【Windows】Edgeの効率モードを微調整してバッテリー駆動時の性能低下を防ぐ手順

【Windows】Edgeの効率モードを微調整してバッテリー駆動時の性能低下を防ぐ手順
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Windowsを搭載したノートPCをバッテリー駆動で長時間使う際、Edgeの動作が重く感じられることはありませんか。Edgeの効率モードはバッテリー消費を抑える一方で、ウェブサイトの動作が遅くなる原因になる場合があります。

この記事では、Edgeの効率モードを細かく設定し、バッテリーの持続時間とウェブ閲覧の快適さを両立させる方法を解説します。

効率モードの適切な調整により、業務中のパフォーマンス低下を防ぎ、スムーズなウェブ操作を実現できます。

【要点】Edge効率モードの調整でバッテリーと性能を両立させる

  • Edge効率モードの設定: バッテリー駆動時の性能低下を防ぎ、バッテリー消費を最適化します。
  • スリープタブ設定: 非アクティブなタブのリソース消費を抑え、PC全体の動作を軽くします。
  • 特定のウェブサイトの除外: 常に最高のパフォーマンスで表示したいウェブサイトの動作を保証します。

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Edgeの効率モードとは何か、その概要とメリット

Edgeの効率モードとは、ブラウザーのリソース消費を最適化することで、バッテリーの持続時間を延ばす機能です。このモードが有効になると、CPU使用率が制限されたり、バックグラウンドにある非アクティブなタブが休止状態になったりします。

主にノートPCをバッテリー駆動で利用する際に自動的に作動するように設計されています。これにより、電源がない場所での作業時間を長く維持できるメリットがあります。

しかし、ウェブサイトによっては、効率モードによるリソース制限が原因で表示や動作が遅くなることがあります。特に動画再生や複雑なウェブアプリケーションを利用する際には、パフォーマンスの低下を感じやすいでしょう。

この機能はWindows 11およびWindows 10のEdgeで利用できますが、設定画面の表現が一部異なる場合があります。Windows 11では「システムとパフォーマンス」設定内で詳細な調整が可能です。

効率モードを適切に調整することで、バッテリー消費を抑えつつ、必要な場面では十分なウェブパフォーマンスを確保できます。これにより、ビジネスシーンでの生産性を維持しながら、モバイル環境での作業効率を高めることが可能になります。

Edgeの効率モードを詳細設定する手順

Edgeの効率モードは、利用状況に合わせて細かく設定できます。ここでは、バッテリー駆動時の性能低下を防ぎつつ、バッテリー消費を最適化するための具体的な設定手順を解説します。

  1. Edgeの設定を開く
    Edgeを起動し、ウィンドウ右上の「…」アイコンをクリックします。表示されるメニューから「設定」を選択してください。
  2. 「システムとパフォーマンス」へ移動する
    設定画面の左側にあるメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックします。
  3. 効率モードの設定項目を確認する
    「システムとパフォーマンス」の画面に「効率モード」のセクションが表示されます。
  4. 効率モードのオン/オフを切り替える
    「効率モード」のトグルスイッチで、この機能を有効または無効にできます。バッテリー駆動時の性能低下を防ぐには、必要に応じてこのモードをオフにするか、以下の詳細設定を行います。
  5. 効率モードが有効になる条件を設定する
    「効率モードを有効にするタイミング」のドロップダウンメニューをクリックします。ここでは以下のオプションから選択できます。
    • 常に: 電源接続状態にかかわらず、常に効率モードを有効にします。
    • バッテリー駆動時のみ: バッテリーで動作している場合にのみ効率モードを有効にします。これが推奨される設定です。
    • バッテリー残量が少ないときのみ: 特定のバッテリー残量以下になった場合にのみ効率モードを有効にします。
  6. 非アクティブなタブのスリープ設定を調整する
    「非アクティブなタブをスリープ状態にする」の項目で、スリープまでの時間を設定できます。ドロップダウンメニューから「5分」「10分」「15分」「30分」「1時間」「2時間」「3時間」「5時間」「6時間」または「なし」を選択してください。時間を長く設定することで、タブがスリープする頻度を減らせます。
  7. 特定のウェブサイトをスリープ対象から除外する
    常にアクティブにしておきたいウェブサイトがある場合は、「これらのサイトをスリープ状態にしない」の項目で設定します。「追加」ボタンをクリックし、ウェブサイトのURLを入力して「追加」ボタンをクリックしてください。これにより、指定したサイトは効率モードやスリープタブの影響を受けなくなります。
  8. Edgeの再起動を検討する
    一部の設定変更はEdgeの再起動後に適用される場合があります。設定変更後はEdgeを一度終了し、再度起動して設定が反映されているか確認してください。

