Microsoft Edgeでは、Googleが主導するManifest V3という新しい拡張機能規格への移行が進んでいます。この移行により、古いManifest V2ベースの拡張機能の一部は動作しなくなる可能性があります。現在使用中のアドオンが影響を受けるかどうか、事前に確認したい方も多いでしょう。本記事では、Edgeの拡張機能管理画面から失効するアドオンを一覧で確認する手順を解説します。この手順を実行すれば、影響を受ける拡張機能を把握し、代替アドオンへの切り替えがスムーズになります。
【要点】Edge拡張機能のManifest V3移行で失効するアドオンを確認する手順
- 拡張機能管理画面の確認: edge://extensions から各拡張機能の詳細を開き、Manifestバージョンを確認します。
- アドオンストアのフィルタリング: Edgeアドオンストアで「Manifest V3対応」のフィルターを使用して対応済み拡張機能を一覧表示できます。
- 開発者モードの活用: 拡張機能のIDを直接確認する方法もありますが、管理画面の情報で十分です。
ADVERTISEMENT
目次
Edge拡張機能のManifest V3移行とは
Manifest V3は、Googleが中心となって策定した拡張機能の新しいAPI規格です。主な目的はセキュリティの向上とプライバシー保護の強化です。具体的には、リモートコードの実行制限やネットワークリクエストの変更方法の見直しなどが含まれます。
Microsoft EdgeもこのManifest V3に対応しており、旧規格のManifest V2から段階的に移行しています。2024年から2025年にかけて、MicrosoftはEdgeでManifest V2拡張機能のサポートを段階的に終了する計画を発表しています。そのため、現在V2で動作しているアドオンの一部は、将来使用できなくなる可能性があります。
拡張機能の開発者は、Manifest V3対応のアドオンを新たに公開するか、既存のV2アドオンをV3にアップデートする必要があります。ユーザー側としては、自分が利用しているアドオンがV3に対応しているかどうかを事前に確認し、必要に応じて代替のアドオンを探す準備をしておくことが重要です。
失効するアドオンを確認する手順
失効するアドオンを確認する方法は主に2つあります。1つ目はEdgeの拡張機能管理画面から個別に確認する方法、2つ目はEdgeアドオンストアで一覧確認する方法です。それぞれの手順を順に説明します。
拡張機能管理画面から個別に確認する手順
- Edgeの拡張機能管理画面を開く
アドレスバーに「edge://extensions」と入力してEnterキーを押します。 - 各拡張機能の詳細を表示する
一覧の中から確認したい拡張機能を見つけ、「詳細」ボタンをクリックします。 - Manifestバージョンを確認する
詳細画面の「バージョン」フィールドの下に「Manifest V2」または「Manifest V3」と表示されます。V2と表示された拡張機能は将来的に失効する可能性があります。 - すべての拡張機能をチェックする
同様の操作をインストール済みのすべての拡張機能に対して行い、V2のものがないか確認します。
Edgeアドオンストアで一覧確認する手順
- Edgeアドオンストアを開く
Edgeブラウザで「edge://addons」にアクセスするか、メニューから「拡張機能」→「拡張機能を開く」を選択します。 - 検索フィルターを利用する
ストア画面の左側にあるフィルターパネルで「詳細フィルター」を展開します。「Manifest V3対応」のチェックボックスをオンにすると、対応済みの拡張機能のみが表示されます。 - 非対応の拡張機能を特定する
逆にチェックを外すと、V2のままの拡張機能が表示される場合があります。ただし、このフィルターはすべての拡張機能に正確に適用されるとは限りません。最終的には個別の詳細画面で確認することをお勧めします。
確認時の注意点
拡張機能の同期に注意
Edgeの同期機能を有効にしている場合、複数のデバイスで同じ拡張機能がインストールされています。片方のデバイスで確認した結果は他のデバイスにも適用されますが、各デバイスで個別に確認することを推奨します。特にMicrosoftアカウントで同期している場合、デバイスごとにEdgeのバージョンが異なることがあるためです。
Microsoftのサポート終了スケジュールを把握する
MicrosoftはManifest V2のサポート終了を段階的に行う予定です。最新のスケジュールはMicrosoftの公式ブログやEdgeのリリースノートで確認できます。サポート終了後はV2拡張機能が自動的に無効化されるか、インストールできなくなる可能性があります。
V2拡張機能が直ちに使えなくなるわけではない
執筆時点(2025年現在)では、Manifest V2拡張機能は引き続き使用可能です。ただし、将来のアップデートで動作しなくなるリスクがあるため、早めの対応が推奨されます。
ADVERTISEMENT
EdgeとChromeのManifest V3対応状況の比較
| 項目 | Microsoft Edge | Google Chrome |
|---|---|---|
| Manifest V3への移行開始時期 | 2023年 | 2022年 |
| Manifest V2サポート終了予定時期 | 2025年中(段階的) | 2024年6月(Chrome115以降段階的) |
| V2拡張機能の強制無効化 | 未定(情報公開待ち) | 2024年6月のStable版から実験的に開始、2025年完全廃止 |
| V3対応拡張機能のストア掲載 | 2023年から新規受け付け | 2022年から新規受け付け、2023年からV2更新停止 |
| ユーザーが確認できる情報 | 管理画面、ストアフィルター | 管理画面、ストアフィルター |
まとめ
本記事では、EdgeにおけるManifest V3移行に伴い失効するアドオンを確認する手順を解説しました。拡張機能管理画面で個別のManifestバージョンを確認する方法と、アドオンストアのフィルターを使う方法の2つを紹介しています。これらの手順を定期的に実行することで、突然の拡張機能停止に備えることができます。また、EdgeとChromeの対応状況の違いを理解しておくと、クロスブラウザで拡張機能を管理する際に役立ちます。今後もMicrosoftの公式発表をこまめにチェックし、必要な拡張機能を更新することをお勧めします。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Windows・PCの人気記事ランキング
- 【Edge】起動時や新しいタブを「Google」にする設定!ニュースを消してシンプルにする方法
- 【直し方】F7でカタカナにならない!ファンクションキーが効かず音量などが変わる時のFnロック解除法
- 【Windows】標準アプリのショートカットアイコンが白い紙になった時の情報の更新
- 【Windows】「ゲーミングサービス」がインストールできない!Xboxアプリとの無限ループを脱出する修復コマンド
- 【Windows】デスクトップのアイコンが「白い紙」になった!アイコンキャッシュを削除して元に戻すコマンド
- 【Windows】パスワードなしで起動!PIN入力を省略して自動ログイン(サインイン)させる設定手順
- 【Windows】サブモニターが映らない!HDMIを挿しても「信号なし」になる時の認識・設定手順
- 【PC周辺】2台のモニターで壁紙を「別々」にする方法!Windows11での配置と調整
- 【Windows】音が出ない!スピーカーに×が付く・ミュート解除しても無音になる時の直し方5選
- 【Windows】デスクトップアイコンの「緑のチェック」は何?OneDriveの同期マークを非表示にする方法
