【Edge】「このページは表示できません」が出る時のIPv6無効化手順

【Edge】「このページは表示できません」が出る時のIPv6無効化手順
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EdgeでWebページを閲覧しようとした際、「このページは表示できません」というエラーに遭遇し、業務が滞ってしまうことはありませんか。

この問題は、ネットワーク設定、特にIPv6プロトコルが原因で発生している可能性があります。

この記事では、IPv6を無効化することでEdgeのページ表示問題を解決する具体的な手順を解説します。

ネットワーク接続の安定化を図り、スムーズなWebブラウジング環境を取り戻しましょう。

【要点】Edgeのページ表示エラーをIPv6無効化で解決する方法

  • ネットワークアダプター設定の変更: IPv6プロトコルを無効にして接続障害を回避できます。
  • EdgeのDNS設定確認: DNS over HTTPSの設定がIPv6無効化と競合しないか確認できます。
  • Windowsのネットワークキャッシュリセット: 古い接続情報をクリアして安定した通信を確立できます。

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Edgeで「このページは表示できません」が表示されるIPv6関連の仕組み

Edgeで「このページは表示できません」というエラーメッセージが表示される場合、それはEdgeが指定されたWebサーバーに到達できないことを意味します。この問題は、サーバー側の障害やURLの入力ミスなど、様々な原因で発生しますが、ネットワーク設定、特にIPv6プロトコルが関与しているケースも少なくありません。

Windowsオペレーティングシステムは、デフォルトでIPv6を優先して名前解決を試みるように設計されています。しかし、一部のネットワーク環境や古いルーター、または特定のプロバイダーでは、IPv6が完全にサポートされていない場合や、その設定が不完全な場合があります。このような状況下でIPv6を優先して接続を試みると、名前解決に時間がかかったり、接続がタイムアウトしたりして、結果的にWebページの表示エラーを引き起こします。

特に企業ネットワークでは、古いインフラストラクチャが残っていたり、厳格なファイアウォール設定によってIPv6通信が阻害されたりするケースがあります。IPv6を一時的に無効化することで、システムにIPv4での接続を強制させ、これらの接続問題を回避できる場合があります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Edgeのページ表示エラーを解決するIPv6無効化の具体的な手順

Edgeで発生する「このページは表示できません」エラーを解決するため、ネットワークアダプターのIPv6設定を無効化します。以下の手順で操作を進めてください。

  1. ネットワークとインターネット設定を開く
    Windowsのスタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「ネットワークとインターネット」を選択します。
  2. アダプターのオプションを変更する
    開いた設定画面で、「ネットワークの詳細設定」をクリックします。次に表示される画面で、「アダプターのオプションを変更する」を選択してください。Windows 10をご利用の場合は、「ネットワークと共有センター」を開き、左側のメニューから「アダプターの設定の変更」をクリックします。
  3. 対象のネットワークアダプターのプロパティを開く
    現在インターネットに接続するために使用しているネットワークアダプター(イーサネットまたはWi-Fi)のアイコンを見つけ、右クリックします。表示されるコンテキストメニューから「プロパティ」を選択してください。
  4. IPv6を無効化する
    ネットワークアダプターのプロパティウィンドウが開いたら、項目リストの中から「インターネットプロトコルバージョン6 (TCP/IPv6)」を探します。この項目の左側にあるチェックボックスをオフにして、IPv6を無効化します。設定変更を適用するために「OK」ボタンをクリックしてください。
  5. PCを再起動する
    ネットワーク設定の変更をシステム全体に確実に適用するため、PCを再起動します。再起動後、Edgeを起動して問題のWebページが表示されるか確認してください。

DNSキャッシュをクリアする手順

IPv6を無効化した後も問題が解決しない場合、古いDNSキャッシュが残っていることが原因かもしれません。以下の手順でDNSキャッシュをクリアし、Edgeの接続を改善させます。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    Windowsのスタートボタンを右クリックし、表示されるメニューから「ターミナル (管理者)」または「Windows PowerShell (管理者)」を選択します。Windows 10の場合は「コマンドプロンプト (管理者)」を選択してください。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックして許可します。
  2. DNSキャッシュをクリアするコマンドを実行する
    開いたコマンドプロンプトのウィンドウに「ipconfig /flushdns」と正確に入力し、Enterキーを押します。コマンドが正常に実行されると「DNS リゾルバー キャッシュが正常にフラッシュされました。」というメッセージが表示されます。これでDNSキャッシュがクリアされました。

