【Edge】印刷プレビューで余白が自動追加される時の実寸印刷設定

【Edge】印刷プレビューで余白が自動追加される時の実寸印刷設定
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Microsoft EdgeでWebページやPDFを印刷する際、意図しない余白が追加されてしまい、困った経験はありませんか。これはEdgeの印刷設定やプリンタードライバーの自動調整機能が原因で起こることがあります。

業務資料や図面など、正確なレイアウトでの印刷が求められる場面では、この自動余白は大きな問題です。

この記事では、印刷プレビューで余白が自動追加される問題を解決し、実寸で正確に印刷するための設定方法を詳しく解説します。

【要点】Edgeで余白なしの実寸印刷を実現する設定

  • 印刷設定の調整: Edgeの印刷ダイアログで余白設定を「なし」にすることで、WebページやPDFの余白を制御できます。
  • PDFビューアの確認: PDFを印刷する際にEdge内蔵PDFビューアの「実際のサイズ」オプションを使うことで、原寸での印刷が可能です。
  • システム印刷ダイアログの活用: Windowsのシステム印刷ダイアログからプリンタードライバーの詳細設定を利用し、フチなし印刷など高度な余白制御を実行できます。

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Edgeの印刷プレビューで余白が自動追加される原因

Edgeの印刷プレビューで意図しない余白が追加される現象は、複数の要因が絡み合って発生します。主な原因を理解することで、適切な対処法を選べるようになります。

ブラウザのデフォルト余白設定

Edgeは標準で「既定」の余白設定を持っています。この設定は、Webページの内容やプリンターが物理的に印刷できる最小余白に合わせて自動的に調整されるため、ユーザーの意図しない余白が生まれることがあります。

Edge内蔵PDFビューアの挙動

Edgeに内蔵されているPDFビューアは、PDFの用紙サイズと実際に印刷する用紙サイズが異なる場合に、ページ全体をフィットさせるために余白を追加することがあります。これにより、原寸での印刷が妨げられます。

プリンタードライバーによる自動調整

多くのプリンタードライバーには、用紙に合わせて自動的に縮小や拡大を行う機能が搭載されています。また、「フチなし印刷」設定がない場合や、設定が有効になっていない場合にも、自動的に最小余白が確保されてしまいます。

Webページのスタイル指定

稀なケースですが、印刷対象のWebページ自体がCSSというスタイルシート言語で印刷時の余白を強制的に指定している場合があります。この場合、Edgeの設定を変更しても余白が残ることがあります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Edgeで実寸印刷を行うための詳細設定手順

Edgeで印刷プレビューに余白が自動追加される問題を解決し、実寸で正確に印刷するためには、以下の手順で設定を調整します。

Edgeの印刷設定で余白を「なし」にする手順

  1. 印刷したいページを開く
    印刷したいWebページやPDFファイルをEdgeで開きます。
  2. 印刷ダイアログを表示する
    キーボードのCtrlキーとPキーを同時に押すか、Edgeの右上にある「設定など」メニューをクリックし、「印刷」を選択します。
  3. その他の設定を展開する
    表示された印刷プレビュー画面で、「その他の設定」をクリックして詳細オプションを展開します。
  4. 余白設定を変更する
    「余白」のドロップダウンメニューをクリックし、「なし」を選択します。
  5. 拡大/縮小設定を確認する
    「拡大/縮小」が「用紙に合わせる」以外の設定になっていることを確認します。もし「用紙に合わせる」になっている場合は、「カスタム」を選択し、入力ボックスに「100」と入力して100%に設定します。
  6. 印刷を実行する
    設定が完了したら、「印刷」ボタンをクリックして印刷を実行します。

PDF印刷時に「実際のサイズ」を選択する手順

EdgeでPDFファイルを印刷する際には、専用の拡大/縮小オプションが用意されています。

  1. PDFファイルを開く
    Edgeで印刷したいPDFファイルを開きます。
  2. 印刷ダイアログを表示する
    キーボードのCtrlキーとPキーを同時に押すか、Edgeの右上にある「設定など」メニューをクリックし、「印刷」を選択します。
  3. 拡大/縮小設定を変更する
    印刷プレビュー画面で「拡大/縮小」のドロップダウンメニューをクリックし、「実際のサイズ」または「実寸」を選択します。
  4. 余白設定を確認する
    「余白」が「なし」になっていることを確認します。
  5. 印刷を実行する
    設定が完了したら、「印刷」ボタンをクリックして印刷を実行します。

