【Windows】送信の規則を新しく作成し特定のソフトによる勝手な外部通信を禁止する設定

【Windows】送信の規則を新しく作成し特定のソフトによる勝手な外部通信を禁止する設定
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特定のソフトが意図せず外部と通信していることに不安を感じるビジネスパーソンが多いでしょう。

情報漏洩やセキュリティリスクを避けるため、通信を制御したいと考えるのは当然です。

Windowsファイアウォールを使えば、特定のソフトによる外部への通信を個別に禁止できます。

この記事では、そのための送信の規則を作成し、ソフトの勝手な通信を停止させる具体的な手順を解説します。

不要な外部通信をブロックし、PCのセキュリティを強化する設定方法を習得できます。

【要点】Windowsファイアウォールで特定のソフトの外部通信を禁止する手順

  • Windows Defenderファイアウォールによる送信の規則作成: 特定のソフトが外部へデータを送信するのを禁止し、情報漏洩や不正アクセスを防ぎます。
  • プログラムパスの正確な指定: ブロックしたいソフトの実行ファイルパスを正確に設定することで、意図しない通信のみを停止させます。
  • 規則の有効化と動作確認: 設定した規則が正しく機能しているか確認し、必要に応じて調整することで、セキュリティと利便性のバランスを保ちます。

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Windowsファイアウォールの役割と送信の規則が必要な理由

Windowsファイアウォールは、PCとネットワーク間の通信を監視し、許可された通信のみを通すセキュリティ機能です。

不正なアクセスや情報漏洩からPCを保護する重要な役割を担っています。

外部からのアクセスを制御する受信の規則と、PCからの外部への通信を制御する送信の規則があります。

送信の規則が必要な理由

一部のソフトは、ユーザーの意図しないタイミングで外部サーバーと通信する場合があります。

これは、アップデート確認、利用状況データの送信、広告表示などが目的の場合が多いです。

しかし、悪意のあるソフトや設定ミスのあるソフトの場合、機密情報の漏洩につながるリスクも考えられます。

送信の規則を適用することで、特定のソフトが外部へデータを送信するのを厳密に禁止できます。

これにより、情報セキュリティをさらに強化し、安心してPCを利用できる環境を構築できます。

設定の前提条件

この設定を行うには、管理者権限を持つユーザーアカウントでWindowsにサインインしている必要があります。

管理者権限がない場合、設定の変更はできません。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Windowsファイアウォールで送信の規則を作成する手順

特定のソフトによる外部通信を禁止する送信の規則を、Windows 11で作成する手順を解説します。

Windows Defenderファイアウォールを開く

  1. コントロールパネルを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「コントロールパネル」を選択します。
  2. システムとセキュリティを選択する
    「コントロールパネル」のウィンドウで「システムとセキュリティ」をクリックします。
  3. Windows Defenderファイアウォールを選択する
    「システムとセキュリティ」の項目内にある「Windows Defenderファイアウォール」をクリックします。
    Windows 10の場合も同様の手順でアクセスできます。

新しい送信の規則を作成する

  1. 詳細設定を開く
    左側のメニューから「詳細設定」をクリックし、「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」を開きます。
  2. 送信の規則を選択する
    左側のペインで「送信の規則」をクリックします。
  3. 新しい規則ウィザードを開始する
    右側の「操作」ペインまたは中央の「送信の規則」エリアにある「新しい規則」をクリックします。
    「新しい送信の規則ウィザード」が起動します。
  4. 規則の種類を選択する
    「規則の種類」画面で「プログラム」を選択し、「次へ」をクリックします。
    これにより、特定のプログラムの通信を制御する規則を作成できます。
  5. プログラムのパスを指定する
    「プログラム」画面で「このプログラムのパス」を選択し、右側の「参照」ボタンをクリックします。
    ブロックしたいソフトの実行ファイル(.exeファイル)を選択し、「開く」をクリックします。
    パスが入力されたことを確認し、「次へ」をクリックします。
  6. 操作を選択する
    「操作」画面で「接続をブロックする」を選択し、「次へ」をクリックします。
    この設定により、指定したプログラムの外部への通信がすべて禁止されます。
  7. プロファイルを指定する
    「プロファイル」画面で「ドメイン」「プライベート」「パブリック」のすべてのチェックボックスをオンにします。
    これにより、どのようなネットワーク環境でも規則が適用されます。
    「次へ」をクリックします。
  8. 規則に名前を付ける
    「名前」画面で規則にわかりやすい名前を入力します。
    例として「{ソフト名}の外部通信禁止」など、後から識別しやすい名前を推奨します。
    必要であれば「説明」も入力し、「完了」をクリックします。
  9. 規則の有効化を確認する
    作成した規則が「送信の規則」リストに表示され、状態が「有効」になっていることを確認します。
    これで特定のソフトによる外部通信が禁止されました。

設定時の注意点と発生しがちな問題

送信の規則を設定する際には、いくつかの注意点があります。よくある問題とその対処法を理解しておきましょう。

ソフトが正常に動作しなくなる場合がある

原因: 必要な通信までブロックしてしまい、ソフトが正常に機能しなくなることがあります。

対処法: 規則を適用した後、対象のソフトが正しく動作するか確認してください。もし問題が発生した場合は、作成した規則を一時的に無効にするか、削除して様子を見ます。規則を右クリックし、「規則の無効化」を選択することで一時停止できます。

正しいプログラムパスを指定できない場合

原因: ソフトの実行ファイルがどこにあるか見つけにくいことがあります。

対処法: 対象のソフトが起動している状態で、タスクマネージャーを開きます。プロセスの一覧からソフトの名前を見つけ、右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択します。これにより、実行ファイルの正確なパスを確認できます。

Windows 10での操作に迷う場合

原因: Windows 11とWindows 10では、一部メニューの表示や名称が異なる場合があります。

対処法: Windows 10の場合も、「コントロールパネル」から「Windows Defenderファイアウォール」に進む基本的な流れは同じです。検索ボックスに「ファイアウォール」と入力して「Windows Defenderファイアウォール」を選択することもできます。

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Windows 11とWindows 10のファイアウォールアクセス方法の比較

項目 Windows 11 Windows 10
コントロールパネルからのアクセス スタートボタン右クリックから「コントロールパネル」を選択し、「システムとセキュリティ」から「Windows Defenderファイアウォール」へ進む スタートボタン右クリックから「コントロールパネル」を選択し、「システムとセキュリティ」から「Windows Defenderファイアウォール」へ進む
検索機能からのアクセス スタートメニューの検索バーに「ファイアウォール」と入力し、「Windows Defenderファイアウォール」を選択 スタートメニューの検索バーに「ファイアウォール」と入力し、「Windows Defenderファイアウォール」を選択
設定アプリからのアクセス 「設定」アプリから「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」へ進む 「設定」アプリから「更新とセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」へ進む
詳細設定の名称 「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」 「セキュリティが強化されたWindows Defenderファイアウォール」

この記事では、Windowsファイアウォールを利用して、特定のソフトが外部と通信するのを禁止する手順を詳細に解説しました。

送信の規則を適切に設定することで、情報漏洩リスクを低減し、PCのセキュリティを強化できます。

設定後は、対象ソフトの動作を確認し、必要に応じて規則の調整を行いましょう。

この知識を活用し、PC環境をより安全に保つためのセキュリティ対策を強化してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。