【Edge】セキュリティゾーン設定をEdgeのIEモードに適用する手順と互換性確認

【Edge】セキュリティゾーン設定をEdgeのIEモードに適用する手順と互換性確認
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Edgeで特定のWebサイトが正しく表示されない、または機能しない場合があります。これは、Internet Explorer(IE)でしか動作しない古いWebアプリケーションが原因かもしれません。EdgeのIEモードは、こうした互換性の問題を解決する機能です。

しかし、IEモードでWebサイトを正しく表示させるには、Windowsのインターネットセキュリティゾーン設定をEdgeのIEモードに適用する必要があります。この記事では、その設定手順と互換性の確認方法を解説します。

この記事を読むことで、EdgeのIEモードでWebサイトが表示されない問題を解決し、業務に必要なWebアプリケーションをスムーズに利用できるようになります。

【要点】EdgeのIEモードでセキュリティゾーン設定を適用する

  • Internet Explorerのオプション設定: セキュリティゾーンの設定をIEで直接変更します。
  • EdgeのIEモード設定: Edgeの設定でIEモードの対象サイトを指定します。
  • 互換性確認: 設定後、対象サイトがEdgeのIEモードで正しく表示されるか確認します。

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IEモードでセキュリティゾーン設定が重要な理由

EdgeのIEモードは、Internet Explorerのレンダリングエンジンを利用してWebサイトを表示します。そのため、Webサイトの表示や動作に影響を与えるセキュリティゾーンの設定は、IEモードにおいても重要です。特に、イントラネットゾーンや信頼済みサイトゾーンに登録されているWebサイトは、より緩やかなセキュリティ設定が適用されるため、EdgeのIEモードでもそれらの設定が反映される必要があります。

これらの設定が正しく適用されない場合、Webサイトへのアクセスがブロックされたり、一部機能が動作しなかったりする可能性があります。業務で利用するWebアプリケーションがIEモードで正しく動作するためには、Windowsのセキュリティゾーン設定とEdgeのIEモード設定を連携させることが不可欠です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Internet Explorerのセキュリティゾーン設定手順

EdgeのIEモードでセキュリティゾーン設定を適用するには、まずInternet Explorer本体で設定を行います。Windows 11では、Internet ExplorerはEdgeのIEモードとして統合されており、直接起動することはできません。そのため、以下の手順で設定を進めます。

  1. Internet Explorerのオプションを開く
    Edgeのアドレスバーに「edge://settings/ie-mode-pages」と入力し、Enterキーを押します。
  2. 「Internet Explorerの設定」を開く
    表示されたページで、「Internet Explorerモードでサイトの再読み込み」の項目にある「設定」ボタンをクリックします。
  3. セキュリティゾーンの設定画面を表示する
    Internet Explorerの「インターネットのプロパティ」ウィンドウが開きます。「セキュリティ」タブを選択し、設定したいゾーン(例: 信頼済みサイト)を選択して「サイト」ボタンをクリックします。
  4. Webサイトをゾーンに追加する
    「信頼済みサイト」のダイアログボックスが表示されたら、「Webサイト」の入力欄に、IEモードで表示したいWebサイトのURL(例: https://www.example.com)を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
  5. 設定を保存する
    「信頼済みサイト」ダイアログボックスと「インターネットのプロパティ」ウィンドウで、「閉じる」および「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。

EdgeのIEモードでサイトを個別設定する手順

Internet Explorerでセキュリティゾーン設定を行った後、EdgeのIEモードでそのサイトを正しく開くための設定を行います。これにより、指定したWebサイトが自動的にIEモードで開かれるようになります。

  1. Edgeの設定を開く
    Edgeのアドレスバーに「edge://settings/ie-mode-pages」と入力し、Enterキーを押します。
  2. IEモードで開きたいサイトを追加する
    「Internet Explorer モード」の項目にある「追加」ボタンをクリックします。
  3. URLと設定を選択する
    表示されたダイアログボックスに、先ほどInternet Explorerのオプションで追加したWebサイトのURLを入力します。
  4. 「Internet Explorerモード」を有効にする
    「Internet Explorerモード」のドロップダウンメニューから「Internet Explorerモード」を選択します。
  5. 設定を保存する
    「追加」ボタンをクリックして設定を保存します。

