ADVERTISEMENT

【Android】SDカードを内部ストレージ化する「採用済みストレージ」設定の手順とアプリ移動方法

【Android】SDカードを内部ストレージ化する「採用済みストレージ」設定の手順とアプリ移動方法
🛡️ 超解決

スマートフォンの内蔵ストレージが不足して困っていませんか。アプリがインストールできなかったり、写真や動画を保存できずに悩む方も多いでしょう。AndroidにはSDカードを内蔵ストレージの一部として統合する「採用済みストレージ」機能が用意されています。この機能を使えば、SDカードにアプリをインストールしたり、大容量のデータを保存したりできるようになります。この記事では、SDカードを内部ストレージとして使うための設定手順を詳しく解説します。

【要点】SDカードを内部ストレージとして使うために知っておくべき3つのポイント

  • 設定→ストレージ→SDカード→内部ストレージとしてフォーマット: この操作でSDカードを内蔵ストレージに統合します。フォーマット後は暗号化され、他の端末では使えなくなります。
  • フォーマット時にデータをすべて消去する: SDカード内のデータはすべて削除されます。事前にPCなどにバックアップを取ってから実行してください。
  • 速度クラスA1またはA2のSDカードを推奨: パフォーマンスを維持するために、最低でもUHSスピードクラス3(U3)かつアプリパフォーマンスクラスA1以上のSDカードが必要です。

ADVERTISEMENT

SDカードを内部ストレージとして使う仕組みとメリット

採用済みストレージ(Adoptable Storage)は、Android 6.0から導入された機能です。SDカードを内蔵ストレージの一部としてフォーマットし、システムがシームレスに管理できるようにします。これにより、アプリのインストール先としてSDカードを指定できるようになり、内蔵ストレージの容量不足を解消できます。

メリットは、内蔵ストレージと同様にアプリのデータやキャッシュをSDカードに保存できる点です。特に大容量のゲームや動画編集アプリを使う場合に効果的です。また、写真や音楽などのメディアファイルも自動的にSDカードへ保存されるため、内蔵ストレージの空き容量を増やせます。

一方で、デメリットも存在します。SDカードは内蔵ストレージと比較して読み書き速度が遅いため、アプリの起動や動作が遅くなる可能性があります。また、フォーマット後はSDカードが暗号化されるため、他の端末でそのまま使えなくなります。SDカードを取り外すとシステムが不安定になるので、基本的に取り外しは推奨されません。

採用済みストレージ設定の手順

ここでは、Google Pixelシリーズを基準にした標準的な設定手順を説明します。メーカーやAndroidのバージョンによってメニュー名や手順が一部異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。

手順1: SDカードを端末に挿入する

  1. SDカードを挿入する
    端末のSDカードスロットにSDカードを挿入します。端末によってはSIMトレイと共用の場合がありますので、取扱説明書を確認してください。
  2. 通知を確認する
    SDカードを挿入すると、通知領域に「SDカードをセットアップ」というメッセージが表示されます。これをタップしてセットアップを開始します。

手順2: 設定アプリからSDカードをフォーマットする

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」を開きます。
  2. 「ストレージ」をタップする
    設定メニューの中から「ストレージ」を選択します。機種によっては「デバイスケア」や「ストレージとUSB」という名称の場合もあります。
  3. SDカードを選択する
    ストレージ画面に表示されているSDカードの項目をタップします。通常は「SDカード」または「ポータブルストレージ」と表示されています。
  4. メニューから「内部ストレージとしてフォーマット」を選ぶ
    画面右上のメニューアイコン(縦三点)をタップし、「内部ストレージとしてフォーマット」を選択します。Galaxyの場合は「デバイスストレージとしてフォーマット」と表示されることがあります。
  5. 確認画面で「消去してフォーマット」をタップする
    警告ダイアログが表示されます。SDカードのデータがすべて消去されることを確認し、「消去してフォーマット」をタップします。
  6. フォーマットの完了を待つ
    フォーマットが始まります。数分かかる場合があります。完了すると、SDカードが内部ストレージとして認識されます。

