【Windows】ネットワークの認証中が終わらない不具合を管理サービスの再起動で直す手順

【Windows】ネットワークの認証中が終わらない不具合を管理サービスの再起動で直す手順
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Windowsパソコンでネットワーク接続時に「認証中」の表示が長く続き、インターネットに接続できない状況でお困りではないでしょうか。

この問題は、ネットワーク関連サービスの一時的な不具合が原因で発生することが多くあります。

この記事では、Windows 11を基準に、管理サービスの再起動やネットワーク設定のリセットによってこの不具合を解決する具体的な手順を解説します。

【要点】ネットワーク認証が終わらない問題を解決する主な方法

  • ネットワーク接続サービス再起動: ネットワーク認証の停滞を解消します。
  • WLANAutoConfigサービス再起動: 無線LAN接続の問題を解決します。
  • コマンドプロンプトでのネットワークリセット: ネットワーク設定の初期化で問題を改善します。

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ネットワーク認証が完了しない根本的な原因

Windowsでネットワーク認証が完了しない状況は、複数の技術的な原因によって発生します。

最も一般的なのは、ネットワーク接続を管理するWindowsサービスが一時的に停止したり、応答しなくなったりすることです。

特に、無線LAN接続では「WLAN AutoConfig」サービスが、有線接続を含む一般的なネットワーク接続では「Network Connection Broker」サービスが認証プロセスに深く関わります。

これらのサービスが正常に機能しないと、IPアドレスの取得やDNS解決ができず、認証が完了しない状態に陥ります。

また、ネットワークアダプターのドライバー問題や、ルーターとの通信不良、IPアドレスの競合なども原因となることがあります。

ネットワークサービスの問題

Windowsのネットワーク接続は、複数のシステムサービスによって管理されています。

これらのサービスが何らかの理由で一時的に不安定になると、ネットワーク認証プロセスが滞ることがあります。

特に、起動時の競合やシステムの負荷によって、サービスの応答が遅れるケースが多く見られます。

IPアドレスやDNSの問題

パソコンがネットワークに接続する際、DHCPサーバーからIPアドレスを正常に取得できないと認証が完了しません。

また、DNSサーバーへの問い合わせが失敗すると、インターネット上のホスト名を解決できず、接続できないと感じることがあります。

これは、ルーターやプロバイダー側の問題、またはパソコンのネットワーク設定の問題によって引き起こされます。

ネットワーク認証の不具合を直す具体的な手順

ネットワーク認証が終わらない問題を解決するためには、まず関連するWindowsサービスの再起動を試します。

それでも解決しない場合は、ネットワークアダプターのリセットやコマンドプロンプトからの設定リセットを順に実行してください。

  1. サービス管理ツールを開く
    Windowsキーを押しながら「R」キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    入力欄に「services.msc」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  2. 「Network Connection Broker」サービスを再起動する
    サービスの一覧から「Network Connection Broker」を探し、右クリックして「再起動」を選択します。
    このサービスは、ネットワーク接続の仲介を担当しています。
  3. 「WLAN AutoConfig」サービスを再起動する(無線LANの場合)
    無線LAN接続で問題が発生している場合は、サービスの一覧から「WLAN AutoConfig」を探し、右クリックして「再起動」を選択します。
    このサービスは、無線LANの自動構成と接続管理を行います。
  4. ネットワークアダプターのリセットを実行する
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
    左側のメニューで「ネットワークとインターネット」を選択し、右側の「ネットワークの詳細設定」をクリックします。
    「ネットワークのリセット」までスクロールし、「今すぐリセット」ボタンをクリックします。
    確認のメッセージが表示されたら「はい」を選択し、パソコンを再起動します。
  5. コマンドプロンプトでネットワーク設定をリセットする
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
    ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
    以下のコマンドを順に入力し、それぞれのコマンドの後にEnterキーを押します。
    netsh winsock reset
    netsh int ip reset
    ipconfig /release
    ipconfig /renew
    ipconfig /flushdns
    すべてのコマンドを実行したら、パソコンを再起動します。

サービス再起動で直らない場合の追加確認ポイント

上記のサービス再起動やネットワークリセットを試しても認証問題が解決しない場合、他の原因が考えられます。

以下のポイントを確認し、状況に応じた追加の対処法を試してください。

サービスを再起動してもネットワークに繋がらない場合

サービス再起動で改善しない場合、IPアドレスの競合やルーター側の問題が考えられます。

まず、Wi-Fiルーターやモデムの電源を一度抜き、数分待ってから再度電源を入れ直してください。

これにより、ルーターの一時的な不具合やIPアドレスの解放・再取得が行われることがあります。

また、別のデバイスが同じネットワークに接続できるか確認し、問題がパソコン固有かネットワーク全体かを見極めます。

Wi-Fi接続時のみ問題が発生してしまう場合

有線LANでは問題なく接続できるが、Wi-Fiでのみ認証が終わらない場合は、無線LANドライバーの不具合やWi-Fiルーターの設定が原因の可能性があります。

デバイスマネージャーを開き、ネットワークアダプターの項目を展開します。

お使いの無線LANアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択して最新の状態に更新を試みます。

それでも改善しない場合は、ドライバーを一度アンインストールし、パソコンを再起動することで自動的に再インストールされるか、またはメーカーのウェブサイトから最新ドライバーをダウンロードして手動でインストールしてください。

特定のネットワークでのみ認証が終わらない場合

自宅や会社の特定のネットワークでのみ認証が完了しない場合、そのネットワーク側の認証設定やセキュリティポリシーが関係している可能性があります。

例えば、MACアドレスフィルタリングが有効になっている場合、登録されていないデバイスは接続できません。

この場合は、ネットワーク管理者に相談し、デバイスのMACアドレスを登録してもらうか、設定を確認してもらう必要があります。

また、一度そのWi-Fiネットワークを「削除」し、再度最初から接続を試みることも有効な場合があります。

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ネットワークトラブル解決方法の比較

項目 サービス再起動 ネットワークアダプターのリセット コマンドプロンプトでのリセット
対象 一時的なサービス不具合 ドライバーやアダプター設定の問題 深刻なネットワーク設定の破損
効果 サービスの一時的な状態を回復 アダプターの設定を初期化し、ドライバーを再インストール TCP/IPスタックなど主要なネットワーク設定を初期状態に戻す
難易度 簡単 中程度 やや高度
推奨場面 「認証中」が続く軽微な問題 接続が不安定な場合やドライバー起因の疑い 他の方法で解決しない最終手段

まとめ

Windowsのネットワーク認証が終わらない問題は、多くの場合、関連サービスの再起動で解決できます。

この手順で解決できない場合は、ネットワークアダプターのリセットやコマンドプロンプトからの設定リセットを試すことで、より広範な問題に対処できます。

今回紹介した手順を参考に、業務中のネットワークトラブルを速やかに解消し、スムーズな作業環境を取り戻してください。

もし問題が続く場合は、ルーターやプロバイダー側の状況も確認してみることをお勧めします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。