【Windows】利用許可の不一致によりプリンターが使えない時の資格情報の修正手順 | エラーコード:0x00000bcb

【Windows】利用許可の不一致によりプリンターが使えない時の資格情報の修正手順 | エラーコード:0x00000bcb
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業務中に突然プリンターが使えなくなり、エラーコード0x00000bcbが表示されてお困りではないでしょうか。このエラーは、主にプリンターへのアクセス資格情報の不一致が原因で発生します。この記事では、Windows 11を基準に、資格情報を修正してプリンターを再び利用できるようにする具体的な手順を解説します。

この問題を解決し、スムーズに印刷業務を再開できるようになるでしょう。資格情報の管理方法を理解し、今後のトラブル発生時にも迅速に対応できる知識が得られます。

【要点】プリンターエラー0x00000bcbの解決策

  • 資格情報マネージャーの操作: 過去に保存された誤ったプリンター関連の資格情報を削除し、再認証を促します。
  • プリンタードライバーの再インストール: 古いまたは破損したドライバーを削除し、最新のドライバーを導入して接続を安定させます。
  • プリンター共有設定の確認: ネットワーク上のプリンター共有設定やアクセス権限を見直し、適切な接続環境を構築します。

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プリンターが使えないエラー0x00000bcbの根本原因

エラーコード0x00000bcbは、主にネットワークプリンターへのアクセス資格情報に問題がある場合に発生します。これは、Windowsシステムがプリンターサーバーへの接続を許可しない状態を示します。過去に保存された古い資格情報や、パスワード変更による不一致がその主な原因です。

プリンターサーバー側のアカウント情報との齟齬や、Windowsに記憶されている認証情報が古くなっている可能性があります。この資格情報の不一致により、プリンターへの接続が拒否され、印刷が実行できなくなるのです。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

プリンターの資格情報を修正する具体的な手順

プリンターが使えないエラー0x00000bcbを解決するには、Windowsに保存されているプリンター関連の資格情報を修正する必要があります。以下の手順で操作を進めてください。Windows 10でも基本的な操作は同様です。

資格情報マネージャーからプリンター関連の資格情報を削除する

  1. コントロールパネルを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。「control」と入力してEnterキーを押すか、「コントロールパネル」と検索して開きます。
  2. 資格情報マネージャーを選択する
    コントロールパネルの表示方法が「カテゴリ」の場合は「ユーザーアカウント」を選択し、「資格情報マネージャー」をクリックします。表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、直接「資格情報マネージャー」をクリックします。
  3. Windows資格情報を選択する
    資格情報マネージャーのウィンドウで、「Windows資格情報」の項目を選択します。
  4. プリンター関連の資格情報を特定する
    「汎用資格情報」の一覧から、問題のプリンターサーバーや共有プリンターに関連する資格情報を探します。通常はプリンターのホスト名やIPアドレスが含まれる項目です。
  5. 資格情報を削除する
    該当する資格情報の右側にある下向きの矢印をクリックし、詳細を展開します。その中にある「削除」ボタンをクリックし、確認のメッセージで「はい」を選択して資格情報を削除します。
  6. PCを再起動する
    資格情報の削除が完了したら、PCを再起動します。
  7. プリンターに再接続を試みる
    PCの再起動後、問題のプリンターに再度印刷を試みます。必要であれば、プリンターへの接続時に正しいユーザー名とパスワードを入力してください。

プリンタードライバーを再インストールする

資格情報の削除で改善しない場合、プリンタードライバーが破損している可能性があります。ドライバーを完全に削除し、最新版を再インストールすることで問題が解決する場合があります。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
  2. プリンターを削除する
    設定ウィンドウの左側メニューから「Bluetoothとデバイス」を選択し、「プリンターとスキャナー」をクリックします。問題のプリンター名を選択し、「削除」ボタンをクリックしてデバイスから削除します。
  3. プリンターサーバーのプロパティを開く
    検索ボックスに「コントロールパネル」と入力し、コントロールパネルを開きます。「デバイスとプリンターの表示」を選択し、任意のプリンターを右クリックして「プリンターのプロパティ」を選択します。表示されるダイアログで「共有」タブの隣にある「プリンターサーバーのプロパティ」ボタンをクリックします。
  4. プリンタードライバーを削除する
    「プリンターサーバーのプロパティ」ウィンドウで「ドライバー」タブを選択します。問題のプリンターに関連するドライバーを選択し、「削除」ボタンをクリックします。表示されるオプションで「ドライバーとドライバーパッケージを削除する」を選択し、「OK」をクリックします。
  5. 最新のドライバーをダウンロードする
    プリンター製造元の公式ウェブサイトにアクセスし、お使いのプリンターモデルに対応するWindows 11用の最新ドライバーをダウンロードします。
  6. ドライバーをインストールしプリンターを再追加する
    ダウンロードしたドライバーのインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを進めます。インストール完了後、設定アプリの「プリンターとスキャナー」から「デバイスの追加」をクリックし、プリンターを再度追加します。

