Copilotが参照する情報が最新でない場合、古い情報が回答として返されることがあります。
これは、Copilotが利用するキャッシュデータが更新されていないことが原因である可能性があります。
この記事では、Copilotが古い情報を返す問題の解決策として、キャッシュクリアの手順を解説します。
【要点】Copilotが古い情報を返す場合のキャッシュクリア
- Edgeブラウザのキャッシュクリア: CopilotのWebインターフェースで古い情報が表示される場合に試します。
- Copilotアプリのキャッシュクリア: Copilotアプリ(Windows/モバイル)で問題が発生した場合に試します。
- Microsoft 365 Copilotの再起動: 一時的な不具合の場合に有効なことがあります。
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目次
Copilotが古い情報を参照する原因
Copilotは、ユーザーからの指示や、関連するMicrosoft 365アプリケーション(Word、Excel、Outlookなど)の情報を処理するために、一時的なデータをキャッシュとして保存します。
このキャッシュデータが最新の状態に更新されないまま、Copilotが情報にアクセスしようとすると、古い情報が回答として生成されることがあります。
特に、Webブラウザ経由でCopilotを利用している場合や、Copilotアプリ自体に一時的なデータが蓄積されている場合に、この現象が発生しやすくなります。
Copilotのキャッシュクリア手順
Copilotが古い情報を返す場合、利用している環境に応じて以下のキャッシュクリア手順を試してください。
Edgeブラウザのキャッシュクリア
EdgeブラウザでCopilotを利用している場合に、古い情報が返されることがあります。この場合のキャッシュクリア手順は以下の通りです。
- Edgeブラウザを開く
Edgeブラウザを起動します。 - 設定画面を開く
右上にある「…」(設定など)アイコンをクリックし、「設定」を選択します。 - プライバシー、検索、サービスを選択
左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - 閲覧データをクリア
「閲覧データをクリア」セクションにある「クリアする」ボタンをクリックします。 - クリアするデータの選択
「時間の範囲」を「すべての期間」に設定します。「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、「今すぐクリア」をクリックします。 - Edgeブラウザの再起動
Edgeブラウザを一度完全に終了し、再度起動します。 - Copilotの再試行
Copilotに再度指示を出し、情報が更新されているか確認します。
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Copilotアプリ(Windows/モバイル)のキャッシュクリア
Windows Copilotアプリや、Copilotモバイルアプリ(iOS/Android)で問題が発生した場合のキャッシュクリア手順です。
※アプリのバージョンやOSによって、メニュー名や手順が若干異なる場合があります。
Windows Copilotアプリのキャッシュクリア
- Windowsの設定を開く
「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を選択します。 - アプリを選択
左側のメニューから「アプリ」、次に「アプリと機能」を選択します。 - Copilotアプリを検索
アプリ一覧から「Copilot」を検索し、クリックします。 - 詳細オプションを開く
表示される「詳細オプション」をクリックします。 - リセットを実行
「リセット」セクションにある「修復」または「リセット」ボタンをクリックします。まず「修復」を試し、改善しない場合は「リセット」を試してください。「リセット」はアプリのデータを削除するため、設定などが初期化されます。 - Copilotアプリの再起動
Copilotアプリを再度起動し、情報が更新されているか確認します。
Copilotモバイルアプリのキャッシュクリア(iOS/Android共通)
- スマートフォンの設定を開く
スマートフォンの「設定」アプリを開きます。 - アプリ(またはアプリケーション)を選択
「アプリ」または「アプリケーション」の項目を選択します。 - Copilotアプリを検索
アプリ一覧から「Copilot」アプリを検索し、タップします。 - ストレージ(またはストレージとキャッシュ)を選択
「ストレージ」または「ストレージとキャッシュ」の項目をタップします。 - キャッシュをクリア
「キャッシュをクリア」ボタンをタップします。データが削除されるわけではないため、ログイン情報などが消えることはありません。 - Copilotアプリの再起動
Copilotアプリを再起動し、情報が更新されているか確認します。
Copilotの再起動
上記の手順で改善しない場合、一時的な不具合の可能性も考えられます。Copilot自体を一度終了し、再起動することで問題が解消されることがあります。
- Copilotを終了する
Windows Copilotの場合は、タスクバーのCopilotアイコンを右クリックして「終了」を選択します。Web版の場合は、ブラウザタブを閉じます。 - Copilotを再起動する
再度Copilotを起動し、指示を出し直して結果を確認します。
Copilot ProとMicrosoft 365 Copilotのキャッシュ
Copilot Pro(個人向け)とMicrosoft 365 Copilot(法人向け)で、キャッシュの管理方法に大きな違いはありません。
どちらのサービスを利用している場合でも、上記で説明したブラウザまたはアプリのキャッシュクリア手順が有効です。
Microsoft 365 Copilotの場合、組織内のSharePointやOneDriveなどの情報にアクセスするため、それらのサービス側での情報更新タイミングが影響することもあります。
よくある質問と回答
h3>Copilotが古いWebサイトの情報を返してしまう場合の対処法
CopilotがWeb検索の結果として古いWebサイトの情報を返す場合、Copilot自体のキャッシュだけでなく、Webサイト側の情報が更新されていない可能性があります。
この場合、Copilotに「最新の情報を検索して」と指示を加えたり、WebサイトのURLを指定して「このページの最新情報を教えて」のように具体的に指示すると、より正確な情報が得られることがあります。
h3>キャッシュクリア後も情報が変わらない場合
キャッシュクリアや再起動後も、Copilotが引き続き古い情報を返す場合、以下の可能性が考えられます。
1. 元の情報源が古い: Copilotが参照している元のデータ(Webサイト、SharePointドキュメントなど)自体が更新されていない。
2. 組織のポリシー: Microsoft 365 Copilotの場合、組織のIT管理者による設定やポリシーが、情報の更新頻度に影響を与えている。
3. Copilotの学習データ: Copilotの基盤となるAIモデルの学習データに、古い情報が含まれている。
これらの場合は、Copilot側の操作だけでは解決が難しいため、情報源の担当者やIT管理者に確認することをお勧めします。
Copilot ProとMicrosoft 365 Copilotの比較
| 項目 | Copilot Pro | Microsoft 365 Copilot |
|---|---|---|
| 対象ユーザー | 個人 | 法人 |
| 利用可能なアプリケーション | Web版Copilot、Copilotアプリ、Microsoft 365アプリ(Web版/デスクトップ版、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams) | Microsoft 365アプリ(Web版/デスクトップ版、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams) |
| 情報参照範囲 | Web上の情報、Microsoftアカウントに紐づく個人データ(OneDriveなど) | Web上の情報、組織内のMicrosoft 365データ(SharePoint、Teams、Outlookなど) |
| セキュリティ | 個人データ保護の範囲内 | 組織のセキュリティポリシー、コンプライアンスに準拠 |
Copilot Proは個人の生産性向上を目的とし、Microsoft 365 Copilotは組織全体の業務効率化を目的としています。
どちらもキャッシュクリアの手順は同様ですが、Microsoft 365 Copilotでは組織のデータセキュリティがより重視されます。
Copilotが古い情報を返す問題は、キャッシュのクリアやアプリの再起動によって解決できることが多いです。
本記事で紹介したEdgeブラウザやCopilotアプリのキャッシュクリア手順を試すことで、最新の情報に基づいた回答を得られるようになります。
情報源自体が古い場合は、元のデータを更新するか、Copilotに具体的な指示を与えることも有効です。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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