効率モード設定時の注意点とパフォーマンス低下の対処法

Edgeの効率モードはバッテリー持続に貢献しますが、設定によっては予期せぬパフォーマンス低下を招くことがあります。ここでは、よくある問題とその対処法を解説します。

特定のウェブサイトで動作が遅くなる場合の対処

特定のウェブサイト、特に動画ストリーミングサイトやウェブ会議ツール、オンラインゲームなどで動作が重く感じる場合、効率モードが原因である可能性が高いです。効率モードが有効な状態では、これらのサイトが必要とするCPUやメモリのリソースが制限され、パフォーマンスが低下します。

対処法としては、そのウェブサイトを効率モードの対象から除外することが最も効果的です。Edgeの設定で「システムとパフォーマンス」に進み、「これらのサイトをスリープ状態にしない」の項目に問題のウェブサイトのURLを追加してください。これにより、そのサイトは常に最大パフォーマンスで動作するようになります。

スリープタブで情報更新が止まる場合の対処

非アクティブなタブがスリープ状態になると、そのタブで開いていたウェブサイトの情報更新が停止します。例えば、リアルタイムで株価を表示するサイトや、チャットツール、ニュースフィードなどが対象です。タブを再度アクティブにするまで情報が更新されず、最新の状況を把握できないことがあります。

この問題への対処法は二つあります。一つは、「非アクティブなタブをスリープ状態にする」までの時間を長く設定することです。これにより、タブがスリープするまでの猶予が長くなります。もう一つは、常に最新情報を表示しておきたいウェブサイトを「これらのサイトをスリープ状態にしない」リストに追加することです。これにより、そのサイトのタブはスリープしなくなり、常にアクティブな状態を維持できます。

効率モードをオフにしても性能が改善しない場合の確認点

Edgeの効率モードを完全にオフにしたにもかかわらず、ブラウザーの動作が遅いと感じる場合は、他の要因がパフォーマンスに影響を与えている可能性があります。Edgeの効率モード以外の問題であるため、別の確認が必要です。

まず、Windowsのタスクマネージャーを開き、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用率を確認してください。Edge以外のアプリケーションが大量のリソースを消費していないかを確認します。次に、Edgeの拡張機能が多すぎないか、または特定の拡張機能が原因で動作が重くなっていないかを確認してください。不要な拡張機能を一時的に無効にすることで、改善が見られる場合があります。また、Edgeのキャッシュや閲覧履歴が過剰に蓄積されている場合も動作が遅くなることがあります。これらを定期的にクリアすることも有効な対処法です。

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Windows 11とWindows 10のEdge効率モード設定の違い

項目 Windows 11のEdge Windows 10のEdge
設定メニューの場所 Edgeの「設定」から「システムとパフォーマンス」を選択 Edgeの「設定」から「システムとパフォーマンス」を選択
効率モードの有効化条件 「効率モードを有効にするタイミング」で詳細な条件設定が可能 「効率モード」のトグルスイッチと、バッテリー残量による自動設定が主
スリープタブの設定 「非アクティブなタブをスリープ状態にする」で時間設定が可能 同様に時間設定が可能
特定のサイトの除外機能 「これらのサイトをスリープ状態にしない」でウェブサイトを追加可能 同様にウェブサイトを追加可能
ユーザーインターフェース より洗練されたデザインで、設定項目が分かりやすく配置 Windows 10のデザインに合わせたインターフェース

Windows 11とWindows 10のEdgeにおける効率モードの基本的な機能は共通しています。しかし、Windows 11ではより詳細な設定オプションが提供され、ユーザーインターフェースも最新のOSデザインに最適化されています。

特に「効率モードを有効にするタイミング」に関する設定は、Windows 11の方が細かく調整できる傾向にあります。これにより、バッテリーの消費とパフォーマンスのバランスをより柔軟に管理できるのがWindows 11のEdgeの特徴です。

Windows 10のEdgeでも同様の効率モード機能は利用できますが、設定画面の見た目や一部の表現が異なる場合があります。しかし、提供される機能自体に大きな違いはありません。

まとめ

この記事で解説したEdgeの効率モード設定手順により、バッテリー駆動時の性能低下を防ぎ、快適なウェブブラウジングを両立できるようになります。

特定のウェブサイトでの動作が遅い場合や、タブの情報更新が止まる場合は、それぞれの対処法を活用してください。

Edgeの「システムとパフォーマンス」設定を状況に合わせて調整し、業務効率の向上に役立てましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。