この設定により、指定したURLにアクセスした際にEdgeが自動的にIEモードに切り替わり、Internet Explorerで設定したセキュリティゾーンの情報が適用されます。

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互換性確認とトラブルシューティング

設定が完了したら、実際にWebサイトがEdgeのIEモードで正しく表示・動作するかを確認することが重要です。以下の点に注意して確認作業を進めてください。

Webサイトが正しく表示されない場合

設定したURLにアクセスしても、Webサイトが期待通りに表示されない場合は、以下の点を確認してください。

  1. URLの正確性を確認する
    Internet ExplorerのオプションとEdgeのIEモード設定で入力したURLが、大文字・小文字を含めて完全に一致しているか確認してください。
  2. セキュリティゾーンの設定を確認する
    Internet Explorerのオプションで、対象のWebサイトが正しいセキュリティゾーン(例: 信頼済みサイト)に追加されているか再確認してください。
  3. EdgeのIEモード設定を再確認する
    Edgeの「edge://settings/ie-mode-pages」で、対象サイトがIEモードで開くように設定されているか確認してください。
  4. キャッシュとCookieをクリアする
    EdgeのキャッシュやCookieが原因で表示が崩れることがあります。Edgeの設定から「閲覧データをクリア」を実行してみてください。

IEモードでサイトが自動的に開かない場合

設定したにも関わらず、WebサイトがIEモードで開かない場合は、以下の原因が考えられます。

  • 設定の適用タイミング: Edgeを再起動しないと、設定が反映されない場合があります。Edgeを一度完全に閉じてから再度開いてみてください。
  • 競合する拡張機能: インストールされているEdgeの拡張機能がIEモードの動作を妨げている可能性があります。一時的に拡張機能を無効にして、問題が解消するか確認してください。
  • グループポリシーの設定: 組織のネットワーク環境では、グループポリシーによってIEモードの設定が制限されている場合があります。その場合は、IT管理者にご確認ください。

EdgeとInternet Explorerの互換性

EdgeのIEモードは、Internet Explorer 11のエンジンの互換性を提供しますが、完全に同一の動作を保証するものではありません。JavaScriptの実行環境や一部のAPIの挙動に差異が生じる可能性があります。

特に、古いWebアプリケーションでは、Internet Explorer 6や7などの特定のバージョンを前提とした作りになっている場合があります。これらのアプリケーションは、IEモードでも正常に動作しない可能性が高いです。その場合は、Webアプリケーションの提供元にEdgeのIEモードへの対応状況を確認するか、代替手段を検討する必要があります。

項目 EdgeのIEモード Internet Explorer 11(単体)
レンダリングエンジン Internet Explorer 11 Internet Explorer 11
Webサイトの互換性 古いWebサイトの表示・動作を改善 一部の古いWebサイトで互換性問題が発生
セキュリティゾーン設定 IEで設定したゾーンが適用される IEで設定したゾーンが適用される
最新Web技術への対応 限定的 限定的
Microsoftのサポート Edgeの機能としてサポート 2022年6月15日にサポート終了(一部例外あり)

EdgeのIEモードは、Internet Explorerのサポート終了に伴う互換性維持のために提供されています。しかし、長期的にはWebアプリケーションのモダン化を進めることが推奨されます。

まとめ

EdgeのIEモードでセキュリティゾーン設定を適用することで、Internet Explorerでしか正しく動作しなかったWebサイトも、Edgeで利用できるようになります。Internet Explorerのオプションでセキュリティゾーンを設定し、EdgeのIEモード設定で対象サイトを指定する手順は、業務上の互換性問題を解決する有効な手段です。

もし問題が解決しない場合は、URLの正確性やEdgeのキャッシュクリア、拡張機能の無効化などを試してみてください。将来的にはWebアプリケーションのモダン化も視野に入れると良いでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。