補足: EdgeのPDFビューアは、PDFの内容によっては「実際のサイズ」が選択できない場合があります。その際は次のシステム印刷ダイアログの活用を試してください。

システム印刷ダイアログを活用してプリンター設定を調整する手順

Windows標準のシステム印刷ダイアログを使用すると、プリンタードライバーの詳細な設定にアクセスできます。これは、特にフチなし印刷が必要な場合に有効です。

  1. Edgeの印刷プレビューを開く
    上記の手順でEdgeの印刷プレビュー画面を表示します。
  2. システム印刷ダイアログを開く
    プリンターの選択肢の下にある「システム印刷ダイアログを使用して印刷する」をクリックします。
  3. プリンターのプロパティを開く
    表示されたWindowsの印刷ダイアログで、印刷したいプリンターを選択し、「詳細設定」または「プロパティ」ボタンをクリックします。
  4. フチなし印刷を設定する
    プリンタードライバーの設定画面で、「フチなし印刷」や「拡大/縮小なし」といった項目を探し、有効にします。設定項目名はプリンターメーカーによって異なります。
  5. 設定を保存して印刷する
    設定を保存し、Windowsの印刷ダイアログに戻って「印刷」ボタンをクリックして印刷を実行します。

補足: Windows 10とWindows 11でダイアログのデザインが異なる場合があります。お使いのプリンターのマニュアルも参考にしてください。

実寸印刷ができない場合の追加チェック項目

上記の手順を試しても実寸印刷ができない場合、以下のような別の原因が考えられます。それぞれの対処法を確認してください。

WebページのCSSによる余白指定で余白が残ってしまう

原因: 印刷対象のWebページが、CSSというスタイルシート言語で印刷時の余白を強制的に指定している可能性があります。Edgeの設定よりもWebページの指定が優先されることがあります。

対処法: Edgeの印刷ダイアログで「背景のグラフィック」をオフにすることで、余白指定を含む一部のスタイルが適用されなくなる場合があります。また、「簡素化されたページ」オプションが利用可能であれば、これを試すことで余白が解消されることもあります。

EdgeのPDFビューアで「実際のサイズ」が選択肢にない

原因: PDFファイル自体に印刷制限が設定されているか、EdgeがPDFのサイズ情報を正しく読み取れていない可能性があります。PDFの内部構造に問題がある場合もあります。

対処法: PDFを一度ローカルストレージに保存し、Adobe Acrobat Readerなどの専用PDFビューアで開いて印刷を試してください。専用ビューアでは、印刷設定で「実際のサイズ」や「ページを拡大/縮小しない」といった詳細なオプションを選択できることが多いです。

プリンタードライバーが古い、または破損している

原因: お使いのプリンタードライバーが最新のEdgeやWindows 11に対応していない、またはドライバーファイルが破損している可能性があります。古いドライバーは予期せぬ印刷問題を引き起こすことがあります。

対処法: プリンターメーカーのウェブサイトから、お使いのプリンターとOSに対応する最新のプリンタードライバーをダウンロードし、インストールし直してください。Windows Updateで提供されるドライバーも確認し、必要に応じて更新を実行します。

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Edge内蔵印刷機能とシステム印刷機能の比較

Edgeには独自の印刷ダイアログと、Windows標準のシステム印刷ダイアログの二つの印刷経路があります。それぞれの特徴を理解して使い分けることが重要です。

項目 Edge内蔵印刷機能 システム印刷ダイアログ
特徴 Edgeの見た目に統合されている Windows標準の見た目を持つ
設定項目 簡易的な余白、拡大縮小、ヘッダーフッターなど プリンタードライバーの詳細設定をフル活用できる
対応フォーマット Webページ、Edgeで開いたPDF Edgeで開いたPDF、画像など、プリンターが対応する形式
詳細設定 限定的 プリンター固有のフチなし印刷、色調整、用紙種類など詳細設定が可能
利用シーン 簡易的なWebページの印刷 厳密なレイアウトやフチなし印刷が必要な場合

まとめ

Edgeで印刷プレビューに余白が自動追加される問題は、Edgeの印刷設定、PDFビューアの挙動、そしてプリンタードライバーの設定を適切に調整することで解決できます。

この記事で解説した「余白なし」設定や「実際のサイズ」オプション、そして「システム印刷ダイアログ」の活用により、思い通りの実寸印刷が実現できるでしょう。

業務資料や契約書など、正確なレイアウトが求められる文書の印刷に、これらの設定をぜひ活用してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。