IPv6無効化後に発生しやすい問題と追加の対処法

IPv6を無効化することでEdgeのページ表示問題が解決する場合がありますが、その後に別の問題が発生することもあります。ここでは、IPv6無効化後に発生しやすい問題とその対処法を解説します。

IPv6無効化後に一部のWebサイトが表示できない

原因: IPv6にしか対応していないサービスやWebサイトが存在する可能性があります。また、企業ネットワーク内でIPv6が必須の内部システムがある場合も考えられます。特定のVPNサービスやクラウドサービスでは、IPv6を必須としている場合があるため、利用中のサービス要件を確認することが重要です。

対処法:

  1. IPv6の一時的な再有効化: 問題のWebサイトを閲覧する際にのみ、上記の手順でIPv6を一時的に有効に戻してみてください。
  2. サイト管理者への問い合わせ: 特定の重要なサイトが表示できない場合は、サイトの管理者やサービスプロバイダーに問い合わせ、IPv6への対応状況を確認してください。
  3. 別のブラウザでの確認: 他のブラウザ(Chromeなど)で同じWebサイトが表示できるか確認し、Edge固有の問題かシステム全体の問題かを切り分けます。

EdgeのDNS over HTTPS設定が競合する

原因: Edgeには「DNS over HTTPS (DoH)」という機能があり、システムのDNS設定とは独立して動作します。そのため、システムレベルでIPv6を無効にしても、EdgeがIPv6対応のDoHサーバーを介して名前解決を試み、競合が発生する可能性があります。

対処法:

  1. Edgeのセキュリティ設定を開く: Edgeのアドレスバーに「edge://settings/privacy」と入力し、Enterキーを押します。
  2. DNS over HTTPSの設定を確認する: 「セキュリティ」セクションまでスクロールし、「DNS の使用にセキュリティで保護されたネットワークを使用します」の設定を確認してください。
  3. 設定の変更: この設定をオフにするか、「サービスプロバイダーの選択」でIPv4優先のDNSサーバー(例:Google Public DNSのIPv4アドレス「8.8.8.8」や「8.8.4.4」)を明示的に指定することで、競合を回避できます。

別のネットワーク接続問題が原因の場合

原因: IPv6設定以外の要因でネットワーク接続に問題が生じている可能性も考えられます。例えば、ルーターのファームウェアの不具合、プロキシサーバーの誤設定、またはセキュリティソフトウェアが通信をブロックしているケースです。

対処法:

  1. ルーターの再起動: ルーターの電源を一度切り、数分後に再度投入して再起動します。これにより、ルーターの一時的な不具合が解消されることがあります。
  2. Edgeのプロキシ設定確認: Edgeの設定画面で「edge://settings/system」と入力し、Enterキーを押します。「システムとパフォーマンス」セクションの「コンピューターのプロキシ設定を開く」から設定を確認します。意図しないプロキシ設定があれば解除してください。
  3. セキュリティソフトウェアの一時無効化: 使用中のウイルス対策ソフトやファイアウォールがEdgeの通信をブロックしている可能性も考えられます。これらのソフトウェアを一時的に無効にし、Edgeの接続が改善するか確認します。改善する場合は、ソフトウェアの設定でEdgeの通信を許可するよう変更してください。

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IPv4とIPv6による接続方式の違い

インターネットプロトコルにはIPv4とIPv6の二つの主要なバージョンがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。Edgeの接続問題の背景を理解するために、両者の違いを比較します。

項目 IPv4 IPv6
アドレス形式 32ビットの数字で構成される 128ビットの英数字で構成される
アドレス数 約43億個のアドレス数 ほぼ無限のアドレス数を持つ
セキュリティ IPSecはオプション機能 IPSecが標準装備されている
速度 NAT変換が必要な場合がある NAT変換が不要で効率的
互換性 現在のインターネットの主流プロトコル 徐々に普及が進んでいる次世代プロトコル

まとめ

この記事で解説した手順により、Edgeで発生する「このページは表示できません」エラーをIPv6無効化で解決できるようになったことでしょう。

ネットワークアダプター設定の変更とDNSキャッシュのクリアを通じて、安定したWebページ表示が可能になります。

もし問題が再発した場合は、EdgeのDNS over HTTPS設定を確認したり、ルーターの再起動を試したりすることが有効です。

今後のインターネット環境の変化に対応するため、IPv6への理解を深めることも重要です。

これらの知識を活用し、快適なブラウジング環境を維持してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。