Wordで作成した長文の原稿を、PowerPointで分かりやすいスライド資料にしたい。この作業は時間と手間がかかり、内容を要約してスライド化するのは骨が折れる作業です。Copilotを活用すれば、Wordのテキストから数分でPowerPointスライドを生成できます。この記事では、Copilotを使ってWordの下書きから10枚のスライドを自動作成する手順を解説します。
Copilot for Microsoft 365があれば、このプロセスを劇的に効率化できます。Wordの文章をPowerPointスライドに変換する機能は、特に会議資料やプレゼンテーション資料の初稿作成に役立ちます。具体的な手順を把握することで、Copilotの強力な機能を最大限に活用できるようになります。
【要点】Word下書きからPowerPointスライドを生成する手順
- Copilotの起動: PowerPointデスクトップアプリでCopilotを有効にする。
- ドキュメントの選択: PowerPointのCopilot機能でWordファイルを指定する。
- スライド枚数の指定: 生成したいスライド枚数をCopilotに指示する。
- スライド生成: CopilotがWordの内容を基にスライドを自動生成する。
- 内容の確認と編集: 生成されたスライドを確認し、必要に応じて修正する。
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目次
CopilotによるPowerPointスライド生成の仕組み
Copilotは、Microsoft 365 Copilotアドオンを契約し、PowerPointデスクトップアプリで利用できる機能です。Word文書の内容を解析し、その要点を抽出してスライド形式に変換します。この際、Copilotは文書の構造や見出し、箇条書きなどを考慮し、各スライドに適切なタイトルやテキストを割り当てます。生成されるスライド枚数は、ユーザーの指示に基づいて調整可能です。法人契約(Microsoft 365 E3/E5/Business Premium + Copilotアドオン)と個人契約(Copilot Pro)のどちらでも利用できますが、法人契約の方がより高度なセキュリティ機能や管理機能が付帯しています。Copilot for Microsoft 365がインストールされている環境で利用可能です。
Word下書きから10枚スライドを生成する手順
- PowerPointデスクトップアプリを開く
Microsoft 365 Copilotが有効になっているPowerPointのデスクトップアプリを起動します。 - 「Copilot」タブを開く
リボンメニューの「Copilot」タブをクリックします。 - 「Wordからスライドを作成」を選択
Copilotタブ内にある「Wordからスライドを作成」ボタンをクリックします。 - Wordファイルを指定する
ファイル選択ダイアログが表示されるので、スライドの元にしたいWordファイルを選択し、「開く」をクリックします。 - スライド枚数を入力
Copilotのサイドペインに「スライドの枚数を指定してください」というプロンプトが表示されます。ここに「10枚」と入力し、「生成」ボタンをクリックします。 - スライド生成を待つ
CopilotがWordの内容を解析し、10枚のスライドを生成します。処理には数分かかる場合があります。 - 生成されたスライドを確認する
生成が完了すると、PowerPointに10枚のスライドが表示されます。各スライドの内容や構成を確認してください。 - 必要に応じて編集する
生成されたスライドに修正が必要な場合は、PowerPointの通常の編集機能を使ってテキストやレイアウトを調整します。
Copilotでスライド生成する際の注意点と誤操作
Wordファイルの形式や内容による生成品質の違い
Wordファイルの内容が整理されていない場合、Copilotによるスライド生成の品質が低下する可能性があります。見出しや箇条書きが適切に使われていない長文では、要点の抽出が難しくなります。Wordファイルは、事前に見出し構造を整え、箇条書きを効果的に使用しておくことが推奨されます。
生成枚数指定の制限
Copilotで指定できるスライド枚数には上限があります。一般的に、一度に生成できる枚数は20枚程度が目安とされています。10枚という指定は問題なく機能しますが、それ以上の枚数を指定する場合は、複数回に分けて生成するか、Copilotに指示を調整してもらう必要があります。
デザインテンプレートの適用
Copilotは内容をスライド化しますが、デザインテンプレートは自動では適用されません。スライド生成後、「デザイン」タブから好みのテンプレートを選択して適用してください。これにより、統一感のある見栄えの良いプレゼンテーション資料になります。
Webアプリ版PowerPointとの違い
CopilotによるWordからスライドへの変換機能は、現時点ではPowerPointデスクトップアプリでのみ利用可能です。PowerPointのWebアプリ版では、この機能は提供されていません。そのため、必ずデスクトップアプリを利用してください。
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Copilot ProとMicrosoft 365 Copilotの比較
| 項目 | Copilot Pro | Microsoft 365 Copilot |
|---|---|---|
| 利用可能なアプリ | Web版、モバイル版Officeアプリ、Windows Copilot | デスクトップ版Officeアプリ(Word, Excel, PowerPoint, Outlook, Teams) |
| PowerPointでの機能 | Web版OfficeアプリでのCopilot機能(限定的) | デスクトップ版PowerPointでの高度なスライド生成機能 |
| Wordからのスライド生成 | 不可 | 可能 |
| 料金体系 | 個人向け月額課金 | 法人向けアドオン(ライセンス単位) |
| セキュリティ | 標準的なMicrosoft 365のセキュリティ | 法人向けの高いセキュリティ、データ保護 |
Copilot Proは個人ユーザー向けに、Web版のOfficeアプリやWindows CopilotでのCopilot体験を向上させるサービスです。一方、Microsoft 365 Copilotは法人向けで、デスクトップ版Officeアプリと連携し、WordからPowerPointスライドを生成するような、より高度で業務に特化した機能を提供します。Wordからのスライド生成機能は、Microsoft 365 Copilotの機能となります。
まとめ
Copilotを使えば、Wordの長文原稿からPowerPointスライドを自動生成する作業が格段に効率化されます。本記事で解説した手順に従い、PowerPointデスクトップアプリでWordファイルを指定し、スライド枚数を入力することで、10枚のスライドを数分で作成できます。生成されたスライドは、デザインテンプレートの適用や内容の微調整を行うことで、より完成度の高いプレゼンテーション資料に仕上げられます。次回は、Copilotで生成したスライドの内容をさらに改善する方法について解説します。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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