PDF資料に手書きで修正指示やコメントを書き込みたいけれど、専用の編集ソフトがないとお困りの方も多いでしょう。
実は、普段お使いのEdgeブラウザに搭載されている「描画」ツールを使えば、PDFに直接手書きで文字や線を書き込めます。
この記事では、EdgeブラウザでPDFに手書きの赤入れをする方法から、書き込んだ内容を消しゴムで消す手順まで、詳しく解説します。
簡単なPDFの修正作業をEdgeブラウザで完結させる方法を身につけ、作業効率を高めましょう。
【要点】EdgeブラウザでPDFに手書きコメントを入れる基本操作
- 描画ツールの選択: PDFに直接文字や線を書き込めます。
- ペンの設定変更: ペンの色や太さを自由に変更できます。
- 消しゴムツールの使用: 書き込んだ内容を簡単に消去できます。
- 変更の保存: 書き込んだ内容をPDFファイルに反映し保存できます。
ADVERTISEMENT
目次
EdgeブラウザのPDF描画機能の概要
Edgeブラウザは、ウェブサイトの閲覧だけでなく、PDFファイルを標準で開いて閲覧できる機能を持っています。さらに、このPDF閲覧機能には、文書に直接手書きで注釈や修正指示、いわゆる赤入れを書き込める「描画」ツールが搭載されています。
特別なPDF編集ソフトウェアを別途インストールする必要がなく、Edgeブラウザだけで手軽にPDFに書き込みや修正を行える点が大きな特徴です。マウスやタッチペンを使って、まるで紙の書類にペンで書き込むような感覚で作業を進められます。
この描画機能は、資料のレビューや簡単なフィードバック、アイデアのメモなど、さまざまな場面で活用できます。ペンの色や太さも変更できるため、内容に応じて書き分けも可能です。
描画ツールの仕組み
Edgeの描画ツールは、PDFファイルの表示層の上に、透明なレイヤーで手書きの線を重ねて表示する仕組みです。このため、元のPDFテキストデータに影響を与えることなく、自由に書き込みが行えます。
書き込んだ内容は、PDFを保存する際にファイル内に統合されます。これにより、他の閲覧者もEdgeやAcrobat ReaderなどのPDFビューアで、手書きの注釈を含んだ状態でファイルを開けるようになります。
この機能は、共同作業でのフィードバックや、個人的な学習メモなど、幅広い用途で利用できます。
EdgeでPDFに手書きの赤入れをする手順
Edgeブラウザを使ってPDFファイルに手書きで赤入れをする具体的な手順を解説します。ペンの色や太さの変更方法も合わせて確認しましょう。
- PDFファイルをEdgeで開く
赤入れをしたい.pdfファイルを右クリックします。「プログラムから開く」を選択し、「Microsoft Edge」を選んでファイルを開きます。 - 描画ツールを選択する
EdgeブラウザでPDFが開いたら、画面上部にあるツールバーを確認します。ツールバーにあるペンのアイコン「描画」をクリックして、描画モードを有効にします。 - ペンの色と太さを変更する
描画ツールを有効にすると、ペンのアイコンの横に色と太さの選択肢が表示されます。現在のペンの色をクリックするとカラーパレットが開き、好きな色を選べます。その隣の太さのアイコンをクリックすると、スライダーでペンの太さを調整できます。赤入れには、目立つ赤色を選ぶのが一般的です。 - PDFに書き込む
設定が完了したら、マウスやタッチペンを使ってPDFの任意の場所に直接書き込みます。文字を書いたり、線を引いたり、図形を描いたりできます。 - 変更を保存する
書き込みが終わったら、画面上部のツールバーにある「保存」アイコン、または「名前を付けて保存」アイコンをクリックして変更を保存します。既存のファイルに上書き保存するか、新しいファイルとして保存するかを選択できます。
Edgeで手書きの線を消しゴムで消す手順
EdgeブラウザでPDFに書き込んだ手書きの線や文字を、消しゴムツールを使って消去する方法を説明します。誤って書き込んだ場合や、修正内容を変更したい場合に活用できます。
- PDFファイルをEdgeで開く
消去したい書き込みが含まれる.pdfファイルをEdgeブラウザで開きます。 - 消しゴムツールを選択する
画面上部のツールバーにある「消しゴム」アイコンをクリックします。これにより、消しゴムモードが有効になります。 - 書き込みを消去する
消しゴムツールを有効にしたら、消したい手書きの部分にマウスカーソルを合わせ、クリックまたはドラッグします。マウスカーソルが消しゴムの形に変わります。消したい線や文字をなぞるように操作すると、その部分が消去されます。 - 変更を保存する
消去作業が完了したら、画面上部のツールバーにある「保存」アイコン、または「名前を付けて保存」アイコンをクリックして変更を保存します。これにより、消去された状態がPDFファイルに反映されます。
ADVERTISEMENT
PDF描画機能を使う上での注意点とよくある誤操作
EdgeブラウザのPDF描画機能は便利ですが、使用する上でいくつかの注意点があります。ここでは、よくある誤操作や、想定外の事態に直面した場合の対処法を解説します。
手書きの内容が保存されない場合
PDFに書き込んだ内容が保存されないという問題は、主に保存操作の忘れや、ファイルのアクセス権限不足が原因で発生します。
- 保存操作の確認