プリンターの共有設定を確認する

ネットワーク上の共有プリンターを使用している場合、共有設定やアクセス権限が適切でないとエラーが発生します。以下の項目を確認してください。

  1. デバイスとプリンターを開く
    検索ボックスに「コントロールパネル」と入力し、コントロールパネルを開きます。「デバイスとプリンターの表示」を選択します。
  2. プリンターのプロパティを開く
    共有しているプリンターを右クリックし、「プリンターのプロパティ」を選択します。
  3. 共有設定を確認する
    「共有」タブを開き、「このプリンターを共有する」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。共有名が正しく設定されているかも確認します。
  4. セキュリティ設定を確認する
    「セキュリティ」タブを開き、プリンターにアクセスする必要があるユーザーまたはグループがリストに含まれていることを確認します。適切なアクセス権限、特に「印刷」と「ドキュメントの管理」が付与されていることを確認します。必要に応じて「追加」ボタンでユーザーを追加し、権限を付与します。
  5. ネットワークと共有センターを確認する
    コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」を開きます。「共有の詳細設定の変更」をクリックし、現在使用しているプロファイル(通常はプライベート)を展開します。「ファイルとプリンターの共有」が「ファイルとプリンターの共有を有効にする」に設定されていることを確認します。

資格情報修正後もプリンターが使えない場合の追加対処

上記の手順を実行してもプリンターが正常に動作しない場合、他の要因が考えられます。以下の追加の対処法を試してみてください。

資格情報マネージャーに該当する項目が見つからない

資格情報マネージャーを開いても、プリンターサーバーや共有プリンターに関連する資格情報が一覧に表示されない場合があります。これは、資格情報が保存されていないか、別の方法で認証されている可能性を示します。

対処法: プリンターへの接続時に、正しいユーザー名とパスワードを再度入力してください。印刷時に認証ダイアログが表示されたら、現在利用しているWindowsアカウントのユーザー名とパスワード、またはプリンターサーバーへのアクセス権限を持つアカウント情報を正確に入力します。「資格情報を記憶する」オプションがある場合は、チェックを入れて保存を試みるのも良い方法です。

プリンタードライバーの削除ができない

プリンタードライバーの削除を試みた際に、エラーが発生して削除が進まないことがあります。これは、プリンターが現在使用中であるか、管理者権限が不足している場合に発生しやすい問題です。

対処法: まず、現在PCにログインしているユーザーが管理者権限を持っていることを確認してください。管理者権限がない場合は、管理者アカウントでサインインし直します。次に、PCを再起動してから再度ドライバーの削除を試みます。また、印刷キューに未処理のジョブが残っていると削除できない場合があるため、すべての印刷ジョブをキャンセルまたは削除してから操作を行ってください。印刷スプーラーサービスを停止してから削除を試みる方法もあります。

ネットワーク上のプリンターが見つからない

プリンターの再追加時にネットワーク上のプリンターが検出されない場合、ネットワーク接続自体に問題がある可能性があります。プリンターの電源状態やネットワーク設定、ファイアウォールなどが原因となることがあります。

対処法: まず、プリンターの電源が入っていること、ネットワークケーブルが正しく接続されていることを確認してください。無線LANプリンターの場合は、Wi-Fi接続が安定しているかを確認します。プリンターのIPアドレスを直接指定してプリンターを追加する方法も有効です。また、Windows Defender ファイアウォールやサードパーティ製のセキュリティソフトウェアがプリンターとの通信をブロックしている可能性もあります。一時的にファイアウォールを無効にして接続を試み、問題が解決する場合はファイアウォールの設定を見直してください。

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Windows 11とWindows 10でのプリンター設定画面の比較

項目 Windows 11でのアクセス方法 Windows 10でのアクセス方法
プリンターの追加・削除 「設定」アプリ > 「Bluetoothとデバイス」 > 「プリンターとスキャナー」から操作 「設定」アプリ > 「デバイス」 > 「プリンターとスキャナー」または「コントロールパネル」 > 「デバイスとプリンター」から操作
ドライバーの管理 「コントロールパネル」 > 「デバイスとプリンター」 > 任意のプリンターを右クリック > 「プリンターのプロパティ」 > 「プリンターサーバーのプロパティ」から操作 「コントロールパネル」 > 「デバイスとプリンター」 > 任意のプリンターを右クリック > 「プリンターのプロパティ」 > 「プリンターサーバーのプロパティ」から操作
資格情報マネージャー 「コントロールパネル」 > 「資格情報マネージャー」から操作 「コントロールパネル」 > 「資格情報マネージャー」から操作

まとめ

この記事で解説した資格情報マネージャーの操作やプリンタードライバーの再インストールにより、エラーコード0x00000bcbが解決し、プリンターが再び利用できるようになったことでしょう。ネットワークプリンターのトラブルシューティングでは、資格情報とドライバーの状態が特に重要です。

今回学んだ手順を把握することで、今後同様のプリンター接続問題が発生した際にも迅速に対応できます。定期的なドライバーの更新や、資格情報の適切な管理を心がけることで、安定した印刷環境を維持できるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。