Edgeで特定のウェブサイトが利用する位置情報の精度を調整したい場合があります。プライバシーを保護するため、または位置情報が不要なサイトへのアクセスを制限したいと考えるビジネスマンもいるでしょう。この記事では、Edgeでサイトごとに位置情報の精度設定を変更する具体的な手順を解説します。
また、Edge全体の位置情報共有に関するプライバシー管理についても説明します。これらの設定を行うことで、より安全にEdgeを利用できるようになります。
【要点】Edgeでの位置情報精度設定とプライバシー管理
- サイトごとの位置情報アクセス許可設定: 特定のウェブサイトによる位置情報へのアクセスを許可またはブロックする手順。
- 位置情報精度の変更: Edge全体で、より正確な位置情報を提供する設定を無効にする方法。
- プライバシー設定の確認: Edgeが位置情報にアクセスする際の全体的なプライバシー設定を確認・管理する方法。
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目次
Edgeにおける位置情報アクセスの仕組み
ウェブサイトがユーザーの位置情報を取得する際、ブラウザはオペレーティングシステム(Windows)に位置情報へのアクセスを要求します。Edgeは、この要求に応じて、ユーザーに位置情報共有の許可を求めるか、事前に設定されたルールに基づいてアクセスを許可・拒否します。位置情報の精度は、GPS、Wi-Fi、IPアドレスなど複数の情報源から決定されます。Windowsの設定で位置情報サービス全体が無効になっている場合、Edgeを含むすべてのアプリケーションで位置情報が利用できなくなります。Edgeの設定では、個々のサイトへのアクセス許可だけでなく、より高精度な位置情報提供を無効にするオプションも提供されています。
Edgeでサイトごとに位置情報アクセスを管理する手順
- Edgeを開く
まず、Microsoft Edgeブラウザを起動します。 - 設定メニューを開く
画面右上の「・・・」(設定など)アイコンをクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。 - Cookieとサイトのアクセス許可を選択
左側のメニューから「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。 - 「すべて表示」をクリック
「サイトのアクセス許可」セクションにある「すべて表示」をクリックして、各権限の一覧を表示させます。 - 「位置情報」を選択
権限の一覧の中から「位置情報」を見つけてクリックします。 - サイトごとの設定を確認・変更
「すべて表示」の下に、位置情報へのアクセスを許可したサイトとブロックしたサイトの一覧が表示されます。 - 特定のサイトの設定変更
一覧の中から設定を変更したいサイトの横にある「・・・」アイコンをクリックし、「ブロック」または「削除」を選択します。新たにアクセスを許可したい場合は、サイトのアドレスを入力して「追加」ボタンをクリックし、「許可」を選択します。
Edge全体の位置情報精度を調整する手順
- Edgeの設定を開く
前述の手順3まで進み、「Cookieとサイトのアクセス許可」画面を開きます。 - 「位置情報」を選択
権限の一覧から「位置情報」をクリックします。 - 「より正確な位置情報を使用する」をオフにする
「すべて表示」のすぐ上にある「より正確な位置情報を使用する」のトグルスイッチをオフにします。これにより、Edgeはより高精度な位置情報(GPSなど)の利用を試みなくなります。
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Windows全体の位置情報サービスを管理する
Edgeの位置情報機能は、Windowsのシステム全体の位置情報サービスに依存しています。Edgeでの設定変更がうまくいかない場合や、より広範なプライバシー管理を行いたい場合は、Windowsの設定を確認する必要があります。
Windowsで位置情報サービスを無効にする方法
- Windowsの設定を開く
Windows 11では「Windowsキー + I」、Windows 10では「Windowsキー + X」から「設定」を選択します。 - 「プライバシー」または「プライバシーとセキュリティ」を選択
Windows 11の場合は「プライバシーとセキュリティ」、Windows 10の場合は「プライバシー」をクリックします。 - 「位置情報」を選択
左側のメニューまたは一覧から「位置情報」を見つけてクリックします。 - 位置情報サービスをオフにする
「このデバイスでの位置情報サービス」のトグルスイッチを「オフ」にします。これにより、すべてのアプリケーションで位置情報へのアクセスができなくなります。
アプリの位置情報アクセスを個別に管理する
Windowsの設定画面で、Edgeを含む各アプリケーションが位置情報にアクセスできるかどうかを個別に設定することも可能です。Edgeの項目を探し、トグルスイッチで許可・拒否を設定してください。
よくある質問とトラブルシューティング
h3>Edgeで「位置情報がブロックされています」と表示される
このメッセージが表示される場合、以下のいずれかの原因が考えられます。
- Edgeでのサイト別ブロック設定
該当サイトがEdgeの設定でブロックされている可能性があります。上記「Edgeでサイトごとに位置情報アクセスを管理する手順」を確認し、設定を「許可」に変更してください。 - Windowsの位置情報サービスが無効
Windows全体の位置情報サービスがオフになっている場合、Edgeも位置情報を使用できません。「Windows全体の位置情報サービスを管理する」の手順に従い、サービスを有効にしてください。 - ブラウザのキャッシュやCookieの問題
一時的なブラウザの不具合が原因の場合もあります。EdgeのキャッシュとCookieをクリアしてみてください。設定 → プライバシー、検索、サービス →閲覧データをクリアする、から実行できます。
h3>位置情報精度を下げても、以前より精度が低い結果にならない
「より正確な位置情報を使用する」をオフにしても精度が変わらない場合、以下の可能性があります。
- ウェブサイト側の実装
ウェブサイトがEdgeの精度設定に依存せず、IPアドレスなどの情報から独自に位置情報を推定している場合があります。この場合、ブラウザ側の設定では精度を直接制御できません。 - Windowsの位置情報サービスの設定
Windowsの設定で、位置情報サービス自体が非常に高い精度で動作するように設定されている可能性があります。Windowsの設定を確認し、必要であれば調整してください。 - ネットワーク環境
利用しているWi-FiネットワークやIPアドレス情報が、意図せず高い精度を伝えている場合があります。
EdgeとChromeの位置情報設定の比較
| 項目 | Microsoft Edge | Google Chrome |
|---|---|---|
| サイト別アクセス許可 | 設定 → Cookieとサイトのアクセス許可 → 位置情報 | 設定 → プライバシーとセキュリティ → サイトの設定 → 位置情報 |
| 全体精度設定 | 「より正確な位置情報を使用する」のオン/オフ | 直接的な精度調整オプションは限定的。OSの設定に依存。 |
| OS依存度 | Windowsの位置情報サービスに強く依存 | OSの位置情報サービスに依存。Chrome OSでは設定が異なる。 |
EdgeとChromeは、どちらもOSの位置情報サービスを利用しますが、ブラウザ側の設定項目に若干の違いがあります。Edgeは「より正確な位置情報を使用する」という明確なオプションを提供しています。Chromeもサイトごとにアクセス許可を設定できますが、精度自体を直接調整する機能はEdgeほど目立ちません。どちらのブラウザも、最終的な位置情報の精度はOSの設定や利用可能なネットワーク情報に左右されます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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