EdgeでWebサイトの表示が遅いと感じる場合、プロキシ自動検出設定が原因かもしれません。
この設定が意図せず有効になっていると、ネットワーク接続に時間がかかり、ページの読み込みが遅くなることがあります。
この記事では、Edgeのプロキシ自動検出を無効化し、表示速度を改善する手順を解説します。
【要点】Edgeのプロキシ自動検出を無効化し表示速度を改善する
- プロキシ設定の無効化: Edgeのインターネットオプションからプロキシ自動検出を無効にします。
- Edge設定からの確認: Edgeブラウザの設定画面でプロキシ関連の設定を確認します。
- ネットワーク設定の確認: Windowsのネットワーク設定でプロキシが有効になっていないか確認します。
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目次
プロキシ自動検出がEdgeの表示速度を遅くする仕組み
プロキシ自動検出(Proxy Auto-Detection)は、WebサイトのURL(PACファイル)を自動的に見つけて、ネットワーク接続に利用する機能です。通常は、企業ネットワークなどで利用されます。
しかし、この機能が有効になっていると、EdgeはまずPACファイルの場所を探し、接続を試みます。もしPACファイルが見つからなかったり、応答に時間がかかったりすると、その処理に時間がかかり、Webページの表示速度が遅くなる原因となります。
特に、個人利用でプロキシサーバーを利用していない環境では、この機能が不要であり、むしろパフォーマンスの低下を招く可能性があります。
Edgeのプロキシ自動検出を無効化する手順
Edgeのプロキシ自動検出を無効にするには、Windowsのインターネットオプションから設定を変更します。Edgeブラウザ自体の設定画面からは直接変更できません。
- インターネットオプションを開く
Windowsの検索バーに「インターネットオプション」と入力し、検索結果から「インターネットオプション」を選択して開きます。 - 接続タブを選択する
開いた「インターネットのプロパティ」ウィンドウで、「接続」タブをクリックします。 - LANの設定ボタンをクリックする
「LANの設定」ボタンをクリックします。 - プロキシサーバーの設定項目を無効にする
「ローカルエリア接続(LAN)の設定」ウィンドウが開きます。この中の「自動構成」セクションにある「設定を自動的に検出する」のチェックを外します。 - 設定を適用する
「OK」ボタンをクリックして「ローカルエリア接続(LAN)の設定」ウィンドウを閉じます。 - インターネットのプロパティを閉じる
再度「OK」ボタンをクリックして「インターネットのプロパティ」ウィンドウを閉じます。
Edgeブラウザの設定でプロキシ関連を確認する
上記の手順でWindowsのインターネットオプションからプロキシ自動検出を無効化しましたが、Edgeブラウザの設定でも念のため確認しておくと安心です。
- Edgeの設定を開く
Edgeブラウザを開き、右上にある「…」(設定などその他のメニュー)アイコンをクリックします。 - 「設定」を選択する
メニューから「設定」を選択します。 - 「システムとパフォーマンス」に移動する
左側のメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックします。 - プロキシ設定の確認
「システム」セクション内に「Microsoft Edgeが利用するプロキシ設定を開く」という項目があります。これをクリックします。 - プロキシ設定画面を確認する
Windowsの「プロキシ」設定画面が開きます。ここで「手動プロキシセットアップ」の項目が「オフ」になっていることを確認してください。
もし「手動プロキシセットアップ」が「オン」になっている場合は、そのスイッチを「オフ」に切り替えてください。これは、特定のプロキシサーバーを直接指定している場合に有効になります。
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プロキシ自動検出を無効化しても改善しない場合の対処法
プロキシ自動検出を無効化してもEdgeの表示速度が改善しない場合、他の原因が考えられます。以下のような対処法を試してみてください。
キャッシュとCookieのクリア
ブラウザに蓄積されたキャッシュやCookieが原因で表示が遅くなることがあります。定期的なクリアを推奨します。
- 閲覧データを削除する
Edgeの設定画面で「プライバシー、検索、サービス」を選択します。「閲覧データをクリア」セクションの「クリアするデータの選択」をクリックします。 - 削除するデータを選択する
「時間の範囲」を「すべての期間」にし、「Cookieおよびその他のサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「今すぐクリア」をクリックします。
拡張機能の無効化
インストールしている拡張機能がEdgeの動作を妨げている可能性があります。一時的にすべての拡張機能を無効にして、表示速度が改善するか確認してください。
- 拡張機能ページを開く
Edgeのアドレスバーに「edge://extensions/」と入力してEnterキーを押します。 - 拡張機能を無効にする
各拡張機能の右側にあるトグルスイッチをオフにして無効化します。 - 表示速度を確認する
拡張機能をすべて無効にした状態で、Webサイトの表示速度を確認します。もし改善が見られる場合は、個別に拡張機能を有効化しながら、どの拡張機能が原因かを特定してください。
Edgeの更新
Edgeが最新バージョンでない場合、パフォーマンスの問題が発生することがあります。常に最新の状態に保つことが重要です。
- Edgeの更新を確認する
Edgeの設定画面で「Microsoft Edgeについて」を選択します。Edgeが自動的に更新プログラムを確認し、利用可能な場合はダウンロードとインストールを行います。 - Edgeを再起動する
更新が完了したら、Edgeを一度完全に終了し、再度起動してください。
EdgeとChromeのプロキシ設定の違い
| 項目 | Edge | Chrome |
|---|---|---|
| プロキシ設定の基本 | Windowsのインターネットオプションに依存 | Windowsのインターネットオプションに依存 |
| 自動検出設定の無効化 | インターネットオプションの「設定を自動的に検出する」をオフ | インターネットオプションの「設定を自動的に検出する」をオフ |
| ブラウザ内設定へのアクセス | 「システムとパフォーマンス」からWindowsのプロキシ設定画面へリンク | 「システム」からWindowsのプロキシ設定画面へリンク |
| プロキシ設定の優先度 | Windowsの設定を優先 | Windowsの設定を優先 |
EdgeとChromeはどちらもChromiumベースのブラウザであるため、プロキシ設定の基本的な仕組みは共通しています。どちらもWindowsのインターネットオプションの設定を基盤としており、ブラウザ内からはその設定画面へアクセスするためのリンクが提供されています。
したがって、プロキシ自動検出が原因で表示速度が遅くなっている場合の対処法は、EdgeとChromeでほぼ同じです。Windowsの「インターネットオプション」から「設定を自動的に検出する」のチェックを外すことが、最も直接的な解決策となります。
ただし、Edgeでは「システムとパフォーマンス」設定から、Chromeでは「システム」設定から、それぞれWindowsのプロキシ設定画面へアクセスする導線が用意されています。これらの設定画面で、手動プロキシ設定が意図せず有効になっていないかも併せて確認することが重要です。
もし、特定のWebサイトのみ表示が遅い場合は、プロキシ設定ではなく、そのWebサイト自体の問題や、ネットワーク環境、DNS設定などに原因がある可能性も考慮する必要があります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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