パソコンを起動すると、Edgeが自動的にバックグラウンドで起動してしまう現象に悩んでいませんか。これは「Edge起動ブースト」という機能が原因です。この機能はEdgeの起動を高速化する反面、システムリソースを消費します。本記事では、このブースト機能を完全に停止する手順を詳しく解説します。
【要点】Edge起動ブーストを完全に無効にする方法
- Edge設定の「システムとパフォーマンス」: Edge起動ブーストのオン/オフを切り替えます。
- Windowsのスタートアップアプリ: Edgeのスタートアップ登録を解除します。
- レジストリ編集: より確実に無効化したい場合に使用します。
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Edge起動ブーストが常駐する仕組みと原因
Edge起動ブーストは、Windowsのスタートアップと連携して動作する機能です。この機能が有効だと、Edgeを閉じてもバックグラウンドプロセスが残り、次回起動を高速化します。しかし、タスクトレイに常駐アイコンが表示され、メモリやCPUを消費し続けるため、気になる方も多いでしょう。また、Windowsのスタートアップアプリとして登録されているため、OS起動時に自動的にEdgeのバックグラウンドプロセスが開始されます。これが「常駐」の主な原因です。
この機能を無効にすると、Edgeの起動が若干遅くなる可能性がありますが、システムリソースを節約できます。特に、メモリが少ないPCやバッテリー駆動時間を重視する場合には有効です。以下の手順で確実に停止しましょう。
Edge起動ブーストを完全停止する手順
手順1: Edgeの設定からブーストを無効にする
- Edgeを起動する
タスクバーやデスクトップのアイコンから開きます。 - 設定メニューを開く
右上の「…」ボタンをクリックし、「設定」を選びます。 - 「システムとパフォーマンス」を開く
左側のメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックします。 - 「スタートアップブースト」をオフにする
「Microsoft Edgeの起動を高速化するために、ブラウザーを閉じてもバックグラウンドで実行し続ける」のスイッチをオフにします。 - Edgeを再起動する
設定を反映させるために、Edgeを一度閉じて開き直します。
これで、Edgeのバックグラウンド常駐は停止します。ただし、Windows起動時にEdgeのプロセスが自動実行されるのを防ぐには、次の手順も行ってください。
手順2: Windowsのスタートアップアプリから削除する
- タスクマネージャーを開く
タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。またはCtrl+Shift+Escキーを押します。 - 「スタートアップ」タブを開く
上のタブから「スタートアップ」をクリックします。 - 「Microsoft Edge」を選択する
一覧から「Microsoft Edge」を見つけます。 - 「無効」をクリックする
エントリを右クリックするか、下部の「無効」ボタンを押します。
これで、Windows起動時にEdgeが自動的に起動しなくなります。ただし、ブースト機能自体が完全にオフになるわけではないため、手順1と組み合わせて行ってください。
手順3: レジストリ編集でより確実に無効化する(上級者向け)
設定やスタートアップ削除だけでは再び有効になる場合があります。レジストリを編集して強制的に無効化する方法です。レジストリ編集は慎重に行う必要があります。必ずバックアップを取ってから作業してください。
- レジストリエディタを開く
キーボードのWindowsキー+Rキーを押し、「regedit」と入力してEnterキーを押します。「はい」をクリックします。 - バックアップを取る
メニューバーの「ファイル」→「エクスポート」を選び、全てのファイルを保存します。 - キーに移動する
次のパスをアドレスバーに貼り付けます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Microsoft Edge\Main - DWORD値を作成する
右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選び、「StartupBoostEnabled」という名前を付けます。 - 値を0に設定する
作成したDWORDをダブルクリックし、値のデータを0にします。基数は16進数のままにします。 - PCを再起動する
変更を有効にするために、パソコンを再起動します。
注意:上記のキーが存在しない場合は、フォルダを手動で作成してください。また、グループポリシーで管理されている環境では、この設定が上書きされることがあります。
ブースト停止後に気をつけるべきポイント
Edgeの起動速度が遅くなる
ブーストを無効にすると、Edgeの起動時にバックグラウンドプロセスがないため、起動に数秒余計にかかることがあります。特にHDDを使用している場合は顕著です。ただし、SSDではほとんど体感差がありません。
Windows UpdateやEdgeの更新で設定が戻る場合がある
大型アップデートの後、ブースト設定が再度有効になることが報告されています。その場合は、手順1や手順2を再度確認してください。レジストリによる設定は比較的安定しています。
グループポリシーで強制される環境
職場や学校のPCでグループポリシーによりブーストが強制有効化されている場合、上記の手順では変更できないことがあります。その際は、管理者に問い合わせてください。
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Edge起動ブースト有効時と無効時の比較
| 項目 | 有効時 | 無効時 |
|---|---|---|
| Edgeの起動速度 | 高速(バックグラウンドからの復帰) | 通常(新規起動) |
| メモリ消費 | 常時数100MB程度消費 | Edge起動時のみ消費 |
| CPU負荷 | バックグラウンドで軽度の負荷 | アイドル時はゼロ |
| バッテリー消費 | 若干増加 | 節約効果あり |
| 操作性 | タスクトレイに常駐アイコン | アイコンなし |
まとめ
Edge起動ブーストを完全に停止するには、Edgeの設定とWindowsのスタートアップアプリの両方を無効にする必要があります。手順1と手順2をセットで行えば、ほとんどの環境で常駐を防げます。さらに確実にしたい場合は、レジストリ編集も検討しましょう。システムリソースを節約したい場合や、プライバシーを重視する方にとって有用な設定です。操作後はEdgeの起動が少し遅くなりますが、快適さとトレードオフだと考えてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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