【Windows】「CHKDSK」で修正されたファイルが保存される「found.000」フォルダの整理

【Windows】「CHKDSK」で修正されたファイルが保存される「found.000」フォルダの整理
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CHKDSKコマンドを実行した後、ドライブのルートに「found.000」というフォルダが作成され、その中身の扱いに困っている方もいるかもしれません。

このフォルダは、CHKDSKがディスクエラーを修正した際に、復元されたファイルの一部を保存する場所です。

この記事では、found.000フォルダの中身を確認し、不要なファイルを安全に整理する方法を詳しく解説します。

【要点】found.000フォルダを安全に整理する

  • 隠しファイルの表示設定: found.000フォルダは隠しフォルダのため、エクスプローラーで表示設定を変更するとアクセスできます。
  • .CHKファイルの内容確認: フォルダ内の.CHKファイルは、元の拡張子に戻すかテキストエディタで開くと内容を推測できます。
  • 不要なファイルの削除: 内容を確認し、不要と判断したファイルは削除してディスクスペースを確保できます。

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CHKDSKとfound.000フォルダの基本的な役割

CHKDSKは、Windowsに標準搭載されているディスクチェックツールです。このツールは、ハードディスクやSSDのファイルシステムエラーを検出し、修復する役割を持ちます。

ファイルシステムの整合性が失われたり、不良セクタが発生したりすると、データが破損する可能性があります。CHKDSKはこれらの問題を特定し、可能な限りデータを復旧しようと試みます。

その修復プロセス中に、読み取れなくなったファイルの一部や、孤立したクラスタデータが「found.000」という特殊なフォルダに保存されます。このフォルダは通常、隠しフォルダとして設定されています。

found.000フォルダ内のファイルは、一般的に「FILE0000.CHK」のような名前で、拡張子は.CHKです。これらは元のファイルの一部である可能性があり、ユーザーが内容を確認して必要に応じて復元できるようになっています。

found.000フォルダが隠しフォルダである理由

found.000フォルダは、システムが自動的に生成する一時的な作業領域であり、通常のユーザー操作では意識する必要がないため、デフォルトで隠し属性が設定されています。

これにより、誤って重要なシステムファイルを操作するリスクを減らし、エクスプローラーの表示を簡潔に保つことができます。

ただし、このフォルダがディスク容量を消費している場合や、失われたファイルを復元したい場合は、隠しファイルの表示設定を変更してアクセスする必要があります。

found.000フォルダの内容を確認し整理する手順

found.000フォルダの中身を安全に整理するには、まず隠しファイルを表示する設定に変更し、次にフォルダ内のファイルを確認、そして不要なファイルを削除します。

  1. 隠しファイルの表示設定を有効にする
    デスクトップ下部のタスクバーにあるエクスプローラーアイコンをクリックして、エクスプローラーを開きます。
    上部メニューの「表示」をクリックし、「表示」にマウスカーソルを合わせ、「隠しファイル」にチェックを入れます。
  2. found.000フォルダにアクセスする
    found.000フォルダが生成されたドライブ、例えばCドライブまたはDドライブのルートを開きます。
    「found.000」という名前のフォルダが見えるようになっているので、それをダブルクリックして開きます。
  3. .CHKファイルの内容を確認する
    フォルダ内には「FILE0000.CHK」のような名前のファイルが複数存在することがあります。
    これらのファイルは、特定のアプリケーションで開くことで内容を推測できる場合があります。
    例えば、テキストファイルだった可能性のあるものは、ファイル名を右クリックし「名前の変更」を選んで拡張子を「.txt」に変更してみます。
    画像ファイルだった可能性のあるものは「.jpg」や「.png」などに変更して開いてみてください。
    内容が不明な場合は、メモ帳などのテキストエディタで開いて、可読な文字列がないか確認することも有効です。
  4. 不要なファイルを削除する
    内容を確認し、元のファイルが特定できない、または不要と判断した.CHKファイルは削除しても問題ありません。
    削除したいファイルを複数選択し、右クリックメニューから「削除」を選びます。
    削除されたファイルはごみ箱に移動しますので、後から復元することも可能です。
    ただし、重要なファイルである可能性が少しでもある場合は、削除せずに別の場所にバックアップしておくことを推奨します。

found.000フォルダ整理時の注意点とよくある誤解

found.000フォルダの整理は、ディスクスペースの確保に役立ちますが、いくつかの注意点やよくある誤解があります。これらを理解して、安全に作業を進めましょう。

ファイルの種類が不明な場合

found.000フォルダ内の.CHKファイルは、元のファイルの種類が失われているため、内容を判別するのが難しい場合があります。

拡張子を「.txt」や「.jpg」などに変更しても開けない、または意味不明な内容が表示されることもあります。このような場合、そのファイルが重要なデータである可能性は低いことが多いですが、完全に不要と断定できない場合は安易な削除は避けるべきです。

もしディスク容量に余裕があるなら、念のため別の場所に移動して保存しておくことも一つの方法です。後で必要になった際に、専門的なデータ復旧ツールで解析できる可能性もあります。

フォルダ自体を削除してよいか

found.000フォルダ内のファイルをすべて削除した後、フォルダ自体を削除しても問題ありません。

このフォルダはCHKDSKがディスクエラーを検出した際に一時的に作成されるものです。次回CHKDSKが実行され、再び修復が必要なファイルが見つかった場合には、自動的に新しいfound.000フォルダが作成されます。

システムにとって必須のフォルダではないため、削除してもOSの動作に影響はありません。

整理後にディスク容量が変わらない場合

found.000フォルダのファイルを削除しても、ディスクの空き容量がほとんど増えないと感じることがあるかもしれません。

これは、found.000フォルダに保存されていたファイルのサイズが、元々それほど大きくなかった場合に起こります。または、ディスクの空き容量を圧迫している他の要因がある可能性も考えられます。

例えば、システム復元ポイント、一時ファイル、ダウンロードフォルダ内の大きなファイルなどが、ディスク容量を多く消費している場合があります。found.000フォルダの整理は、あくまでディスクメンテナンスの一部として捉えましょう。

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Windows 11とWindows 10の隠しファイル表示設定の違い

found.000フォルダにアクセスするために必要な隠しファイルの表示設定は、Windows 11とWindows 10で操作方法が若干異なります。

以下の比較表を参考に、お使いのOSに応じた手順で設定を変更してください。

項目 Windows 11 Windows 10
隠しファイル表示設定のアクセス方法 エクスプローラー上部の「表示」メニューから「表示」→「隠しファイル」を選択する エクスプローラー上部の「表示」タブから「オプション」→「フォルダーと検索のオプションの変更」を選択する
隠しファイル表示オプションの名称 「隠しファイル」のチェックボックスをオンにする 「表示」タブ内の「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」ラジオボタンをオンにする

まとめ

この記事では、CHKDSKコマンドによって生成されるfound.000フォルダの役割と、その中身を安全に整理する手順を解説しました。

隠しファイルの表示設定を変更し、.CHKファイルの内容を確認することで、不要なファイルを削除し、ディスクスペースを確保できます。

ディスク容量の最適化とシステムパフォーマンスの維持のため、定期的にfound.000フォルダの状態を確認することをおすすめします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。