS関連 USB Ethernet/RNDIS Gadget RNDIS Host
製造元 Microsoft Microsoft

USBテザリングが認識しない問題は、デバイスマネージャーでのドライバ手動更新手順を実行することで解決できる場合が多いです。

ドライバの削除と再インストール、そして互換性のあるドライバを手動で選択することが、問題解決の鍵となります。

また、USBケーブルやスマートフォンの設定、セキュリティソフトの影響も確認することで、より確実にテザリング接続を確立できます。

これらの手順を試して、スムーズなUSBテザリングによるインターネット接続を実現しましょう。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。