Copilot利用中に「セッションタイムアウト」というメッセージが表示されることがあります。これは、一定時間操作がない場合にセキュリティのためセッションが切断される標準的な挙動です。しかし、頻繁に表示されると作業が中断され、効率が低下する可能性があります。この記事では、Copilotでセッションタイムアウトが発生する原因と、その対処法を解説します。
Copilotは、Webブラウザ上で動作するAIアシスタントです。そのため、ブラウザのセッション管理と連動しています。セッションタイムアウトは、ブラウザの inactivity timeout(非アクティブタイムアウト)機能によって発生します。このタイムアウト時間を変更することで、問題の解決が期待できます。
【要点】Copilotのセッションタイムアウト対処法
- ブラウザの非アクティブタイムアウト設定変更: Webブラウザのセッションタイムアウト時間を延長することで、Copilotのセッション維持時間を延ばします。
- 定期的な操作の実施: Copilot利用中に、適度な間隔で画面をクリックしたり、キーボード入力を行うことでセッションを維持します。
- ブラウザキャッシュとCookieのクリア: ブラウザに蓄積された一時ファイルが原因でセッション管理に問題が生じている場合、クリアすることで改善する可能性があります。
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目次
Copilotのセッションタイムアウトが発生する仕組み
CopilotはMicrosoft 365のサービスと連携して動作します。WebブラウザでCopilotを利用する際、ブラウザはサーバーとの通信状態を維持するためのセッション情報を保持します。このセッションは、セキュリティ上の理由から一定時間操作がないと自動的に切断されます。これが「セッションタイムアウト」です。法人環境では、組織のセキュリティポリシーによってこのタイムアウト時間が設定されている場合もあります。
Copilotのセッションタイムアウトを解消する手順
- ブラウザの非アクティブタイムアウト設定を変更する
これは、お使いのWebブラウザの設定で、セッションが切断されるまでの時間を延長する操作です。ブラウザによって設定方法が異なります。Google Chromeの場合:
- Chromeを開き、右上の縦三点リーダー(︙)をクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「サイトの設定」を選択します。
- 「追加の設定」を展開し、「サイトのパフォーマンス」を選択します。
- 「非アクティブなタブのパフォーマンスを低下させる」の項目で、設定を調整します。ただし、直接的なタイムアウト時間設定項目はないため、この機能が無効になっていることを確認します。
Microsoft Edgeの場合:
- Edgeを開き、右上の横三点リーダー(・・・)をクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「システムおよびパフォーマンス」をクリックします。
- 「非アクティブなタブのパフォーマンスを低下させる」の項目で、設定を調整します。Chromeと同様に、直接的なタイムアウト時間設定項目はないため、この機能が無効になっていることを確認します。
注意:
ブラウザの非アクティブタイムアウト設定は、直接的なセッションタイムアウト時間を制御するものではない場合があります。これは主にタブのパフォーマンスを最適化するための機能です。Copilotのセッションタイムアウトは、Microsoft 365のサービス側の設定に依存する可能性が高いです。
- 定期的な操作を実施する
Copilotを利用中に、意図的に画面をクリックしたり、キーボードで文字を入力したりすることで、ブラウザの非アクティブ状態ではないと判断させます。これにより、セッションが維持されやすくなります。- Copilotでの作業中に、数分に一度、画面上の適当な場所をクリックします。
- または、キーボードで短いテキストを入力します。
- これにより、アクティブなセッションとみなされ、タイムアウトを防ぐことができます。
- ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする
ブラウザに蓄積された古いキャッシュデータやCookieが、セッション管理に影響を与えることがあります。- お使いのWebブラウザを開きます。
- 設定メニューから「プライバシーとセキュリティ」または「閲覧データのクリア」のような項目を探します。
- 「キャッシュされた画像とファイル」および「Cookieと他のサイトデータ」を選択し、クリアを実行します。
- ブラウザを再起動し、Copilotに再度アクセスして動作を確認します。
Copilotのセッションタイムアウトに関する注意点
法人環境での設定制限
Microsoft 365の法人契約では、組織のIT管理者がセキュリティポリシーとしてセッションタイムアウトの時間を設定している場合があります。この場合、個々のユーザーがブラウザの設定を変更しても、組織のポリシーが優先されるため、タイムアウトを防ぐことができないことがあります。このような場合は、IT管理者にご相談ください。
デスクトップアプリとWebアプリの違い
Copilotは主にWebブラウザ経由で利用されますが、Teamsなどのデスクトップアプリケーションに統合されている場合もあります。デスクトップアプリケーションの場合、セッションタイムアウトの挙動は、そのアプリケーション自体のセッション管理に依存します。Webブラウザ版Copilotとは異なる場合があります。
頻繁なタイムアウトの根本原因
上記の手順を試してもセッションタイムアウトが頻繁に発生する場合、ネットワーク環境の問題や、Microsoft 365テナント側の設定に問題がある可能性も考えられます。その際は、IT管理者に相談するか、Microsoftのサポートに問い合わせることを検討してください。
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Webブラウザ版Copilotとデスクトップアプリ版Copilotの比較
| 項目 | Webブラウザ版Copilot | デスクトップアプリ版Copilot (例: Teams内) |
|---|---|---|
| セッション管理 | ブラウザのセッション情報とMicrosoft 365のサービス設定に依存 | 利用するデスクトップアプリケーションのセッション管理に依存 |
| タイムアウト設定 | ブラウザ設定や組織ポリシーの影響を受ける | アプリケーション固有の設定やOSの設定の影響を受ける |
| 操作性 | ブラウザのタブで開くため、手軽にアクセス可能 | アプリケーション内で利用するため、他の機能との連携がスムーズ |
| カスタマイズ性 | ブラウザ拡張機能などで一部カスタマイズ可能 | アプリケーションの機能に依存 |
Webブラウザ版Copilotは、ブラウザの設定や組織のポリシーによってセッションタイムアウト時間が影響を受けやすい傾向があります。一方、デスクトップアプリ版Copilotは、そのアプリケーションのセッション管理に準拠します。どちらの環境でも、定期的な操作がセッション維持に有効です。
Copilotでの「セッションタイムアウト」メッセージの表示は、ブラウザの非アクティブタイムアウト設定の確認や、定期的な操作の実施によって改善が見込めます。法人環境ではIT管理者の設定も影響するため、必要に応じて相談することも重要です。今後は、Copilot利用中に意識的に画面操作を行うことで、作業の中断を防ぎましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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