手順3: データ移行を設定する(オプション)

  1. フォーマット後、画面に従ってデータを移行する
    フォーマットが完了すると、現在内蔵ストレージにある写真や動画などのデータをSDカードに移行するかどうか尋ねられます。必要に応じて「今すぐ移動」または「後で移動」を選択します。
  2. 後から移行する場合
    設定アプリの「ストレージ」→SDカード→メニューから「データを移行」を選択すれば、いつでも移行できます。

設定時の注意点と制限事項

SDカードの速度クラスが重要です

採用済みストレージとして使うSDカードは、読み書き速度が非常に重要です。遅いSDカードを使うとアプリの動作が顕著に遅くなります。最低でもUHSスピードクラス3(U3)かつアプリパフォーマンスクラスA1以上のSDカードを推奨します。さらにA2クラスのSDカードを使えば、より快適に動作します。

フォーマット後は他の端末で使えません

内部ストレージとしてフォーマットしたSDカードは、Androidの暗号化方式で保護されます。そのため、他のスマートフォンやPCに挿しても認識されません。もしSDカードを他の端末で使いたい場合は、ポータブルストレージとして再フォーマットする必要があります。ただし、再フォーマットするとSDカード内のデータはすべて消去されます。

SDカードの取り外しは慎重に行ってください

採用済みストレージとして設定したSDカードを無理に取り外すと、システムが不安定になったり、データが破損する恐れがあります。取り外す場合は、必ず設定アプリから「取り出し」を実行してから物理的に抜いてください。設定アプリの「ストレージ」→SDカード→メニュー→「取り出し」をタップします。

システムアップデート時に注意が必要です

Androidのバージョンアップ後、SDカードが認識されなくなる場合があります。その場合は、一度SDカードを抜き差ししてみてください。それでも認識しない場合は、PCなどでフォーマットし直す必要があります。その際、データはすべて消えるため、定期的なバックアップを推奨します。

ADVERTISEMENT

内部ストレージとポータブルストレージの比較表

項目 内部ストレージ(採用済みストレージ) ポータブルストレージ(従来の使い方)
アプリのインストール アプリ本体をSDカードにインストールできます。ただし一部のアプリは強制的に内蔵ストレージにインストールされる場合があります アプリのインストール先にはできません。データ容量の大きいアプリでも内蔵ストレージに保存されます
データの保存 写真、動画、音楽、ドキュメントなどを自由に保存できます。また、アプリのキャッシュデータも自動的に保存されます ファイル管理アプリを使って手動で保存します。アプリのデータは基本的に保存されません
取り外しの可否 基本的に取り外しは推奨しません。取り外すとシステムエラーの原因になります。取り外す場合は必ず「取り出し」操作を行ってください いつでも自由に取り外せます。PCなどに挿してデータを読み書きすることもできます
パフォーマンス 内蔵ストレージよりは低速ですが、速度クラスの高いSDカードを使えば実用上問題ないレベルです。ただしゲームのロード時間が長くなる可能性があります データ転送速度はSDカードの性能に依存しますが、システム全体のパフォーマンスにはほとんど影響しません
他の端末との互換性 フォーマットした端末でしか使用できません。他のAndroid端末やPCでは認識されません どの端末でも認識され、データを読み書きできます。フォーマットはFAT32やexFATが一般的です

まとめ

SDカードを内部ストレージとして使う採用済みストレージ設定は、内蔵ストレージの容量不足を根本的に解決する方法です。設定手順は「設定」→「ストレージ」→SDカードを選択し、「内部ストレージとしてフォーマット」を実行するだけです。ただし、フォーマット後はSDカードが暗号化されて他の端末で使えなくなる点と、速度クラスの高いSDカードが必要な点を覚えておきましょう。もし内蔵ストレージの空き容量に余裕がなくなったら、この機能を検討してみてください。その際は、必ずデータのバックアップを取ってから行うことをおすすめします。


ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。