PDFに書き込んだ後、必ずツールバーの「保存」ボタンをクリックしてください。上書き保存したくない場合は「名前を付けて保存」を選び、別のファイル名で保存します。保存操作を忘れると、Edgeを閉じると書き込み内容は失われます。 - ファイルのアクセス権限
読み取り専用のPDFファイルや、ネットワークドライブ上のファイルなど、書き込み権限がない場所にあるファイルは上書き保存できません。その場合は「名前を付けて保存」で、デスクトップなど書き込み可能な場所に保存し直してください。
テキストの選択やコピーができなくなる場合
描画ツールが有効な状態では、PDF内のテキストを選択したりコピーしたりすることはできません。これは、描画モードが優先されるためです。
- 描画モードの解除
テキストを選択したい場合は、ツールバーの「描画」アイコンを再度クリックして描画モードを解除します。または、隣にある「選択」ツールをクリックして、テキスト選択モードに切り替えてください。
描画ツールが見つからない場合
EdgeブラウザのPDFツールバーに「描画」ツールが表示されない場合があります。これはEdgeのバージョンが古い、または一時的な表示の問題である可能性があります。
- Edgeブラウザの更新
Edgeブラウザを最新バージョンに更新してください。設定メニューから「Microsoft Edgeについて」を選択すると、自動的に更新がチェックされます。 - ブラウザの再起動
一時的な表示の問題であれば、Edgeブラウザを一度完全に閉じてから再度開くと、ツールバーが正しく表示されることがあります。
元に戻す・やり直す操作の活用
誤って書き込んだり消したりした場合でも、Edgeブラウザには「元に戻す」と「やり直す」機能があります。これらの機能を活用して、作業中のミスを簡単に修正できます。
- 元に戻す
ツールバーにある左向きの矢印アイコン「元に戻す」をクリックすると、直前の操作を取り消せます。 - やり直す
右向きの矢印アイコン「やり直す」をクリックすると、「元に戻す」で取り消した操作を再度実行できます。
EdgeとAcrobat Readerの描画機能比較
EdgeブラウザとAcrobat ReaderはどちらもPDFに書き込みができますが、機能には違いがあります。それぞれの特徴を理解し、用途に応じて使い分けましょう。
| 項目 | Edgeブラウザ | Acrobat Reader |
|---|---|---|
| 提供形式 | Windows標準搭載、ウェブブラウザ | 独立したPDF閲覧・注釈ソフトウェア |
| 主な用途 | 手軽な閲覧、簡単な手書き注釈、赤入れ | 高度な閲覧、多様な注釈、フォーム入力 |
| 描画機能 | ペン(色・太さ調整)、蛍光ペン、消しゴム | ペン(色・太さ・不透明度調整)、蛍光ペン、図形、スタンプ、テキストボックス、付箋 |
| 消しゴム機能 | 手書き線のみ消去 | 手書き線、図形、スタンプなど注釈全般を消去 |
| テキスト編集 | 不可 | 注釈としてテキストボックス追加は可能。有料版で本文編集可能 |
| 保存形式 | PDFファイルに上書きまたは名前を付けて保存 | PDFファイルに上書きまたは名前を付けて保存 |
| 追加機能 | 読み上げ、ウェブキャプチャ | PDFの結合・分割、パスワード設定(有料版) |
まとめ
この記事では、Edgeブラウザの「描画」ツールを使ってPDFファイルに手書きで赤入れをする方法と、消しゴムで書き込みを消す手順を詳しく解説しました。
Edgeブラウザに標準搭載されたこの機能を使えば、特別なソフトウェアなしでPDFに直接コメントや修正指示を書き込めます。
ペンの色や太さの変更、消しゴムでの修正、そして最終的な保存までの一連の操作を習得できたはずです。
今後は、簡単なPDFの修正やレビュー作業をEdgeブラウザで効率的に完結させ、作業時間を短縮できるでしょう。
ぜひ、今日からEdgeの描画ツールをPDF作業に活用してみてください。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Office・仕事術の人気記事ランキング
- 【Outlook】宛先が「オートコンプリート」に出ない・間違っている時の修正手順|履歴の削除と再構築
- 【Outlook】メールの受信が数分遅れる!リアルタイムで届かない時の同期設定と送受信グループ設定
- 【Outlook】「メール送信を5分遅らせる」設定!誤送信を防ぐ最強のディレイ機能
- 【神技】保存せずに閉じたExcel・Wordファイルを復元する!消えたデータを復活させる4つの救出法
- 【Teams】会議の「参加者リスト」を出席後にダウンロードする!誰が参加したか確認する手順
- 【Outlook】メール本文が「文字化け」して読めない!エンコード設定の変更と修復手順
- 【Outlook】添付ファイルが「Winmail.dat」に化ける!受信側が困らない送信設定
- 【Excel】矢印キーで「セルが動かず画面がスクロールする」!ScrollLockの解除方法(ノートPC対応)
- 【Outlook】予定表の「祝日」が表示されない!最新カレンダーの追加と二重表示の修正手順
- 【Teams】チャットの「改行」をEnterキーで行う設定!間違えて誤送信してしまうのを防ぐ方法
